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不幸になる原因に、とてもわかりやすいものとして「投影」があります。
投影とは、「自分自身の思考（思い込み）を、他人や現実に勝手に当てはめて、決めつけて捉えてしまうこと」です。
例えば、「男は敵だ！」とか、「みんな、イケメンはヒドイやつばかりだ！」というのがまさに「投影」ですね。
「過去、自分がトラウマを受けた経験がある」
「付き合ったイケメンが浮気性だった」
というようなことがあったからこそ、「男はみんなそうに違いない」と決めつけて全てを捉え、行動したり、発言してしまうのです。
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「潜在意識心理学®︎/唯一美塾」主宰 斎藤芳乃です。
今回は、この投影の心理が男性を追い払ってしまうパターンについて、解説させていただきますね。
こうした「投影」のパターンで怖いのは、「自分の思い込み」だけではなく、「自分の攻撃性」を他人に映し出してしまうことです。
例えば、
自分が相手を攻撃している→だから今、相手が目を逸らしたのは、相手も（自分と同じように）自分を軽蔑したに決まっている
自分が相手を見下している→だから相手が断ったのは、相手も（自分と同じように）自分を見下したに決まっている
というようなケースですね。
あまりにも自分が相手を攻撃しているために、
「相手もそうだ」
と怯えながら、些細なことまでも「きっとそう！」と、「勝手な攻撃だと捉えて」しまう。
これがあると、
平和な世界を、攻撃されていると思い込み
何もない会話を、絶望的な非難だと思い込み
結果、さらに目には目を歯には歯を、でやり返し
自分と世界との間で、ずっと争いが続く…ということになります。
自分が不幸な時、苦しい時は、
自らがこうして「攻撃の世界を作り上げている」場合が少なくありません。
男性とうまく付き合えない。
でも、実際に自分が心の中で先に男性を攻撃していた。
だから、「ほらね！あなただってやっぱり！」とばかりに、被害妄想で相手を攻撃してしまう。
最初から、攻撃している
最初から、相手を犯罪者のごとく扱っている
最初から、相手を断罪している
ほらね！ほらね！ほらやっぱり！
「私がこうしているから、あなたもこうに違いない」
自分の攻撃が、どんどん相手の攻撃になると「思い込み」
次なるリアルな攻撃が相手に突き刺さり、攻撃された相手は逃げていく
その結果、「ほらね！」の攻撃が強くなる、さらに孤独に…
あなたも！ほら！あなたもそうよ！
これは、自分が辛くなってしまいますね。
こうしたループをやめるためには、
「自分が攻撃しているのと、相手（世界）は違う」
ということを、きちんと自覚することです。
意識して、「違うんだ」と受け止め、
そして、
意識して、「違う」ということを落ち着いて認識していく。
私は相手を攻撃しているから、だから、相手も攻撃していると思い込んでいた。
私は見下していたから、だから相手も見下していると思い込んでいた。
だから報復をしていた。
でも、
「私が攻撃をしている」だけで、本当は相手はそう思っていないかもしれない。
相手はそうではないかもしれない。
「私が攻撃を、投影しているだけ」
「だから違う世界を認識していこう」
こう思い、一つ一つを確認することができれば、たちまち世界は優しく、周囲の人から優しくされるということも増えていくのです。
脳が攻撃をやめ、無意識の攻撃的な態度や言動や雰囲気をやめるのですから…
もちろん、世界はあなたに優しく微笑んでくれるようになるのですね。
攻撃をやめ、美しく柔らかく変容した女性ほど、美しいものはありません。
造形の美が、大切なのではないのです。
顔が美しい人が立派なのではない。
心から柔らかく、優しく、世界と仲直りできること。
その穏やかさに男性は惹かれるのです。
大丈夫、あなたは必ず愛される女性。
その一歩として、「攻撃の投影」を卒業してみてください。
周囲を落ち着いてみれば、「すべてが敵」なのではないと気づけるはずです。
そこから、守られる・愛される女性としての現実が始まっていくのです。
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