◎もうすでに愛されていい価値があるあなたに気づいて。自己価値＆本質の愛＆女性性が起こす奇跡

私たちはどうしても、幸せになりたいと思いながらも…「今、幸せではない自分」を否定してしまうことが少なくありません。

幸せになりたい！でも幸せになれない。頑張っているのにやってもダメな私…！というように、「幸せでいたい」と願えば願うほど、相反する気持ちを自分自身にぶつけてしまうのです。

こうした気持ちは、「あの人と比べて私は…」というように、他人との比較からよく起こります。

けれど、幸せを感じる…その土台には、まず「自分自身の自己価値や、私が私であっていいという自尊心を取り戻す」ということが重要ですから、

幸せでないことに意識を向けるよりも、

「これまで幸せじゃなかったということは、それだけ自分に苦しい思いをさせてきてしまったんだ、だからまずは、自分を苦しめていたことに気づき、自分で自分のことを労ってあげよう」

といように、「不幸な中で頑張って生きてきた自分」を認めることが大切なんですね。

いつもご覧いただきありがとうございます。

何歳からでも幸せな恋愛・結婚は叶えられる「潜在意識心理学®︎/花嫁心理学®︎」

心の花嫁学校マリアージュスクール主宰　斎藤芳乃です。

そしてこの時、自分を労りながらも、同時に「自分を肯定してあげる」ことが必要になります。

たとえば、あるクライアント様の場合ですと、

「今現在、親から言われたとおりの安定した仕事に就いてしまってるだけに、やりたいことを職にしたい気持ちと手放して良いの？」というように悩んでいらっしゃいました。

でもこれは、実は素晴らしい才能なんですね。

なぜなら、「やりたいことが分からないながらも、迷いながらも、自立心をもってしっかりと安定した職業について、頑張ってきた」という資質だからです。

ここで、「やりたいことやってないダメな私」になってしまうと、180°見方が変わってしまいますが…こうしてしっかりと「事実」を認めてあげることで、自分の素晴らしさをより感じられるようになります。

さらに、

「しっかりと安定した職業に就くことが大切だ」ということを理解できる強さを持っていて、そしてさらに「ただ欲望に任せて衝動的に仕事を辞めたりするのではなく、安定がとても大切なことだと生きている女性」

とは…男性から見れば、依存的ではなく、現実で生きる凜とした美しさを持った、「共に人生をしっかりと地に足をつけて生きられる素晴らしい女性」ということになります。

このように、見方によって、私たちは今この瞬間にも自己価値を上げ、愛に対する準備を整えることができるのです。

ここでもうひとつ幸せになるために重要なことは、これまで両親に強い影響を受けてきたということを冷静に受け止めることです。

具体的には、私たちの潜在意識の中には、親のことが大切で潜在意識のレベルでは好きだと思っているからこそ、（自分が苦しかったとしても）親の言うことを聞きたい。

親の期待や望みを裏切りたくないから、だから私は自分を押し殺しても親の言うとおりに生きていきたい…という潜在意識レベルの愛情が隠されています。

同時に、親が絶対的な存在であってほしいという隠された欲求から、自分が親以上に幸せになりたくないという無意識の矛盾した願望も持っているんですね。

ここで、単に「親の言いなりになってきたこと」に怒りを感じて、「じゃあこれからは好きなことをやってやる！」と思ってしまうと、どうなるかというと…

「私は大好きな親を裏切ってしまった悪い人間だ」という、深い深い罪悪感が生まれてしまいます。

そして、自由になったけれど、不幸な現実を引き寄せてしまうことがあります。

潜在意識はとても複雑なので、こうして丁寧にひとつひとつの心理パターンを見抜いた上で解放してあげないと、幸せな現実を得ることはできません。

特に、罪悪感の処理は、本当にすぐに現実を変えるために必須なのです。

ですので、ここでは、

「頭でどう考えていたとしても、潜在意識レベルの私は親のことを愛しているし、今まで親のことが嫌いではなかったからこそ、無意識に親の言うとおりに生きてきた。けれど、もう大人の女性として、そろそろ本当の意味で自立して自分の人生を歩んでいい」

「そして、自立して親と違う人生を歩むことは、決して悪いことではない…むしろ、親のこと「も」好きだからこそ、今まで与えてもらったことを自分の土台をして、人生をよりよい方向へ選び直していこう」

というように、親との関係さえも、肯定的に捉えてあげることが大切です。

たとえば親の言いなりになることが第一で安定した仕事に就くことが大切、そのために親の意見ばかり尊重して、自分が好きな仕事に就けない…と悩んでいるクライアント様の場合でしたら、

親の意見があったおかげで安定した職業について働くだけの忍耐力をつけてきた。でも、これからはさらにそこからステップアップして、その忍耐力を別の方向にのばしてあげよう。という具合です。

愛する人と協力し合える忍耐や、「人生っていいな」と言える純粋で美しい感謝の心。こうした資質はすべて、あなたがこれから巡り会う運命の人にとっての宝になります。

こんなふうに、「親との間で培ってきたことを、これからの未来に活かす」ことが大事なんですね。

マリアージュスクールの講座でも、こうした自分の罪悪感を癒す方法は詳しくお伝えさせていただいていますが、今までの過去のすべては、今これから愛する人との人生をやっていくための階段のひとつに過ぎません。

今まで「○○の人生があったからこそ、今の自分がある」

たとえば苦しみがあっても優しさを学ぶことができた。

傷ついたからこそ、男性を受けいれる器を作ることができた。

あなたのすべては無駄なことではなく、傷ついて苦しんだあなただからこそ分かることがある、こうして自分を責めることなく、親に対して罪悪感に縛られることもなく、

「今までの人生すべて」をひっくるめて認めながら、そのありのままの自分として関わること…これが真実の愛を生んでくれます。

改めて、あなたは今までの人生で、どんなことを学ぶことができましたか？

それは、人への慈悲深い心や、あるいは女性として生きることの喜び、知性、人としての器、強さ…どんなものでも素晴らしいのです。

過去の自分を含めて、まるごとのあなたの美しさを認め、そのあなたを差し出すこと。

弱い私もあっていい、苦しんだ過去もあった、けれど、そこで見出したそれ以上に素晴らしい愛が私の中にはある。

その確信を持つことが出来れば、それだけで現実は素晴らしいものへと変わっていくことでしょう。

大丈夫、あなたは今のままのあなたですでに、充分美しいのです。

あなたがあなたの過去を否定することなく、優しく自分を本当の意味で受け容れ肯定しながら…そのすべてを愛する人に与える美しい未来が訪れますことを、心よりお祈りしておりますね。