自律神経18 体の冷えがあらゆる病気の元凶になる理由 | YNSA(山元式新頭針療法)による難病治療 難病改善人冨田祥史(とみたよしふみ)のぶろぐ

自律神経18 体の冷えがあらゆる病気の元凶になる理由

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。

前回は「リンパ球の数でわかる免疫力」というテーマでお話ししました。今回は「体の冷えがあらゆる病気の元凶になる理由」というテーマでお話しします。

さて、東洋医学では体の冷えを病気の元凶とみなし、「体が冷えて困るんです」という患者さんの訴えをとても重視します。ところが、西洋医学では、こうした訴えは、女性にありがちな体質として右から左に流されてしまいます。実際に体が冷たくてかなりの低体温でも、血液検査をして貧血でもなければ、問題なしとされるわけです。
しかし、体が常に冷たく、体温が常に低いのは間違いなく病的な状態で、体の冷えを改善せずして、病気は治らないのは紛れも無い事実です。

「冷え」がたくさんの症状や病気の原因になる理由をひと言でいえば、体が冷えることで血液の流れが悪くなるからです。そして、冷えるとなぜ血液の流れが悪くなるかというと、自律神経が冷えに反応するからです。

体は、「寒い、冷たい」といった、なにかしらの寒冷刺激を受けると、最初に交感神経が優位になって、手や足などの末梢部の動脈が収縮します。こうして動脈を収縮させて、血液を胸やお腹などの体幹部に集めて深部体温(内臓の温度)を維持し、大切な内臓を守ろうとする反応が起きます。この反応が、結果として全身の血流を悪くしてしまうわけです。

血液の流れが悪くなると内臓の機能が低下し、栄養物の吸収や老廃物の排泄が滞ります。また、免疫を担う白血球が全身の細胞に円滑に運ばれなくなって、免疫力が低下します。もちろん、免疫の主役であるリンパ球の数そのものが減少してしまうのです。このような事実が積み重なった結果、体が冷えていると体調を崩し、病気になりやすくなるのです。また、体が冷えている状態が続くことで交感神経が緊張し、自律神経のバランスもどんどん崩れていくのです。

交感神経が緊張すると、白血球の顆粒球が増えて、体内に活性酸素が増え、体を攻撃して痛みやしびれを引き起こします。交感神経が緊張して血管が収縮すると、内臓の機能や代謝機能が上手く働かなくなるので、体力が消耗しやすく、日々の体調がすぐれなくなるのです。だからこそ、体を温めて体調の回復をはかる必要があるのです。

今回はここまでです。次回は「低体温でも低下する免疫力」というテーマでお話ししていきます。

自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
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