自律神経28 ぐっすり眠れる湯たんぽの当て方
こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。
前回は「免疫力を高める湯たんぽの使い方」というテーマでお話ししました。今回は「ぐっすり眠れる湯たんぽの当て方」というテーマでお話しします。
さて、免疫力を高めるためには、日中の湯たんぽで体を温める方法を勧めていますが、もちろん就寝時に湯たんぽをフトンに入れて、体の冷えや不眠を解消することも大切です。
ただし、湯たんぽをずっと足元に置いておくという使い方では、自律神経や血流が効果的に働いてくれません。また、最初から足元に置いたままでは、体の冷え取り効果もそれほど期待できないのです。
寝付くときには、自律神経と血流の働きによって、最初に内臓を循環する血液量がふえてお腹が温まります。その温かい血流が全身を巡り、手足などの末端が温まって、お腹の温度が下がったころに眠りにつくようになっています。
この温度の変化を湯たんぽを利用して再現してほしいのです。
まず入浴前に、体を湯たんぽで加熱しておきます。そして、入浴前に用いた湯たんぽをフトンのお尻の位置に置いてから入浴します。入浴中に湯たんぽの熱がフトンにつたわり、就寝時にはお尻が温かくて気持よく寝付けるでしょう。
より一層気持ちよく眠れる方法としては、フトンに入ったら、お腹の温度を上げるために湯たんぽをお腹の上にのせます。ある程度温まってきたら、鼠径部(そけいぶ:もものつけ根)まで下ろします。鼠径部の皮膚の表面近くには、つま先まで血液が流れる鼠径動脈が走っているため、足先まで温まるのです。
ほとんどの場合、この段階で眠くなってきますが、まだ不十分なら湯たんぽを二の腕近くに置いて温めます。熱いようでしたら、フトンをはがさないように体から離して置いてください。
湯たんぽをのせる時間は限定はできませんが、くれぐれも汗をかくまで温めないこと。のせている部位がほんわかする程度に温まったら次に移動します。
また、湯たんぽの素材とお湯の温度にもよりますが、フトンの中で湯たんぽが冷めるまでは4〜6時間かかります。この方法なら体が十分に温まるので、お湯が冷めても途中で睡眠が妨げられることはありません。
今回はここまでです。次回は「湯たんぽで痛みやトラブルを解消」というテーマでお話ししていきます。
自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10
TEL&FAX 06-6659-0207 Email: mail@ynsa-japan.com http://ynsa-osaka.com/
前回は「免疫力を高める湯たんぽの使い方」というテーマでお話ししました。今回は「ぐっすり眠れる湯たんぽの当て方」というテーマでお話しします。
さて、免疫力を高めるためには、日中の湯たんぽで体を温める方法を勧めていますが、もちろん就寝時に湯たんぽをフトンに入れて、体の冷えや不眠を解消することも大切です。
ただし、湯たんぽをずっと足元に置いておくという使い方では、自律神経や血流が効果的に働いてくれません。また、最初から足元に置いたままでは、体の冷え取り効果もそれほど期待できないのです。
寝付くときには、自律神経と血流の働きによって、最初に内臓を循環する血液量がふえてお腹が温まります。その温かい血流が全身を巡り、手足などの末端が温まって、お腹の温度が下がったころに眠りにつくようになっています。
この温度の変化を湯たんぽを利用して再現してほしいのです。
まず入浴前に、体を湯たんぽで加熱しておきます。そして、入浴前に用いた湯たんぽをフトンのお尻の位置に置いてから入浴します。入浴中に湯たんぽの熱がフトンにつたわり、就寝時にはお尻が温かくて気持よく寝付けるでしょう。
より一層気持ちよく眠れる方法としては、フトンに入ったら、お腹の温度を上げるために湯たんぽをお腹の上にのせます。ある程度温まってきたら、鼠径部(そけいぶ:もものつけ根)まで下ろします。鼠径部の皮膚の表面近くには、つま先まで血液が流れる鼠径動脈が走っているため、足先まで温まるのです。
ほとんどの場合、この段階で眠くなってきますが、まだ不十分なら湯たんぽを二の腕近くに置いて温めます。熱いようでしたら、フトンをはがさないように体から離して置いてください。
湯たんぽをのせる時間は限定はできませんが、くれぐれも汗をかくまで温めないこと。のせている部位がほんわかする程度に温まったら次に移動します。
