心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。
幸せになっていく課程で、心の制限や苦しみと向き合う中、どうしても避けられないのが「親との関係」です。
でも、この親との関係、実は単に「親と私の関係」だけではなく、「親自身の人生観」にも私たちは多大な影響を受けているというのはご存じですか?
今回、書籍をお読みくださいました匿名希望様より、
「書籍を読んだ結果、親が結婚で苦労していた」
「だから、結婚なんてしないほうが楽でいいと思っていたことに気づきました」
というご感想を頂戴いたしました。
これは、講座でもよくお伝えしている「反動形成」のメカニズムです。
私たちは親の行動を見ていて、「あんなふうになりたくない」と思ってしまう時、「じゃあ、ああならないように、○○しよう!」と、嫌いな対象を避けるあまりに、極端な行動に走ることがあります。
これが「反動形成」です。
たとえば、親が結婚生活でいつも嫁姑問題で苦しんでいたり、まるで犠牲のように働かされていたり、我慢ばかりさせられている場合・・・
「私は結婚生活で絶対にあんなふうになりたくない」「私は親のようになりたくない」と思うあまりに、「じゃあ親のようになりたくないから、そもそも結婚をしないようにしよう」と決めてしまうんですね。
もちろん、これは無意識です。
無意識なんですが、でも、あまりにもそれがイヤでそうなりたくないからこそ、強烈な否定と共に、「親とは真逆の方向」に走ってしまうんですね。
今回の、匿名希望様も、こうしたパターンでした。
***匿名希望様からの気づきのご感想***
毎日メールの内容に癒されています。
ご苦労様です。
芳乃さんの本を沢山読み、実践をしているのですが。
運命の人どころか、恋愛運がさっぱりなく。
いつも、2、3カ月で破局を迎える恋ばかり。
もう今年で39歳になるのにずっとこんな感じなんです。
友人は続々と結婚する中、何でかなて思っていました。
そしたら、気がついたのです。
私は幼い頃から、母親が義実家の事で沢山苦労していて。それは並大抵な苦労ではなく。
母は幼い私に、姑と舅の愚痴。
義理の弟とそのお嫁さんの文句を沢山言って、聞かせました。
その影響を強く受けていたんです。
結婚はしない方がいい。
その方がしあわせなんじゃないかと。
苦労が沢山待ち受けているだけだから。
結婚なんて、しない方が楽でいいと。
私の潜在意識はそういう観念を抱いていたんだなて。
やっと分かりました。
まだ気が付いただけですが、ここを書き換えていけば大丈夫ですよね。
**********
匿名希望様、こうして長い時間をかけて、とても深いところに気づいてくださり本当にありがとうございます。
とても大変だったと思います。
でも、おっしゃってくださいましたように、ここを書き換えてあげれば大丈夫なんですね。
今回は、自分でもできる簡単な書き換えワークをお伝えさせていただきますね。
どう書き換えればいいかというと、ポイントは2つあります。
○まずは、親のようになりたくないからといって、でも自分は結婚したくないことはなく、幸せな結婚をしたいんだということを認めることです。
上記でも説明させていただきましたように、「親の結婚生活や親のようになるのがイヤすぎたため」に、無意識に結婚を避けてしまっていますよね。
これは、「結婚したらきっと、親のようになるに違いない!」と潜在意識が誤解してしまっているからです。
けれど、本当は自分は結婚したいと思っているし、必ずしも親のようになるわけではありません。
きちんとパートナーとなる人を選び、パートナーも自分も親から自立した生活を二人で作っていけば、誰からも干渉される必要はないからです。
つまり、「親のようになる」という恐れを手放しても大丈夫なんですね。
そのため、ここでは、自分の潜在意識に対して、
「今まであんなふうになるかもしれない、って思って怖かったね。結婚するってことは、まるで犠牲になったり奴隷になるように思ってしまっていたね。
でも、本当は、そんなことをしなくていいし、そういうことを強制しない、自立したパートナーを選べば大丈夫なんだよ。
二人だけの世界で、お互いにお互いを大切にしながら、他の人の意見は二の次として、二人で協力し合える人と一緒にいることができれば、誰からも脅かされることはないよね。」
こんなふうに言って、結婚=苦しいと思い込んで怖がっている潜在意識を安心させてあげてください。
○そして、ふたつめのポイントが、「じゃあ、親とはまったく関係なく、私はどんな結婚生活を送りたいのか?」を積極的にイメージすることです。
この問題では、潜在意識が「自分が親と同じようになってしまうかもしれない」と恐れていますよね。
でも、これは単に、親の人生を刷り込まれてコピーしてしまっているから、怖がっているだけのことです。
本来、あなたはもう大人ですし、親の真似をしなくてよく、「あなた自身が望む結婚生活」を自分の手で作っていくことができます。
だとしたら、あなたはどんな生活を本当は送りたいですか?
