以前、
「整形してもモテない、言い寄られない」
という、こんなご相談をいただきました。
これに対する答え…潜在意識分析は、
「許可を出していないから」
です。
どんなに整形して美しくなったとしても、自分が「愛されていい」と思えなければ、愛されたりモテたり、男性から声をかけられるということは起こらないのです。
詳しい解説は、下記のブログ記事からご覧ください
そしてさらに今回は、たとえ整形をしなくても、実は「許可」さえ出せれば、モテる・愛されるようになるという潜在意識のメカニズムについて、解説していきます。
いつもご覧いただきありがとうございます。
何歳からでも幸せな恋愛・結婚は叶えられる「潜在意識心理学®︎/花嫁心理学®︎」
心の花嫁学校マリアージュスクール主宰 斎藤芳乃です。
さて、まずは「現実が変わる」ということについて、潜在意識の大前提についてお伝えしますね。
潜在意識にとって、現実が変わる＝今までとは違うことが起きるということは、
「今までとは違うことが起きていいよという許可が出る」
ことによって、達成できます。
例えば、マリアージュスクールの奇跡体験談で多いのは、
「自分がこんなに素晴らしい存在だと感じられた」
「そうしたら、突然、周囲の人が優しくなった！」
などの奇跡ですね。
このメカニズムについては、下記のE様の奇跡を参考にしてみてください
そして、この「許可」とは一体何かと言うと、
「自己納得」
なんです。
つまり、
「ああ、私は本当は今まで勘違いをしていたけれど、素晴らしい価値があったんだ！」
↓
（自分が価値があることに納得）
↓
納得したことによって、潜在意識に「なら愛されていい」とか「なら大切にされていい」というOKが出る
↓
OKが出たことが「許可」になり、現実が変わる
というシステムです。
（これは本当に潜在意識で定められた方程式なので、システムと呼ばせていただきますね）
この許可のシステム…深い自己納得があることによって、現実がどんどん変わっていくのです。
（なので、私がブログで解説させていただくだけでも、自己納得を得られた方は、どんどん変わる方もいらっしゃいます＾＾）
そして、今回のテーマは「自己納得」なんですが、
自己納得とは、「自分が納得すること」「自分が満足すること」です。
これを、今回ご相談をいただいた「整形」に当てはめてみると、
「整形したとしても、自分が自分の容姿に納得していなければ、そこで許可が出ないため、現実が変わらない」
ということになります。
つまり…、「自分の美意識が高すぎて、自分が綺麗になっても、もっともっと、こんなんじゃダメ、あの人みたいに綺麗にならないと納得できない」
となっていれば、それが
「こんな私ではまだまだダメなんだという禁止」
になるために、現実が変わることはなくなります。
「自己納得」というのは、自分が完全に納得できたことですので、こうして完璧主義や、まだまだなんだ、もっともっと、というように
「自分を駆り立てる完璧主義」
があると、いつまでも達成されることはありません。
ですので、例えば
太っていても愛されるとか、特に容姿がモデルさんのように綺麗ではなくても、そこまで完璧に何かができなくても愛される方って、おられますよね。
それを見て、どうしても完璧主義者志向になってしまう方は、「なんであんな人が愛されるの？？」と怒りを感じたりするのですが、
でもそれは、そのご本人の中に、きちんと自己納得があるのです。
「誰かと比較した先の、自分は素晴らしいという傲慢な自己愛的な自己承認」ではなく、
「私は私のままでいいよね、そんなに特別なモデルのようではないけれど、でもいつも綺麗にしているしね」
というような、
「自分に対するOK」
があるのです。
とても穏やかで、健全な自己肯定感ですね。
でも、美意識が高すぎたり、他人と比較しすぎたり、完璧を求めてしまいすぎていたりすると、この「自分に対していいよね、と思える自己納得」がいつまでも得られないために、いつまでも現実が変わらない、ということが起き続けます。
整形をされる方は、とても美意識が高い方が多いため、「まだまだだよね」となり、それが結果的に、
せっかく綺麗になったとしても「私はまだあの人みたいに綺麗じゃない」となり、自己評価が低いまま、自分に対してOKも出ないまま、否定したまま
というようになりがちです。
こうして自分を否定していれば、「まだまだダメなんだ」という世界しか起こりませんので、自分が望むような男性から好かれなかったり、いつまでもダメンズばかりを引き寄せるようになります。
また、もう一つのパターンとして、
他人を基準としている場合も、同様です。
「こんなにやったから、もう大丈夫かな？」と、他人の反応や機嫌を伺うような形で自分を変化させている場合は、
「自己納得」ではなく、「他人によっていいか悪いかが決まる」という「他者納得」になっている
ため、
「自分でOKを出せていない」→「なので、現実もそれほど変わらない」
ということになります。
今回、ご相談をいただいた方の場合、どちらも当てはまると思いますので、こうした場合はまず「他人基準」を止めること、「完璧主義を止めること」で、今の自分にOKを出してあげる、というのが最善の策になります。
なのですが、ここで、「でも私は自分に納得できません！！！！！」となってしまう方が、少なからずいらっしゃるんですね。
