無計画旅行・北海道編21

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平成29年7月27日(木) 午前6時30分

 


皆さま御存知「ラジオ体操の歌」で強制起床しました


昨晩泊まった道の駅「ほっと♡はぼろ」(羽幌町)
駐車場にバラ園と芝生広場が隣接しているのですが


どうやら、ご近所の朝のラジオ体操の会場だったようです

想定以上の早起きになってしまいました


羽幌町では、行ってみたいお店があるのですが
11時開店のため、まだ時間がかなりあるので
それまで、どこか見に行きますか・・・

 


ということで、羽幌市街から20キロ離れた山中にある
「築別炭鉱跡」に来ました

朝から廃墟見物ってのも、なんですが


一応、羽幌町の観光紹介でも掲載されてますので
でもこの手の場所は、だいたい「心霊スポット」とか言われてるんですよね

 

・・・後でネットで調べたら案の定、心霊スポットとして有名な場所みたいでした
・・・写真やドライブレコーダーに変なモノ、映ってなきゃいいけど・・・

 

こちら、鉱山病院跡

 

住宅跡ですが
草木で覆われて、もはや自然と一体化しつつありますね
でも、看板には映画「幸福の黄色いハンカチ」のロケで使われたとか書いてます

 

太陽小学校跡です
鉱山の最盛期は、たくさんの児童が通っていたのでしょう

 

ということで、時間調整のための?廃墟見物も終わり、羽幌市街に戻ってきました
お目当ての店はこちら「北のにしん屋さん」さんであります

見ての通り海鮮料理店ですが、ネタの盛りが良いということなので
さっそく入店して、その真偽を確かめてみます

 

 

 

羽幌町は、甘エビの水揚量日本一ということなので

ならば日本一の甘エビの実力を見せてもらうべく「甘エビ丼」を注文
見てくださいませ、下の米が見えないほどに盛られた甘エビの量を

 


甘エビ丼で満たされ、羽幌町を後にします
オロロンラインを南下し、隣の苫前町に入りました


道の駅「ふW(ふわっと)とままえ」で小休止かねて
観光スポットの情報収集です

ここの道の駅も、入浴施設併設なのですが
まだ正午過ぎで風呂には早すぎるので、足湯だけ入らせてもらいます
海沿いだから、夕暮れ時の景色が良さそうですね、ここも

 


どうやら苫前町は熊との因縁が深いようです
獣害史上最悪の事件と言われる「三毛別羆事件」のご当地とのことで
復元された事件現場があるようなので
(現在地から約30キロ離れた山中らしいですが)行ってみます


苫前市街を抜けて、通称「ベアーロード」を、山方向へずっと走ります

 


途中で、事件の慰霊碑が設置された三渓神社がありましたので
亡くなられた方々のご冥福と、
私が旅行中にヒグマに遭遇しないよう、お願いしていきます

 


幅員が狭くなり、砂利道になりました

 

「現場まで200m」の表示
ようやく到着ですね

 


こちらが、「三毛別羆事件」の復元現場です
野次馬感覚で来てしまいましたが

 


北海道来てから「クマ注意」の看板等は随分見てきましたが
実際の事件現場だけに、説得力が違います

 

羆事件再現現場から再び、ベアーロードを苫前市街へ戻ります
ベアーロードのいたるところでこのイラストあるのですが
「ベアーロード」の名前の由来が、凄惨極まりない事件であることを思うと
愛くるしいイラストとのギャップに、何とも表現しがたいものを感じてしまいます

 


市街地に戻り、苫前郷土資料館にきました
建物は、旧町役場の庁舎だったそうです

 


目印は、これまた愛くるしい熊さんの看板です

 


こちらでも、羆関係の資料が多かったですね
町にとって、やはり羆事件は特別なものなのでしょう
こちらにも、再現場面などがありました

 

史上最大の羆「北海太郎」のはく製です

体調2.4m、体重500キロ・・・

 

たしかに、山でこんなの出くわしたら
もう諦めるしかないですね

 

北海道に来て、
「いいネタ話になるから熊でも、見てみたいな~」
なんてちょっとは思っていましたが、
苫前に来て、改めて獣の恐ろしさを認識しましたよ

まあ、浦河や知床で遠目からですが見れたので、もう十分かと・・・

 

苫前を出て、小平町にきました
道の駅「おびら鰊番屋」で休憩していきます
番屋をイメージした、個性的な建物ですね

 


と思ったら、同じ敷地内に本物の大きな番屋が隣接していました
本物の重要文化財とは(有料ですが、中に入って見物可です)

 


時間は、18時すぎました
道の駅の観光資料で見かけて、
なんとなく見てみようかと思って
20キロ以上山方向へ入り、小平ダムまで来てしまいました

 


カモノハシリュウと、クビナガリュウの巨大オブジェです

 


クビナガさん、ちょっと顔こわいです

 

思いつきでけっこう山のほうへ来てしまいました
当初は海沿いに留萌あたりまで行き、そこから旭川方面へ、と思ってましたが
ここまできたら道北の内地へ行って
そこから南下して旭川に行く、に変更しましょう

 

暗くなりましたが、山越えで名寄の道の駅を目指します
途中で、日向温泉(士別市)があったので風呂を済ませていきます

北海道は、入浴施設とコンビニ(セイコーマート)が
旅行者にはありがたい絶妙な位置に配置してあって、助かります

 


ということで名寄市の道の駅「もち米の里☆なよろ」に到着し
本日の活動終了です

約250キロと、けっこう距離は走ったのですが
南下して留萌の手前まで行くも内地に入って北上しちゃいました

ひとまず、旭川を目指してみますか・・・