まず最初にお知らせです。
以前、私自身の糖尿病対策に関する記事を何回かに分けて書きましたが、その中で「自然塩を溶かした水を毎日飲む」という方法を実践するに当たって直接的に参考にした「糖尿病からの生還(阿部進著)」という書籍を紹介しております。
この書籍は平成4年に出版されたものであり、残念ながら著者の阿部進氏、そして画期的な治療法を実践されていた三木一郎先生のお二人とも、既に鬼籍に入られています。
私がアマゾンで購入した際には、幸いそれほど高額ではありませんでしたが、現在出回っている数自体少ないでしょうし、手に入れようとするならば、それなりのお値段になってしまう可能性が高いです。
しかし実は現在、その書籍の内容をそのまま丸ごと全部!ブログにアップするという荒行にチャレンジされている方がおられます(!)
こちらの方は、実は当方の糖尿病の記事にコメントを頂いた方なのですが、そもそも私が取り組む以前にご自身が実践され、その経過も記事にされていますので、既に糖尿病でお悩みの方も予備軍の方も、是非ともご確認なさってみて下さい。
※本業その他の記事と平行して書かれています。先が気になっても決して急かさないようにお願いします。また書籍の内容に関して何かご質問などおありの場合は、極力私の方にお願いします。(とは言え、込み入った質問や個人的な問題には何もお答えできないと思いますが…)
それではここから本題です。
一昨年に網膜剥離を発症し、また糖尿病の宣告を正式に(?)受けたことを切っ掛けに、しばらくは健康に関する多くの動画を見ていました。(関連動画が幾つも出てくるもので次々と…)
具体的には、専門の医師の方が最新医療に関して紹介するもの、また日常生活で注意すべきこと、そして特定の書籍の内容や食材の効能などをまとめて紹介するものなどですが、専門的な内容のものは別として、多くの内容が、かなりの部分で重複していたように思います。
簡単かつ強引に言ってしまいますと、例えば目の健康を守るために必要(有益)なことと、肝臓や腎臓を守るために必要なこと、または糖尿病や脳梗塞、そして認知症などといった特定の疾患を防ぐために気をつけなけれならないことは、結局どれもみな「似たり寄ったり」なのです。
血圧や血糖値を適正範囲におさめるために〇〇を積極的に摂る(または控える)、ストレスを溜め込まないように注意する、適度な運動を心がける…
既に何らかの疾患を患っている方の場合は、また個別に注意すべきことはあるとしても、基本はどれも同じようなことです。
今更言うまでもなく人間の身体は、(個別の役割を持っているとは言え)
「血管から送られてくる栄養分によって生命活動を維持している臓器の集合体」
であるわけですから、どの部位であろうが、その機能を正常に保つために大切なことというのは、どうしたってある程度共通する内容になるのは当然であると言えます。
臓器による多少の差、そこにまた個人差というものも存在はしますが、例えば肝臓にとって最も大切な栄養素があるとするならば、それが胃腸にはもの凄く害になる、というような弊害は、基本的にはないのです。
ここで話は変わりますが、自分がお伝えしている施術法というのは、至ってシンプルなものであると何度か書いてきました。
それは、例えば整体の手技を紹介する動画でよく見られる、
「まず先に患者さんが、その手技を行うために必要となる特定の姿勢になってから、ピンポイントで狙った筋肉にアプローチする」
「直接的な刺激を与える部位の他に、もう一ヵ所何らかの形で触れておかなければいけない部位がある(そのどちらも正確な部位でないとダメ)」
というやり方が殆どないということもありますが、根本的な理由として、特に最近私が知人に対してメインで使う幾つかの手技は、部位や表面的な症状とは、「関係ない」からです。
※膝関節と股関節については、単純ながら事前に矯正しやすい姿勢をとってもらいます。
具体例を挙げますと、上部頸椎と腰椎の矯正は同じ方法(同じ姿勢)ですし、腹部や頭部、または腰部といったところに全く同じ施術をすることも珍しくありません。パッと見、何かの施術をしているようには見えないとは思いますが。
