昨日は
麹の学校ワークショップ初日
実は
今年の2月にも
なかじさんの麹のワークショップに
参加していて
今回は
2回目の参加です。
前回の麹の学校でも
とってもお世話になった
主催の
おかんの糀・小林よしみさんの糀室。
ここに入ると
あったかくて
ほわぁ〜とします。
まるで
温泉やサウナの中に入っているような感じで
身体の力が
ぬけてきます。
麹も
私たち人間が心地いいって感じる環境が
快適ってところが
同じ生き物なんやなぁと
親近感を感じて
嬉しくなります。
今回は
スペシャルゲストとして
愛知県の杉浦味醂さんもご一緒で
ほんと素敵な方って
ものすごく謙虚やなぁと
いつも感じるのですが
とっても気さくで謙虚な方で
「 僕たちは職人で
なかじくんはプロ。」
と
話された言葉が
なんだかすごく印象的で
職人とプロって
何がちがうんやろう?
と
ふとそんなことも感じました。
でも
こんな風に
すでに一流な方でも
私たちと同じように
麹について学ばれる姿勢って
職人魂なんやろなぁって
素人ながらに感じました。
麹の学校ワークショップのゴールは
『 家庭にある道具で
麹を作れるようになる 』
なかじさんのお話は
すごく明確でわかりやすい。
ゴールが明確だから。
自己紹介の時にも
話されていましたが
何を学びたい。
何を持って帰りたい。
を
明確にすると
その情報をキャッチできる。
だけど
何を?とゴールが明確でないと
必要な情報であっても
スルーしてしまう。
私が
初めて参加した元々の動機は
日本人として
もっと日本のこと発酵のことを
知りたい。学びたい。
それは
海外から日本に留学や旅行で来られる
ホームステイやホームビジットで出会う
海外の方々と
たくさん出会う中で
今の私がしていること。
日常の日本の暮らしだけでなく
もっと日本のことを
伝えられるようになりたい。
という
動機からでした。
海外の方々に
日本のことを知ってもらって
日本に来てよかった!と感じて
帰ってもらえたら
世界中に日本のファンができたら
日本や世界が
明るく元気になっていくなぁという
イメージが生まれて
めちゃくちゃワクワクしてきて
じゃあ
そのために
私は何ができる?何をしたい?
何を伝えたい?
日本人が昔から培ってきている
日本の言葉と暮らしを
伝えたい。
気持ちが出てきて
私って
日本のこと
なんにも知らないなぁ。
も思い知り
そうすると
自分の原点にかえってきて
祖父母と暮らしていた
子ども時代の暮らしが
思い出されてきました。
田んぼでお米を作ったり
畑で野菜を作ったり
庭や畑の果物を毎日もぎ取っておやつに食べたり
お味噌・梅干し・甘酒・お酒・漬物・干し柿などを
作ったり
魚を釣ってさばいて火鉢で焼いたり
鶏を放してつかまえて卵をとりに行ったり
薪をわってお風呂をたいたり
ポットンをくみ取って畑にまいたり
自給自足な暮らしの中に
春と秋には神輿を担いで
氏神さまの御山へ登りお祭りをしたり
お稚児さんとして豊穣の舞をしたり
毎日お経をあげて
仏壇と神棚と庭のお地蔵さまにお供えをして
目に見えないものの恵みに感謝をして
暮らしていた毎日が
今も私の中の
ルーツ・根っこにあるんだなぁ。
と
自分に与えられてきた
恵みを受け取れるようになってきました。
子どもの頃は
やらされている感満載で(笑)
何もかもがイヤでイヤで仕方なかった。
( 手伝わないと鬼恐ろしい祖母の
鉄拳が飛んでくる恐怖の独裁政権だったので・笑 )
子どもの頃から成人するまでは
ここじゃないどこかに。
私じゃない誰かに。
なりたくて仕方なかった。
そのおかげで
逃げ道や逃避として
ここじゃない場所として
海外や英語に
強烈にひかれて
常に
海外や英語に触れて関わる環境に
身を投げ入れて
そんな環境を自分で作ってきたのも
子どもの頃の
イヤでイヤでたまらない環境のおかげ。
だけど
今はそれが懐かしくて
またそこに戻りたい気持ちがやってくる。
なんて
不思議やなぁ。
参加者さんの自己紹介の中にも
似たような感覚を話されている方々もいて
麹
という
ひとつの共通するものに
ひかれてやってくる
参加の動機は
みんなそれぞれちがうけれど
麹は
いわば
日本の食の大元
調味料の原点。
日本人の暮らしのルーツ・根っことなるもの。
だから
麹と触れると
自分自身のルーツとも触れる。
自分自身の源に還っていく。
そんな気持ちになるのかなぁ。
なんて
感じています。
薬膳パイナップルケーキをいただいて
美味しくて
しあわせ〜ほっこり
麹作りのをするための
種麹にも
こんなにいろんな種類が!!
