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今日が最終回です❤️
座敷わらしの宿での撮影のあとは、ランチタイム⭐️
この日のお弁当は最初の日の夜にいただいた中華料理のお店のお弁当です。
ボリューム満点!とってもとってもとってもゴージャスで美味しかったです⭐️
自分でなかなかこの種類のおかずを作るって大変。
いろいろと食べれて元気チャージできました。
この後は漆見学ということで向かった先はこちら。
漆の器が日本らしく素晴らしいというのはなんとなくわかってはいたものの、詳しくお話を伺うのは初めてです。
素敵にディスプレイされたお店。
美しい漆の器が並んでいます。
漆を塗っている所の見学とお店の中を散策しているシーンも撮影されました。
↓ ↓ ↓
ここで漆を塗る作業をしている方々が実はとても若いのでびっくりしました。
漆についてのご説明をしていただきました。
時間をかけて丁寧に仕上げる漆。
使えば使うほど艶が増すそうです。
大事に使えば修理しながら一生使えるといいます。
何でも新しいものに買い換える時代ではなく、良いものを自分で納得して選んで使う。
そういうところが上質な暮らしにつながっていくのだなと感じます。
今まではどうしても数を揃えたくて、ある程度デザインが気に入れば値段と折り合いがつくものでに決めてしまっていましたがそういう自分もそろそろ卒業する時期だからこそのこういう機会に恵まれたのかもしれません。
この撮影を終えてイギリスに戻ってから改めて滴生舎さまのHPを拝見していたらいろ取り組みをされてて素晴らしいと思いました。
その中にふと見つけた「うるしびとの物語」のところにあった「第31回全国高等学校文芸コンクール」
小説部門 最優秀賞・文科大臣賞を受賞された岩手県立盛岡第三高等学校三年(当時)佐藤 薫乃さんの作品。
日本の伝統工芸は本当にたくさんあります。
漆に限らず後継者が少なくなっていく時代。
そんな中で自分がやらなかったら途絶えてしまうのではないかという気持ちと自分の人生を自由に生きてみたい。
そんな葛藤を抱いている若者もいるのではないかなと。
私はごく普通のサラリーマン家庭に生まれたので葛藤もなく、自分のやりたいことを見つけるでさえ時間がかかり、結局イギリスでそれを見つけることになったのですが。
この小説を読んでから滴生舎へ見学に行ってたらもっと深い気持ちで見学できたのだろうなとちょっぴり後悔しています。
これからはどこへ行くときもただ楽しいばかりではなく日本の誇る素晴らしい文化をもっと理解して行きたいと思いました。
その物語はこちらからご覧いただけます。
漆を塗る姿は日本の美そのもの。
快く迎え入れてくださっての撮影はとても貴重な時間になりました。
撮影を終えて、外に出るとうっすら雪景色。
ここでの撮影が最後になります。
短い時間でしたがたくさんの場所でロケをしてきた仲間とのお別れはとっても寂しい。
いつまでもここでの立ち話が尽きず・・・誰もがそろそろ行きましょうと言い出せず・・・(笑)
私たち東京に戻るチームは駅で南部美人のお酒を発見し、迷わずこ購入しました❤️
帰りの新幹線で南部せんべいをおつまみに(笑)キャンプの後夜祭って感じで思い出に浸り飲みました。
2泊3日とは思えないほどの盛りだくさんの二戸での時間。
たくさんの出会いもありました。
イギリスに住んでいる私は日本の皆様にはイギリスのお料理やライフスタイルを、イギリスをはじめとする海外の皆さんには日本の良さを伝えたい。その気持ちが届いての今回のお仕事でした。
これからもその気持ちを大切にしながら過ごしていきたいです。
長い日記を読んで頂きありがとうございました!
今回の撮影レポはこちらから動画にてご覧いただけます。
日本の素晴らしい場所がこちらのサイトにてご紹介されています。
海外の皆様向けですが日本人の私も知らない所がいっぱい。
ぜひぜひ皆様もご覧いただけたら嬉しいです!