心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。
突然ですが、あなたは幸せで愛されている女性を見た時、どんなふうに感じますか?
実は今回、書籍「『愛されて当然』と思うだけで、自分史上最高の彼がやってくる。」の体験談をくださったE様も、そういった幸せは、「選ばれた人だけが貰えるご褒美」だと思っていたそうです。
あまりにも辛い過去ばかりだとついそう思ってしまいますよね。
私には愛なんて訪れないんだ。あれは、別世界のことなんだ・・・
そうやって、自分から幸せや愛に世を背けてしまう気持ちがとてもよく分かります。
あまりにも、「お前には価値がない」と言われ、
あまりにも、「やったってどうにもならかなった」愛の経験が積み重なり、
あまりにも、「どんなに頑張っても愛して貰えなかった」
あまりにも、「本当に誠実に接していたのに、裏切られることしかなかった」
こんな経験ばかりを周囲から与えられたとしたら、「どんなに愛しても努力してもダメなんだ」と、潜在意識が強く決めてしまっても仕方のないことです。
そして、
「ほらね、また愛されないでしょ?」
「ほらね、また無視されたでしょ?」
「ほらね、また裏切られたでしょ?」
「やっぱり私なんて愛されないに決まっているんだから」
「やっぱり私なんて誰も見てくれないに決まっている」
「やっぱり誠実にしたって、そんなの価値がない。騙す人ばっかりなのよ」
と、さらにネガティブな現実を100%受け止めてしまい、愛されない現実を強固に頑なに信じてしまう・・・。
とても悲しいことですが、私たちはつい、こうしたことを繰り返しています。
本当はこんなことしたくないんですね。でも、ついしてしまう。
それは、心=潜在意識が、あまりにも愛されなかった経験に傷ついてきたからです。
こんな時ほど、過去を思い出しながら、「それは本当に私だけのせいだった?私だけが悪かったの?」と尋ねてあげてください。
あなたは子供心に、とても一生懸命に愛したかもしれない。
でも、相手がそれを受け取らなかったのは、あなただけのせい?
あなたは相手のことを考えて、精一杯尽くしてきた。
でも、相手がそれを誠実な愛だと理解せず、ないがしろにしたのは、あなただけのせい?
あなたは自分を犠牲にしてまでも、相手の機嫌をとったり、相手の意に添うように行動してきた。
でも、相手がそこにあぐらをかいてもっともっとあなたをないがしろにしたのは、あなただけのせい?
こう考えると、「愛されなかったことを、自分だけの責任にしすぎている」ことがわかると思います。
あなたのせい「だけ」じゃない。
愛しあえなかったのは、相手のせい「も」ある。
でも、あなたはそれを、「私が悪いから」「私がダメだから」と「すべて自分の責任だと受け取ってしまった」んですね。
そして、「ほらね」と世界を決めつけるようになってしまった・・・。
愛されない苦しみを抱えている時は、こんなふうに、相手の責任を自分のせいにしすぎて、そこからとめどないネガティブなルールに入ってしまっていることが多いのです。
だからこそ、もし、こうして「自分のせいではなかった」とだんだん柔らかく捉えられるようになったら、今度は、「相手がどうであれ、あなたが相手にしてあげたこと」の価値を受け取り直してみましょう。
「私は愛した」
「私は一生懸命だった」
「私は自分を犠牲にしてまで相手を優先した」
「私はできないことがあってもできるだけ努力した」
「相手が」ではなく、「私は」どう愛したのか、そこだけにフォーカスを当てるのです。
すると、あなたの本当の価値が浮かび上がってきますよね。
ここからは、今までの人生のすべてを記憶しているあなたしか分からない領域ですが、今までのすべての記憶があるあなたになら、あなたがどれだけ人を愛してきたか、分かるはずです。
それを充分に受け取ってあげたら、そこで初めて
「ああ、こんな私は、本当は愛されて良かったんだ」
「愛を受け取れない・愛を受け取らない・愛のない人ばかりをずっと相手にしてきたから、それを理解できなかったんだね」
「でも、私には愛される価値があったんだ」
と、自分を認めてあげてください。
こうして潜在意識が「愛されてよかったんだ」と決められたとき、「愛されて当然」の現実がやってきます。
それでは最後に、E様の体験談をご紹介させていただきますね。
***「『愛されて当然』と思うだけで、自分史上最高の彼がやってくる。E様からの体験談***
始めまして。素敵な本やブログをいつもありがとうございます。
本の題に衝撃を受け、即レジに持って行き購入しました。
ちょうど母との関係に悩み、結婚や仕事、プライベートに絶望してしまい毎日泣いてばかり。
仕事意外の外出もほぼせず半引きこもり状態。
本のタイトルに惹かれたものの心の中ではそんなことは選ばれた人だけが貰えるご褒美でしょう?と半信半疑でしたが、読みすすめるとなにをどうすれば欲しい変化が起きるのかが、分かりやすく、誰でも行える方法として書かれて!私が求めていたものにてが届いたと嬉しくなったのを覚えています。
また、理論的すぎず優しく包み込むような文章でどんどん読んで、試して、気づけば変化が起きている本当にすごい本でした。
まだまだ変化の途中ですが、毎日に温かさと笑顔が戻りつつあり感謝しかありません。
これからもご活躍楽しみにしています。
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E様、こちらこそ、書籍を真摯に受け止めてくださり・・・一人で、こんなにも頑張って潜在意識を変化させてくださり、本当にありがとうございます。
E様が、本当に努力して努力して変化を起こしてくださっていることに、感謝と心からの尊敬をいたします。
お母様とのこと、きっとお辛かったことと思います。
でも、そのお母様との関係が「当然」なのではないんですね。
その先にある、E様の本当の愛や、E様のこれまでの努力、お母様が認めてくれなかったかもしれないけれど本当は価値があったE様こそ、真実です。
1つの関係、1つの側面に囚われてしまえば、愛や価値など見えなくなってしまいます。
けれど、これからもご自身の価値や素晴らしさをしっかりと受け止めてあげながら、さらに「愛されて当然だった私」に気づいてあげてくださいね。
E様がこれからも、さらに幸せな温かい、愛にあふれた毎日を手にされますように心から応援しておりますね。
「誰かが見て決めつけたあなた」が真実ではありません。
「あの人が・両親が」何を言ったからと言って、その人が決めた価値だけを鵜呑みにしないでいいんです。
そして、「その人があなたを愛さなかったのは=あなたとその人が愛しあえなかったのは、あなたのせいだけではない」ということを理解してあげてください。
何より、過去、あなたを愛さなかった人に執着する必要はないのです。
あなたを愛してくれる、あなたの価値を分かってくれる人は、必ずあなたの未来に存在しています。
その人のためにも、過去の人から与えられた誤解という名の呪いを解き、「もう私は愛されて良かったんだ」とご自身を自由にしてあげてくださいね。
あなたを苦しめた人がどうであれ、何をどう感じようと、あなたをどう思おうと、それに全く関係なく、あなたには愛される価値があるのです。
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