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人にはそれぞれ、「本質」があります。
本質とは、
「自分が生まれながらに持っている資質や才能」であり、
「なんだかよくわからないけれど、できてしまう」ことであり、
同時に、
「どうしてもこれはできないな」という部分です。
本質というと、とても素晴らしい部分にばかりフォーカスしがちなのですが、実は、「できないこと」も、それも自分の大切な一部なんですね。
変えがたい、変えられない。
といった方が、わかりやすいかもしれません。
しかし、この部分を含めて受け入れてしまうと、それだけで愛や豊かさ、助けや順調な無理のない人生を引き寄せられるようになっていきます。
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何歳からでも潜在意識で愛と豊かさの奇跡は起こせる
「潜在意識心理学®︎/唯一美塾」主宰 斎藤芳乃です。
今回は、こうして自分の本質をありのまま受け入れ、現実を幸せに変えていくための潜在意識を書き換えるポイントについて、簡単に解説させていただきますね。
例えば、私の場合ですと、「どんなに努力しても変えられない部分」として、運動神経や身体能力、というのがありました。
どうしても自転車に乗れない、車の運転ができない、逆上がりができない、もし仮にできるようになるとしたら、人の５倍、１０倍の努力が必要になる。
でもこれは、「劣っている」ということではなく、「脳がそこに特化していない」という個性なんですね。
同時に、精神医学や心理学の難しい論文を読んでもスムーズに理解できる、なぜか小学生の頃から文章が湧き上がるように出てくる（読書感想文を書くのが10分）など、そうした「楽にできる」部分もありました。
素晴らしい資質、絶望的にできないこと、そのどちらも含めて自分、というのが、「本質に触れること」です。
そして、このできない部分まで含めた本質に触れると、あらゆる現実の変化・奇跡が起きていくんですね。
実際の引き寄せ例としては、
運動神経が悪いし、運転も苦手だし、でもドライブは好きだし…ただ、免許を取ろうとしてもとても難しかったから、もうそこは受け入れて生きていこうかな…
と思っていた矢先、出会った運命のパートナーは、とても運転が上手で、特別、車が好きで詳しい男性でした。
自分が全くできない部分×相手が素晴らしくできる才能
これが合わさって、お互いが喜べる、双方が2人で一つの補完になれるパートナーシップを得られています。
ここで必要なことは、「降伏」でした。
つまり、「どう足掻いても、私にはこれができないな、人と比べて、この部分は自分ができない部分なんだな」と、全面的に足掻かずに受け入れることです。
そして、ここからがとても大切なのですが、
その時、「ああ、私はこんなこともできないんだ…！」と、あえて惨めさを自分の中で作り出して、人よりも劣っている自分をあえて感じて、自罰していれば、
それは「私の特性」というよりも、「こんなに人様よりできない、世界で一番醜い私」という潜在意識になります。
けれど、「人にはできないこともできることもあるので」ととてもニュートラルに本質を捉え、ただ個性として「この部分は自分が不得意なんだ」と受け入れられたときに、
（不思議な言い方になりますが）「自尊心を持ったまま、できないこともある自分を穏やかに受け入れる」ということができるようになります。
これが、「降伏（サレンダー）」ですね。
降伏して負ける、というよりも、「ああ、私はこういう人なんだな」と、さらっと受け入れて対処する感じです。
すると、特別、劣等感も、自罰感も、惨めさも生まれないので、
ただ、自分の特性をありのまま認めたことになる
わけですので、
「自分が認めていることを、そのままフォローしてくれる人が現れる」
という現象が起こりました。
このように、過去の私も含めてですが、自分の本質を理解していないと、あらゆるところで人は惨めさを生み出してしまいます。
「でも、これはできますよね」ということに目を向けることもなく、
「ただこれが不得意なことですよね、だからフォローされていいですよね」というように思えることもなく、
「だから生きていても仕方のない価値のない私」を、作り出しやすいんですね。
もちろん、これは周囲の人の意見でも、左右されます。
子供時代は、運動やスポーツができる子がとても優れている風潮がありましたから、やはりとび箱が飛べかなったり、泳げない、自転車に乗れないなどがあると、
どうしても馬鹿にされることもありました。
そこで多くの人は、自分の無価値を決定づけ、惨めさを増大させています。
実際に、そのまま大人になり、「自転車にすら乗れない私は惨めで人よりも何もできなくて、全てが劣っている」そう思っていときは、
私自身も、お仕事はおろか、大学での勉強も劣等生で、このまま将来、生きていても絶対に就職もまともにできないし、どう生きたらいいんだろうと、途方に暮れていました。
けれど、「子供時代に与えられた価値観で終わらなかった」からこそ、今のように、とてもニュートラルに自分の存在を受け止められるようになったからこそ、
降伏したとしても劣等感を感じず、自尊心を持ったまま本質を受け入れたことで、
むしろそこをフォローしてくれるパートナーと生きられるようになっています。
こうして、人生は本質にそって考えれば、とても簡単に引き寄せを変えていくことができるんですね。
「変えがたい部分を変えずに、そのまま降伏して委ね、受け入れていく」
それが、本質で生きる、自分として生きる、自己肯定感を持って生きていく、あらゆる引き寄せを無理なく行っていく
そのための一番の方法になるのです。
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