また、湯たんぽの素材とお湯の温度にもよりますが、フトンの中で湯たんぽが冷めるまでは4〜6時間かかります。この方法なら体が十分に温まるので、お湯が冷めても途中で睡眠が妨げられることはありません。
今回はここまでです。次回は「湯たんぽで痛みやトラブルを解消」というテーマでお話ししていきます。
自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10
TEL&FAX 06-6659-0207 Email: mail@ynsa-japan.com http://ynsa-osaka.com/
自律神経27 免疫力を高める「湯たんぽ」の使い方
こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。
前回は「最強の体温めアイテム 湯たんぽ」というテーマでお話ししました。今回は「免疫力を高める湯たんぽの使い方」というテーマでお話しします。
さて、湯たんぽをどのように使って体を温めれば効果的なのでしょう。
お勧めは、朝から1日中湯たんぽを使うことです。
大きな筋肉が集中している4つの部位「1.お腹、2.太ももの前面、3.お尻、4.二の腕」の順番に温めていく方法が効果的です。
大きな筋肉は、冷えている傾向がありますが、その一方で外から熱を加えると熱を吸収しやすい傾向もあるのです。この4カ所を集中的に温めると、吸収された熱で全身の血流が改善し、副交感神経が優位になって免疫力が高まります。
とくに、湯たんぽでお腹やお尻を温めると、内臓の温度が上がって深部体温が上昇します。また、太ももや二の腕は太い動脈が縦に走っているために、ここを加熱することは末端の冷えを解消する大きなポイントです。太ももの前面に湯たんぽをのせると足先が温まり、二の腕にのせると指先までポカポカするのが実感できるでしょう。
では、実際にはどのように温めればいいのでしょうか?
実は温め方はとても簡単です。
イスに腰掛けて、4ヶ所を次の順番で温めていきましょう。
1.お腹
イスに腰掛けて湯たんぽをお腹の上で抱えて、お腹と一緒に手も温める。
2.太ももの前面
湯たんぽを太ももにのせて、ときどき位置をずらしながら太ももの前面をくまなく温める。
3.お尻
湯たんぽをイスの背に立てかけて、腰からお尻にかけてを温める。
4.二の腕
湯たんぽをテーブルや机の上において頬杖をついて、左右の二の腕を温める。
各部位の加熱時間は3〜10分。「あと5分も当てていたら汗をかきそう」と感じたら、次の部位に移動させます。1ヶ所に長く当てて汗をかくまで温めると、むしろ体が冷えてしまいます。汗をかく前に、タイミングよく湯たんぽの位置を変えるのがポイントです。
お湯が冷めたら入れ替えて、2〜3巡してもいいのです。湯たんぽを使用する際は、やけど防止のために必ず専用のカバーに入れるようにしましょう。また、湯たんぽを体にのせる場合も、当てる場合も、地肌ではなく、必ず衣類の上からにしてください。
今回はここまでです。次回は「ぐっすり眠れる湯たんぽの当て方」というテーマでお話ししていきます。
自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10
TEL&FAX 06-6659-0207 Email: mail@ynsa-japan.com http://ynsa-osaka.com/
前回は「最強の体温めアイテム 湯たんぽ」というテーマでお話ししました。今回は「免疫力を高める湯たんぽの使い方」というテーマでお話しします。
さて、湯たんぽをどのように使って体を温めれば効果的なのでしょう。
お勧めは、朝から1日中湯たんぽを使うことです。
大きな筋肉が集中している4つの部位「1.お腹、2.太ももの前面、3.お尻、4.二の腕」の順番に温めていく方法が効果的です。
大きな筋肉は、冷えている傾向がありますが、その一方で外から熱を加えると熱を吸収しやすい傾向もあるのです。この4カ所を集中的に温めると、吸収された熱で全身の血流が改善し、副交感神経が優位になって免疫力が高まります。
とくに、湯たんぽでお腹やお尻を温めると、内臓の温度が上がって深部体温が上昇します。また、太ももや二の腕は太い動脈が縦に走っているために、ここを加熱することは末端の冷えを解消する大きなポイントです。太ももの前面に湯たんぽをのせると足先が温まり、二の腕にのせると指先までポカポカするのが実感できるでしょう。
では、実際にはどのように温めればいいのでしょうか?