例えば、今回のような容姿のケースではなくても、お仕事の自分基準が高すぎたり、「いい女である自分像」にしがみついてしまうような場合です。
こうでなければダメ！という価値基準が、強すぎるのです。
その場合は、「どうしてもダメだと思っているのは自分」という、自分と向き合う必要が出てきます。
他人は、別に何も言っていない。
おそらく、整形をして、綺麗だと感じてくれる人もいると思いますし、お仕事だって、よくやっているよと言ってくれる人もいる、
弱くてもいいよと言ってくれる人もいるはずです。必ず。
でも、「でもそんなのじゃダメなの！私は絶対これじゃなきゃダメなの！」と、自分を絶対に絶対に受け入れないということをしている。
というのは、
「今の自分を絶対に受け入れないとしている、自分の心の問題」
になります。
私はこんな私を許さない！！！！
こんな私では、絶対に絶対にダメに決まっている！！！！
仕事でもそう、「ある程度でいい」が許せない。絶対にそんなのだめ！！！！！
容姿もそう、「こんなんじゃ、綺麗だと言えないんだよ！！！！！」
そうやって、「自己虐待」している。
自分を許さない。
自分を虐待し続けている。
このように、問題の焦点は、自分を否定し続ける自分であり、自分が自分を虐待しているからこそ他人からも虐待されている、
ということになります。
私は、自分への許しというのは、とても大切なことだと思っています。
自分を人間として、許す。
自分の弱さがあることを、許す。
完璧ではなく、完璧にはできない自分がいることを許す。
許しとは受け入れることであり、受け入れるとは自分を肯定することです。
今、流行している表面的な自己肯定感…素晴らしい自分を認めましょうのような、アッパーな考え方ではなくて、
ダメな自分も当然いて、その自分のことを許しがたいけれど、でもそれでも自分だから受け入れていこうとする、「心からの許し」の精神ですね。
これが、本当の自己肯定です。
できない自分すら、（たとえ悔し涙を流しながらでも）受け入れて抱きしめて、一緒に泣いてあげる。
そんな、深い深い、愛の感情です。
こうした許しが、最終的には現実を変えていく答えになると思っていますから、ここはプライドのせめぎ合いがあるかもしれませんが、ゆっくりと時間をかけてでも、自分を受け入れてあげることが大切になります。
私もかつて、自分を受け入れられない時がありました。
その上で、「こんなにやってるのに、なぜ現実が変わらないの？？」
「なんであんな人が愛されるの？？？」
と、とても傲慢なことに、そう思っていた時期があります。
その頃は、（まだ学生時代でしたが）やっぱり、素敵な恋はできませんでした。
いつもダメンズにばかり寄ってこられて、都合のいい女にされ、ちゃんと扱ってもらえない、こんなに頑張っているのに、こんなに綺麗になったのに、
そのループだったと思います。
せっかく声をかけられたとしても、もうすぐに、そういう肉体関係を迫られて絶望する、そんな状態だったんですね。
なぜ、大切にされる恋人ができるのかが、わからなかった。
けれど、自分が自分を心の中では実は虐待し、ダメ出しをしていて、人に対してもとても傲慢で嫌な奴だし、
そんなことを受け入れがたいけれど、泣くほど悔しかったけれど、「ああ、そんな自分は嫌だな、もうやめよう」「こんなに自分を痛めつけるのはもうやめよう」と思い、
少しずつ、自分の心や、自分の存在を大切にするようになったのです。
許す、これでいい、これも私だよね、
葛藤を超えて、自分を受け入れ始めました。
その結果、みるみる関わる相手が変わっていき、どんどん人からも肯定されるようになっていったのです。
年齢や容姿といった意味では、昔の方が若いに決まっていますから、でもそれでも歳を経た今の方が、自分を容姿的にも褒めてくれる人が増え、最愛のパートナーもできました。
マリアージュスクールでは、こうした変化を体験されている方は、とても多いんですね。
なぜか、若い時よりもモテます、
なぜか、４０ですがモテ期です、などなど
でもそれは、自分を穏やかに受け入れ、自罰や自己虐待、そしてそこから生じる他人への傲慢さなどがなくなった結果、当然のように、内面の美しさが現れるようになって、愛されるようになった結果なのです。
自分を許すこと。
本当の意味での深い自己肯定感は、それほどまでに、現実を愛されるものへと変えてくれます。
というように、長くなりましたが、今回は「自己納得と許可」のメカニズムについて、お伝えさせていただきました。
人の心はとても不思議で、ほんの些細なことでもつまづき、自分に許可やOKを出してあげられなくなることがあります。
その逆に、とても嫌な奴なのになぜか許可を出せている、だからうまくいく、そんな人もいますよね。
でも私は、やはり、真面目で誠実なあなたのような人が、葛藤を超えて自分を許し、幸せになってほしいなと思います。
完璧主義、何かを達成する、理想の自分になる、
それは、とても素晴らしい価値観です。
ただ、それが行きすぎることで、本当のあなたを殺してしまうことにもなりかねない。
許しとは、妥協ではなく、自尊心を持って弱い自分も大切にしてあげるということです。
あなたがあなたを殺さない、その許しの選択から、すべては始まるのです。
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