ざっくりと(笑)
オリジナルってすごいんやなぁ。
と。
そこからの用途分け
得意分野に特化する。のも
それぞれの個性や味があって
人間と一緒やなぁを感じました。
麹作りは
はじめが大切。
お米への浸水。
蒸したお米の状態。
おおよその
時間の目安はあっても
お米の精米度合い。
お米の品種。
季節や気温や湿度。
によって
その目安は変わります。
それは
自分の目で見て触れて
その感覚で判断します。
この初めの
浸水と蒸しで
麹の状態がほぼ決まってしまうので
下準備が
基礎が
土台が
やっぱり大事なんやなぁ。
なかじさんのお話で
ファーストエクスペリエンス
はじめの体験が大切で
はじめに
良質の体験をすると
その感覚がインプットされて
また自分でその感覚を再現しようと
工夫したり
その感覚に近づこうと
創造していけるようになる。
そうで
良質の体験をする。
本物に触れる体験をする。
って
やっぱりすごく大切だなぁ。と感じました。
それは
自分自身にも
子育てにも
仕事にも
パートナーシップにも
すごくつながるなぁ。
蒸したお米は
パラっとしていて
手にくっつかない。
あったかくてプリプリ
蒸し完成の目安は
こんな風に
自分で蒸米を触って
ひねりもちを作って
伸び具合を見ます。
この蒸したお米の感触が大好き
ずーっと触っていたくなります。
お米一粒ずつにつくように
丁寧に
ふるっていきます。
なかじさんの
製麹されている姿が美しくて
見惚れてしまいます。
あ、今回
2回目の参加の動機は
1回目は
ただただ
知りたい。体験したい。味わいたい。
2回目は
麹や作り方を知った上で
また再体験した時に
自分が何を感じるのかを味わいたい。
のと
麹や麹作りについての学びをさらに深めたい。
まだまだ実践の伴わない私。
なのに
なぜなのか不明なのですが
麹作りを教えてほしい。
発酵食について教えてほしい。
と
日本国内からも海外からも
メッセージをいただくことが多くて
なんとなく
なんとな〜く
厚かましくも(笑)
勝手な使命感のようなものも感じる
ご縁を感じるので
麹作りや発酵食を
日本の暮らしについて
日本でも海外でも
お伝えできるように
もう一度
頭を空っぽにして
まっさらな私で
麹の学校での感動体験を楽しみたい。
よしみさんの
美味しい発酵ご飯をたらふくいただいて(笑)
なかじさんの
素敵なお話を堪能して
参加される方々と
仲良くなりたい。
のが
今回の参加動機でありゴールです。
種切りをした後は
こんな風に
まんまるにひと山に。
かわいい〜
布やビニールをかけて
湯たんぽで保温して
段ボール、ではなく
高性能紙室に(笑)
しばし保温します。
湯たんぽの感覚は
触って
あったか〜い、と
ほわんとなる心地よい温かさ。
麹って
ほんま
私たち人間の感覚に近いなぁって
感じます。
湯たんぽだと
お湯を何回か替える必要があります。
電気毛布やこたつやオーブン保温もできるので
それも
自分の心地よい感覚を選択して
いろんなやり方を工夫して
麹作りは
創意工夫や創造力を
養ってくれる
クリエーションツールでもあるなぁ。
子どもたちが
飛びついてハグしてくれました。
こんな風に
自分の好きなことを
やらせてもらって
帰りを喜んでくれる家族がいるって
しあわせやなぁ。
今日の
パパ料理は
昼は、ラーメン。
夜は、ピザ。
を作ったよ〜。と
ありがたや〜
空を見上げたら
お月様が
まばゆいばかりに輝いていて
きれいできれいで
家族で
1日遅れのお月見をしました
明日と明後日の
麹の学校も
楽しみ〜