実は温め方はとても簡単です。
イスに腰掛けて、4ヶ所を次の順番で温めていきましょう。
1.お腹
イスに腰掛けて湯たんぽをお腹の上で抱えて、お腹と一緒に手も温める。
2.太ももの前面
湯たんぽを太ももにのせて、ときどき位置をずらしながら太ももの前面をくまなく温める。
3.お尻
湯たんぽをイスの背に立てかけて、腰からお尻にかけてを温める。
4.二の腕
湯たんぽをテーブルや机の上において頬杖をついて、左右の二の腕を温める。
各部位の加熱時間は3〜10分。「あと5分も当てていたら汗をかきそう」と感じたら、次の部位に移動させます。1ヶ所に長く当てて汗をかくまで温めると、むしろ体が冷えてしまいます。汗をかく前に、タイミングよく湯たんぽの位置を変えるのがポイントです。
お湯が冷めたら入れ替えて、2〜3巡してもいいのです。湯たんぽを使用する際は、やけど防止のために必ず専用のカバーに入れるようにしましょう。また、湯たんぽを体にのせる場合も、当てる場合も、地肌ではなく、必ず衣類の上からにしてください。
今回はここまでです。次回は「ぐっすり眠れる湯たんぽの当て方」というテーマでお話ししていきます。
自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10
TEL&FAX 06-6659-0207 Email: mail@ynsa-japan.com http://ynsa-osaka.com/
自律神経26 最強の体温めアイテム 湯たんぽ
こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。
前回は「アンチエイジングも体を温めることから」というテーマでお話ししました。今回は「最強の体温めアイテム 湯たんぽ」というテーマでお話しします。
さて、温熱器具なら他にもたくさんありそうなもの。なぜ、今更湯たんぽなのかと、疑問に思われる人も多いでしょう。
実は湯たんぽには、私たちの体にとって都合のいい温熱効果が揃っているのです。
81〜100度に沸かしたお湯を容器に入れて、その熱量を利用して体を外側から加熱する、これが湯たんぽの役目です。人間の体は約7割が水分でできていて、それを外側から温めるには、かなりの熱量が必要になります。湯たんぽの熱量は、温熱器具の中でもズバ抜けて高いのです。
標準的な2リットル入りの湯たんぽ、に、100度の熱湯を入れた場合の体を温めるパワーとしては、130,000カロリーもの熱量があります。これに対し、石油ファンヒーターの熱量が2,500〜3,500カロリー、ガスストーブが6,000カロリー、55ワットの電気毛布が47,500カロリーです。しかも、石油ファンヒーターやガスストーブ、電気毛布は1時間あたりの産熱量なので、瞬間的に体を温める働きは、湯たんぽの方がはるかに強力であることがおわかりいただけるでしょう。
さらには、この湯たんぽが時間とともに冷めていくところが重要です。
湯たんぽをフトンに入れて寝ると、その中で湯たんぽが空気の層を作って体温を上げて眠りやすくし、そして眠りについた後は湯たんぽのお湯が少しずつ冷めていきます。お湯が少しずつ冷めていく温度変化が、「入眠とともに体温が上がって副交感神経が優位になり、眠っている間に段階的に体温が下がっていき、朝になると交感神経が優位になって目が覚める」という自律神経の睡眠リズムに合っているのです。
湯たんぽだと、体のリズムに即した状態で加熱されるので、血流もなだらかに回復していきます。
体を長時間加熱し続けると汗が出ます。汗が出るまで温めると、気化熱で体が冷えて交感神経が優位になり、血流が悪くなります。朝まで高温のままの電気毛布で寝るのは、血流にとっては逆効果で、体が乾燥してしまいます。湯たんぽなら、体が乾燥する心配もありません。
また、湯たんぽはプラスチック製、トタン製、銅製、陶器製、ウエットスーツ素材製などさまざまな種類がありますが、ごく一般的なプラスチック製の湯たんぽなら500〜1000円程度で購入できます。こういう経済的なところも、湯たんぽのメリットでしょう。
湯たんぽは、コンセントにつなぐ必要もなく、停電になっても大丈夫。膝の上にのせたり抱えたりできる「程よい大きさ」なので、加熱する部位を自在に変えることができます。そのために、体の冷えが集中する大きな筋肉を集中して温めることができるのです。