これはカイロプラクティックや筋肉にアプローチすることが多い一般的な整体だけをやってこられた先生からすると、意味がよく分からないことなのかもしれません。
しかし、体に害をなす(症状を出す)要因というものから考えれば、別に不思議でも何でもありません。
筋肉の緊張、マイナスエネルギー(いわゆる“邪気”とでも表現すべきもの)、レントゲンによる検査では異常とはみなされない、微妙に変位した椎骨、チャクラや経穴(氣の流れ)の問題など、幾つかのパターンはありますが、部位が違っても、「やること」は全く同じです。
そこで何か特別ややこしい?姿勢をとらなければ効果が発揮出来ない、などということはないのです。
「そんな単純で、誰でも出来るようなことで済むなら苦労はしないよ(笑)」
と思われる方が多いと思うのですが、そんな簡単なことで済む場合が決して少なくないのに、わざわざ苦労している方が無茶苦茶に多いのが現実なのです。
・・・・・・・・・・・・
最初に紹介した阿部進氏の書籍ですが、当時糖尿病から各種の癌やアトピーなど、多くの疾患を事実上の完治にまで導かれていた三木一郎先生の治療法は、各疾患や患者さんの状態によって多少の違いはあるとしても、基本的には同じでした。
血液学を徹底的に学ばれた結果の結論として、
とにもかくにもまずは血液(血管)をきれいにし、そこに必要な栄養分だけを適量流す(と、身体は否応なしに状態が良くなっていく)
…これだけです。
三木一郎先生は、各個人の身体の状態を診ながら、その都度必要な処方を行われていたようですが、あくまでもメインは本人の食生活の改善(と、塩水のがぶ飲みと、血流を促すためのウォーキング)であって、(決して簡単だとは言いませんが)基本的にはシンプルな治療法だったわけです。
「そんな簡単な方法?で、何でもかんでも治るなんて怪しい!」と思われる方もおられるでしょうが、色んな問題を同時に改善し得る方法こそ、むしろ理にかなっていることが多いのです。
面倒で高額でややこしいやり方(笑)を、否定はしません。骨格の矯正も筋肉の緊張(アンバランス)を整える方法も、有効な方法は幾つもあります。それは整体で扱う問題以外の、病気というほどではない、ちょっとした症状でも同じでしょう。
しかし数多くの健康関連動画を見ながら、いつも内心では思っていました。
「全部を正確に真似ることは無理でも、ここに三木先生の手法を多少なりともプラスしたらもっと効率が上がるだろうに…」と。
ついでに言うならば、それは多くの整体手技関連動画においても同じであって、「あの方法を足したら、もっと改善スピードが上がるはず…」と思うことが少なくないのです。
もっとシンプルかつピンポイントなアプローチ法があるのに勿体ないなと、ほとんどの動画を見るたびに思うわけです。
・・・とは言え、もう整体関連の情報にはほぼ興味を失っているのですが(笑)
ということで、一流の眼科医の先生に失明確定&先延ばしの手術が必要!の烙印を押された阿部進氏が、一体どのような方法によって「あっという間に」失明のピンチを回避出来たのか、興味があるという方は是非ともaccent様のブログをチェックされてみて下さい。
最先端医療的な手法とは対極にある方法ですが、それがどれほど強力なものであったかが分かります。
PS
私は塩水を飲みだして数か月の段階で、左脚の静脈瘤がかなり改善されました。実は静脈瘤も、結局は血液の汚れが関係しているらしいので、不思議でも何でもありません。
更に言うならば、認知症は「脳の糖尿病」とも呼ばれるらしいですから、脚と頭部という真逆の位置にある疾患ではあっても、実は根本的な原因は共通しているということになります。
そんなの関係ないでしょと思われる方は、…お好きにどうぞ。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
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