それを熟考してみてください。
たとえば、二人で協力し合いながら、お互いに働きながら素敵な場所に家を買って、いつも温かい食卓を囲んでいる生活をしたいかもしれません。
苦しいことがあれば相手の気持ちを理解し、優しくケアしてあげる。
もし自分も辛いことがあれば、相手に助けてもらいながら、弱さを克服していこうと頑張る。
思いやりをもって接し、いつも二人で相談しながら物事を決め、楽しいことは子供のように二人で楽しみながら、でも悲しい時は相手の痛みを自分のことのように感じながら一緒に過ごす・・・
こんな生活をしていきたい。
そう思えたとしたら、その生活を何度もイメージしながら、
「私はもう、親とは違って、こうして自分自身の手で、親の結婚生活ではない、私が望む結婚生活を送って良いんだ」
と、自分に「許可」をしてあげるのです。
イメージングをするのは、許可を具体的にしていくためですね。
そのうえで、先程イメージした「温かい結婚生活」を送るための準備をしながら過ごしてみてください。
料理を習ったり、人に優しく接してみたり、いつも笑顔で綺麗に過ごしたり・・・です。
こうすることで、あなたの潜在意識は「親の結婚生活」に縛られることなく、「私は私の結婚生活を送れるんだ」という自立心を取り戻すことができます。
すると、今まで結婚に対して抱いていた恐怖も反動形成もなくなり、純粋に、あなたのイメージする結婚生活を送れるような、温かい関係を築けるような相手を受けいれる準備が整っていくのです。
こうした反動形成による悲恋は、実はとても多いんです。
主婦でグダグダ生きている親のようになりたくないから、だからキャリアウーマンになる→だから、私は絶対に主婦にはならない→潜在意識が結婚させないために、出逢いをそもそも作らない
結婚したら母のように犠牲になるしかないけれど、それはイヤ→私は自由でいたい・誰からも支配されたくない→潜在意識が男性性の弱い男性としかめぐり逢わせない・結婚に至らず破局
というような感じです。
何かを嫌うと、あなたの潜在意識は、その嫌っている何かからあなたを全力で守ろうとして、それを遠ざけようとします。
でも、それが行きすぎてしまうと・・・結婚できる相手を遠ざけてしまったり、頼もしい男性を遠ざけたり、そもそも出逢い自体を引き起こさなかったり、ということをするのです。
複雑ですよね。
けれど、こうした潜在意識の誤解も、ひとつひとつ癒してあげれば、問題は綺麗に解決していきます。
多くのクライアント様が、過去とは180度変わり幸せになれているように、どんな過去や誤解があっても必ず幸せな結婚は可能です。
「もう、親の呪縛から自由になり、あなたはあなたの人生を生きていいんだよ」
「あなたはあなたとして、親の生き方に関係なく、幸せになっていいんだよ」
そのことを、潜在意識に何度も伝えてあげてくださいね。
こうした結婚に対するブロックも新春講座で解放していきますので、ご興味がある方はご参加くださいね。
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