大きな筋肉は冷えやすく、熱を吸収しやすくなっているため、そこを十分に温めることで全身の血流がよくなり、加熱を繰り返しているうちに冷えの悪循環を断ちきることができます。
就寝時だけでなく、日中に湯たんぽを使って大きな筋肉を温めることは、免疫力の強化や病気の治療に大いに役立つのです。
今回はここまでです。次回は「免疫力を高める湯たんぽの使い方」というテーマでお話ししていきます。
自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10
TEL&FAX 06-6659-0207 Email: mail@ynsa-japan.com http://ynsa-osaka.com/
前回は「アンチエイジングも体を温めることから」というテーマでお話ししました。今回は「最強の体温めアイテム 湯たんぽ」というテーマでお話しします。
さて、温熱器具なら他にもたくさんありそうなもの。なぜ、今更湯たんぽなのかと、疑問に思われる人も多いでしょう。
実は湯たんぽには、私たちの体にとって都合のいい温熱効果が揃っているのです。
81〜100度に沸かしたお湯を容器に入れて、その熱量を利用して体を外側から加熱する、これが湯たんぽの役目です。人間の体は約7割が水分でできていて、それを外側から温めるには、かなりの熱量が必要になります。湯たんぽの熱量は、温熱器具の中でもズバ抜けて高いのです。
標準的な2リットル入りの湯たんぽ、に、100度の熱湯を入れた場合の体を温めるパワーとしては、130,000カロリーもの熱量があります。これに対し、石油ファンヒーターの熱量が2,500〜3,500カロリー、ガスストーブが6,000カロリー、55ワットの電気毛布が47,500カロリーです。しかも、石油ファンヒーターやガスストーブ、電気毛布は1時間あたりの産熱量なので、瞬間的に体を温める働きは、湯たんぽの方がはるかに強力であることがおわかりいただけるでしょう。
さらには、この湯たんぽが時間とともに冷めていくところが重要です。
湯たんぽをフトンに入れて寝ると、その中で湯たんぽが空気の層を作って体温を上げて眠りやすくし、そして眠りについた後は湯たんぽのお湯が少しずつ冷めていきます。お湯が少しずつ冷めていく温度変化が、「入眠とともに体温が上がって副交感神経が優位になり、眠っている間に段階的に体温が下がっていき、朝になると交感神経が優位になって目が覚める」という自律神経の睡眠リズムに合っているのです。
湯たんぽだと、体のリズムに即した状態で加熱されるので、血流もなだらかに回復していきます。
体を長時間加熱し続けると汗が出ます。汗が出るまで温めると、気化熱で体が冷えて交感神経が優位になり、血流が悪くなります。朝まで高温のままの電気毛布で寝るのは、血流にとっては逆効果で、体が乾燥してしまいます。湯たんぽなら、体が乾燥する心配もありません。
また、湯たんぽはプラスチック製、トタン製、銅製、陶器製、ウエットスーツ素材製などさまざまな種類がありますが、ごく一般的なプラスチック製の湯たんぽなら500〜1000円程度で購入できます。こういう経済的なところも、湯たんぽのメリットでしょう。
湯たんぽは、コンセントにつなぐ必要もなく、停電になっても大丈夫。膝の上にのせたり抱えたりできる「程よい大きさ」なので、加熱する部位を自在に変えることができます。そのために、体の冷えが集中する大きな筋肉を集中して温めることができるのです。
大きな筋肉は冷えやすく、熱を吸収しやすくなっているため、そこを十分に温めることで全身の血流がよくなり、加熱を繰り返しているうちに冷えの悪循環を断ちきることができます。
就寝時だけでなく、日中に湯たんぽを使って大きな筋肉を温めることは、免疫力の強化や病気の治療に大いに役立つのです。
今回はここまでです。次回は「免疫力を高める湯たんぽの使い方」というテーマでお話ししていきます。
自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10
TEL&FAX 06-6659-0207 Email: mail@ynsa-japan.com http://ynsa-osaka.com/