自律神経26 最強の体温めアイテム 湯たんぽ
こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。
前回は「アンチエイジングも体を温めることから」というテーマでお話ししました。今回は「最強の体温めアイテム 湯たんぽ」というテーマでお話しします。
さて、温熱器具なら他にもたくさんありそうなもの。なぜ、今更湯たんぽなのかと、疑問に思われる人も多いでしょう。
実は湯たんぽには、私たちの体にとって都合のいい温熱効果が揃っているのです。
81〜100度に沸かしたお湯を容器に入れて、その熱量を利用して体を外側から加熱する、これが湯たんぽの役目です。人間の体は約7割が水分でできていて、それを外側から温めるには、かなりの熱量が必要になります。湯たんぽの熱量は、温熱器具の中でもズバ抜けて高いのです。
標準的な2リットル入りの湯たんぽ、に、100度の熱湯を入れた場合の体を温めるパワーとしては、130,000カロリーもの熱量があります。これに対し、石油ファンヒーターの熱量が2,500〜3,500カロリー、ガスストーブが6,000カロリー、55ワットの電気毛布が47,500カロリーです。しかも、石油ファンヒーターやガスストーブ、電気毛布は1時間あたりの産熱量なので、瞬間的に体を温める働きは、湯たんぽの方がはるかに強力であることがおわかりいただけるでしょう。
さらには、この湯たんぽが時間とともに冷めていくところが重要です。
湯たんぽをフトンに入れて寝ると、その中で湯たんぽが空気の層を作って体温を上げて眠りやすくし、そして眠りについた後は湯たんぽのお湯が少しずつ冷めていきます。お湯が少しずつ冷めていく温度変化が、「入眠とともに体温が上がって副交感神経が優位になり、眠っている間に段階的に体温が下がっていき、朝になると交感神経が優位になって目が覚める」という自律神経の睡眠リズムに合っているのです。
湯たんぽだと、体のリズムに即した状態で加熱されるので、血流もなだらかに回復していきます。
体を長時間加熱し続けると汗が出ます。汗が出るまで温めると、気化熱で体が冷えて交感神経が優位になり、血流が悪くなります。朝まで高温のままの電気毛布で寝るのは、血流にとっては逆効果で、体が乾燥してしまいます。湯たんぽなら、体が乾燥する心配もありません。
また、湯たんぽはプラスチック製、トタン製、銅製、陶器製、ウエットスーツ素材製などさまざまな種類がありますが、ごく一般的なプラスチック製の湯たんぽなら500〜1000円程度で購入できます。こういう経済的なところも、湯たんぽのメリットでしょう。
湯たんぽは、コンセントにつなぐ必要もなく、停電になっても大丈夫。膝の上にのせたり抱えたりできる「程よい大きさ」なので、加熱する部位を自在に変えることができます。そのために、体の冷えが集中する大きな筋肉を集中して温めることができるのです。
大きな筋肉は冷えやすく、熱を吸収しやすくなっているため、そこを十分に温めることで全身の血流がよくなり、加熱を繰り返しているうちに冷えの悪循環を断ちきることができます。
就寝時だけでなく、日中に湯たんぽを使って大きな筋肉を温めることは、免疫力の強化や病気の治療に大いに役立つのです。
今回はここまでです。次回は「免疫力を高める湯たんぽの使い方」というテーマでお話ししていきます。
自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10
TEL&FAX 06-6659-0207 Email: mail@ynsa-japan.com http://ynsa-osaka.com/
前回は「アンチエイジングも体を温めることから」というテーマでお話ししました。今回は「最強の体温めアイテム 湯たんぽ」というテーマでお話しします。
さて、温熱器具なら他にもたくさんありそうなもの。なぜ、今更湯たんぽなのかと、疑問に思われる人も多いでしょう。
実は湯たんぽには、私たちの体にとって都合のいい温熱効果が揃っているのです。
81〜100度に沸かしたお湯を容器に入れて、その熱量を利用して体を外側から加熱する、これが湯たんぽの役目です。人間の体は約7割が水分でできていて、それを外側から温めるには、かなりの熱量が必要になります。湯たんぽの熱量は、温熱器具の中でもズバ抜けて高いのです。
標準的な2リットル入りの湯たんぽ、に、100度の熱湯を入れた場合の体を温めるパワーとしては、130,000カロリーもの熱量があります。これに対し、石油ファンヒーターの熱量が2,500〜3,500カロリー、ガスストーブが6,000カロリー、55ワットの電気毛布が47,500カロリーです。しかも、石油ファンヒーターやガスストーブ、電気毛布は1時間あたりの産熱量なので、瞬間的に体を温める働きは、湯たんぽの方がはるかに強力であることがおわかりいただけるでしょう。
さらには、この湯たんぽが時間とともに冷めていくところが重要です。
湯たんぽをフトンに入れて寝ると、その中で湯たんぽが空気の層を作って体温を上げて眠りやすくし、そして眠りについた後は湯たんぽのお湯が少しずつ冷めていきます。お湯が少しずつ冷めていく温度変化が、「入眠とともに体温が上がって副交感神経が優位になり、眠っている間に段階的に体温が下がっていき、朝になると交感神経が優位になって目が覚める」という自律神経の睡眠リズムに合っているのです。
湯たんぽだと、体のリズムに即した状態で加熱されるので、血流もなだらかに回復していきます。
体を長時間加熱し続けると汗が出ます。汗が出るまで温めると、気化熱で体が冷えて交感神経が優位になり、血流が悪くなります。朝まで高温のままの電気毛布で寝るのは、血流にとっては逆効果で、体が乾燥してしまいます。湯たんぽなら、体が乾燥する心配もありません。
また、湯たんぽはプラスチック製、トタン製、銅製、陶器製、ウエットスーツ素材製などさまざまな種類がありますが、ごく一般的なプラスチック製の湯たんぽなら500〜1000円程度で購入できます。こういう経済的なところも、湯たんぽのメリットでしょう。
湯たんぽは、コンセントにつなぐ必要もなく、停電になっても大丈夫。膝の上にのせたり抱えたりできる「程よい大きさ」なので、加熱する部位を自在に変えることができます。そのために、体の冷えが集中する大きな筋肉を集中して温めることができるのです。
大きな筋肉は冷えやすく、熱を吸収しやすくなっているため、そこを十分に温めることで全身の血流がよくなり、加熱を繰り返しているうちに冷えの悪循環を断ちきることができます。
就寝時だけでなく、日中に湯たんぽを使って大きな筋肉を温めることは、免疫力の強化や病気の治療に大いに役立つのです。
今回はここまでです。次回は「免疫力を高める湯たんぽの使い方」というテーマでお話ししていきます。
自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10
TEL&FAX 06-6659-0207 Email: mail@ynsa-japan.com http://ynsa-osaka.com/