YNSA(山元式新頭針療法)による難病治療 難病改善人冨田祥史(とみたよしふみ)のぶろぐ -265ページ目

自律神経19 低体温でも低下する免疫力

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。

前回は「体の冷えがあらゆる病気の元凶になる理由」というテーマでお話ししました。今回は「低体温でも低下する免疫力」というテーマでお話しします。

さて、当たり前のことですが、体が冷えると体温が下がり、体を温めると体温が上がります。体温を測ることで体がどれぐらい冷えているかがわかり、免疫力や自律神経のバランスもわかるのです。

体温を測定するとき、腋下(えきか)体温と深部(しんぶ)体温の2種類の測定法があるのをご存知でしょうか。腋下体温とは体の表面の温度で、腋の下に体温計を挟んで測る体温です。深部体温とは内臓の温度で、肛門に体温計を入れて測る体温です。
腋下体温は外気の影響を直接受けるので多少の変動がありますが、深部体温は外気の影響をそれほど受けません。つまり、その人の「本当の体温」は深部体温なのです。ちなみに、深部体温は腋下体温よりも1度ほど高めです。

最近、増えている低体温の人は、この深部体温が下がった状態だと考えてください。極端な例でいうと、雪山で遭難すると、体温が下がって低体温を起こします。さらに低体温が進んで内臓の温度が維持できなくなると、命を落とすことになるわけです。
もちろん、冬山や事故以外では低体温で命を落とすことはありません。一般的にいう低体温は、体温を一定に保つ恒温状態のレベルが低下して深部体温が下がり、内臓に流れる循環血液量が減少したために、内臓の働きが全般的に低下して、様々な症状が起こりやすい状態です。

起床直後にフトンの中で腋下体温を測ってみて、いつも36度を切っている状態なら、一般的にいうところの低体温だと考えてください。
実は、この36度以下の体温は交感神経を働きやすくし、副交感神経を働きにくくする温度なのです。だから、低体温のままでは自律神経のバランスが崩れて、血流が滞ってしまい、免疫力が低下してしまうのです。

今回はここまでです。次回は「体が温まると副交感神経が優位になる」というテーマでお話ししていきます。

自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10
TEL&FAX 06-6659-0207 Email: mail@ynsa-japan.com http://ynsa-osaka.com/

自律神経18 体の冷えがあらゆる病気の元凶になる理由

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。

前回は「リンパ球の数でわかる免疫力」というテーマでお話ししました。今回は「体の冷えがあらゆる病気の元凶になる理由」というテーマでお話しします。

さて、東洋医学では体の冷えを病気の元凶とみなし、「体が冷えて困るんです」という患者さんの訴えをとても重視します。ところが、西洋医学では、こうした訴えは、女性にありがちな体質として右から左に流されてしまいます。実際に体が冷たくてかなりの低体温でも、血液検査をして貧血でもなければ、問題なしとされるわけです。
しかし、体が常に冷たく、体温が常に低いのは間違いなく病的な状態で、体の冷えを改善せずして、病気は治らないのは紛れも無い事実です。

「冷え」がたくさんの症状や病気の原因になる理由をひと言でいえば、体が冷えることで血液の流れが悪くなるからです。そして、冷えるとなぜ血液の流れが悪くなるかというと、自律神経が冷えに反応するからです。

体は、「寒い、冷たい」といった、なにかしらの寒冷刺激を受けると、最初に交感神経が優位になって、手や足などの末梢部の動脈が収縮します。こうして動脈を収縮させて、血液を胸やお腹などの体幹部に集めて深部体温(内臓の温度)を維持し、大切な内臓を守ろうとする反応が起きます。この反応が、結果として全身の血流を悪くしてしまうわけです。

血液の流れが悪くなると内臓の機能が低下し、栄養物の吸収や老廃物の排泄が滞ります。また、免疫を担う白血球が全身の細胞に円滑に運ばれなくなって、免疫力が低下します。もちろん、免疫の主役であるリンパ球の数そのものが減少してしまうのです。このような事実が積み重なった結果、体が冷えていると体調を崩し、病気になりやすくなるのです。また、体が冷えている状態が続くことで交感神経が緊張し、自律神経のバランスもどんどん崩れていくのです。

交感神経が緊張すると、白血球の顆粒球が増えて、体内に活性酸素が増え、体を攻撃して痛みやしびれを引き起こします。交感神経が緊張して血管が収縮すると、内臓の機能や代謝機能が上手く働かなくなるので、体力が消耗しやすく、日々の体調がすぐれなくなるのです。だからこそ、体を温めて体調の回復をはかる必要があるのです。

今回はここまでです。次回は「低体温でも低下する免疫力」というテーマでお話ししていきます。

自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
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自律神経17 リンパ球の数でわかる免疫力

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。

前回は「交感神経が顆粒球を、副交感神経がリンパ球を支配する」というテーマでお話ししました。今回は「リンパ球の数でわかる免疫力」というテーマでお話しします。

さて、結局、私たちの体が持つ免疫力の強さは、副交感神経が働いているかどうかがカギを握り、副交感神経が支配するリンパ球の数によって決まるといえるでしょう。
実際に、病気になるとリンパ球の数は確実に減少し、病気が治癒に向かうと、その数が増え始めます。だから、血液中にリンパ球の数がどれくらいあるかが、病気と闘う免疫力を知るための大切な指標になるわけです。

血液1マイクロリットル中に含まれる白血球の数は通常5000~8000個。そのうち理想的なリンパ球の割合が35~42%。リンパ球の絶対数では2100~2500個と考えられています。両方の数値を満たすのは難しいため、どちらかを満たせば臨床的には免疫力が正しく働いていて、病気の予防や治癒ができる状態だと考えます。

病気や体調不良を抱える患者さんの血液を調べると、リンパ球が極端に少なくなっています。おまけに、リンパ球が少ないということは交感神経が緊張した状態なので、患者さん達は血流が悪く、体がとても冷えているのです。
しかし、自律神経免疫治療を行ってリンパ球の数が増えてくると、患者さんの全身の血流が回復し、体も温かくなり、病気が快復に向かいます。ですから、リンパ球の数の変化から、治療の効果がどれくらい出ているのかを知ることもできるのです。

リンパ球の状態は「白血球分画」の血液検査を申し出れば、どこの病院でも調べられますが、残念なことに、リンパ球を増やす自律神経免疫治療が受けられる医療機関は、まだわずかです。
そういう意味でも、病気になったときは、「自分で体を温める」などして減少したリンパ球を増やすことが、重要になってくるわけです。

今回はここまでです。次回は「体の冷えがあらゆる病気の元凶になる理由」というテーマでお話ししていきます。

自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
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