(その1から つづき)

イエス・キリストに従って、どんな人でも受け入れ、愛し、大切にし続けようとするのですが失敗続きです。
どうしても「慣れていたものの考え方」が出てきてしまいます。

失敗を繰り返した後で気づくのです。

「いやあ~~~っ またやっちゃった…」

彼の言葉をそのまま引用します。

「わたしの五体にはもう一つの法則があって心の法則と戦い、わたしを、五体の内にある罪の法則のとりこにしているのが分かります。わたしはなんとみじめな人間なのでしょう。死に定められたこの体から、だれがわたしを救ってくれるでしょうか」(23~24節)

絶望しているようにも聞こえますが、この後でうれしいことを言ってくれています。

「わたしたちの主イエス・キリストを通して神に感謝いたします。このように、わたし自身は心では神の律法に仕えていますが、肉では罪の法則に仕えているのです。従って、今や、キリスト・イエスに結ばれている者は、罪に定められることはありません。キリスト・イエスによって命をもたらす霊の法則が、罪と死との法則からあなたを解放したからです」(25節~8章2節)

失敗やまちがいをくりかえすことを神様は十分すぎるほど分かっておられます。

イエス・キリストが復活して神様の愛、受け入れ、ゆるしを伝えたのは、取り返しのつかない失敗をする「前の」人ではなく、「もうしてしまった後の」人でした。

「悔い改め」は、「『自分が悪んいんです』って言っていつまでも落ち込んでいること」ではありません。
「方向転換」です。

自己チュウな考え方に気づいたら、そこから方向転換して生き直しです。

方向転換するあなたを神様は全力で支えて下さいます。
神様の宝物として生きられるように愛して支え続けて下さいます。