心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。
「一週間で自分に自信を持つ魔法のレッスン」や「恋愛レッスンー永遠の絆のつくりかた」「もっと私らしく生きる最高の方法」では、本当に多くの方が変化を感じてくださっているのですが、
実は、こうしたハッキリとした変化を感じるためには、自分の状態に合わせて「どのように変化させるのが効果的か?」を見極めていく必要があるんですね。
なぜかというと、「変わる」ということは、「変える=今までのパターンとは異なるパターンを起こす」ということなので、もしも自分が「変えたくない」という執着を持っていたとしたら、「変えたいのに変わらない」という葛藤が起きてしまうからです。
たとえば、今の自分のファッションがとても好きなのに、「でも好かれるために別のかわいい系のファッションを着なければ…」と思ってしまうと、本心ではそれが嫌なために、なかなか変えることができません。
けれども、自分が苦しいと想いながら他人に合わせている=変えたくない自分がいるということが分かれば、「合わせなくていいんだ!じゃあ、自分が合わせるのではなく、自分に合う趣味を持った人と出会っていこう」と、あっさり自分の思考も行動も変えることができるのです。
このように、より自分自身を効果的に「変える」ためには、執着してこだわっている部分ではなく、自分の苦しみや辛さに基づきながら、素早く「変えやすい部分」を見つけてあげる必要があるんですね。
今回は、人生を変えるために有効な「自分を変える自己分析」と、「人生を変えるための3つの方法」についてお伝えしていきたいと思います。
◆タイプ別診断ー人生を変えるためにあなたにとって必要なことはどれ?見極めて人生を変えよう
○どうしても思ったことができない…だから自分を変えたいと思うとき
まずはじめに、「思った行動ができない」という苦しみを抱えている場合です。
思った行動ができないときは、深層心理では「自分のなんらかの行動や思考パターン」に問題を抱えていて(問題があることを感じていて)、「これが嫌だ…本当はこうなったらいいな」という理想があるにも関わらず、
「行動を変えることに対する心理的なブロック」がある場合が多いんですね。
そういった場合は、過去のトラウマに起因する自分の行動パターンを分析してあげると効果的です。
なぜかというと、私たちの「したいけれどできない」「変わりたいけれど変われない」というのは、潜在意識に植え付けられた無意識の制限が動いている場合が多いので、
行動を変えるよりも先に、過去、自分がどんなトラウマを与えられてきたのか…などを見てあげることが大切なんですね。
たとえば、あるクライアント様の実例で言うと、「はっきり断れるようになりたい」「表現したい」「もっと活き活きと生きたい」という場合、過去の母親とのトラウマが問題になって、自由にやりたいことができないというとても苦しい制限がかかっていました。
そのため、「母親との過去のパターン」を見直し、心を癒した瞬間に、「もう私は母にこだわらなくていいんだ!」「新しい生き方ができた!」「新しい私になれた!」という喜びと共に解放を起こすことができたのです。
その結果、新しい自分になって人付き合いができるようになり、どんどん周囲の人とも関係性が変わっていく…というような奇跡も起こりました。
もしも、やりたいことがあるけれどできない…という不安や葛藤がある場合は、こうして過去に原因があるのかな?というように、やさしくあなたの心に寄り添って、過去を振り返ってみてくださいね。
○現実を変えるために頑張って行動しても幸せになれない、どうしても成功しない…というとき
次のパターンは、行動しても現実が変わらないという場合です。
現実を変えたいと思って行動しても、なかなか結果が得られないという場合は、自分の価値の捉え方や、これまでどんな信念を持って生きてきたのか、潜在意識に書き込まれた「思い込み」を見直してあげるといいんですね。
その理由は、私たちに偏った思い込みがある場合、そもそも行動自体が違っていることがあるからです。
具体的な例をあげると、「太っているからおしゃれができず、ダイエットを頑張るけれど、なかなか痩せないからおしゃれもできないし、現実も変わらない」という場合は、実はダイエットをすること自体が、目的からそれている場合があります。
そんなときは、「太っていてもおしゃれをしていい」「内面を重視してくれる男性を選択する」という新しい価値観を取り入れることで、「太っていても女性らしくなって素敵な恋をしていい」というように、行動を変えることができるんですね。
こうして、自分が思い込んでいることに気づき、新しい視点を見つけ、新しいやり方を実行できた瞬間に、「現実を変える行動」ができるようになります。
ここでも、これまでの思い込みが一瞬で外れるため、「突然、自由に行動できるようになりました」「こんなに楽でいいんですね」ということが起こります。
また、たとえば「今までは人に好かれようと、顔色を伺って頑張っていたけれど報われなかった」というように、ひとつの行動パターンにこだわっている場合でも、
「顔色を伺うことをやめて自分のために時間を使ってあげる」ことで、機嫌がよくなり、その結果、周囲の人と仲良くなれた…と言うようなことも起こります。
こうして、ちょっとした「新しい価値観」を取り入れることで、人生が新しい方向へと向かい、まったく違う生き方が出来るようになっていくこともあるので、ぜひ「思い込みを変えて、違う行動をしてみる」という視点を持ってみてくださいね。
○現実や相手を変えたいけれど…欲求(ニーズ)が強い場合
最後に、「自分が変わることよりも、現実や相手を変えたい」という想いが強い場合です。
相手を変えたいという想いが強いときは、その裏側に、「思い通りになってほしい」というフラストレーションや「どうして私だけこんな目に遭うの?」という怒りを抱えていることがあります。
たとえば心の奥底で「受け容れてもらいたい」という強い欲求や、「思った通りのことを言って欲しい」という時は、自分を変えるよりも「他者に望み通りになってもらいたい」というニーズが強くなっているんですね。
そんなときは、「今の自分を受け容れてくれる他者」を探したり、「今の自分を受け容れてもらえる環境」を行動面で変えていった方が、直接的な効果があります。
なぜかというと、自分自身が変わることは「したくない」と潜在意識のレベルで思っているときは、自分を変えようとしても「自分を変える」ということ自体に抵抗が現れ、
最終的には「どうして私が変わらなければならないの?」というさらなる怒りと自己矛盾を抱えることがあるからです。
この場合は、自分を変えようとする行動自体が、ストレスと怒りの爆発を起こす危険性があります。
ですので、こうしたときは、自分を変えるのではなく、はっきりと「私は私を変えたくない」と認識しながら、「どうすれば欲求を満たすことができるのか?」というように、自分を変えることなくニーズ(求めていること)を叶える方法を探してあげると適切です。
「自分は変わりたくない」という想いがあったとしても、それは決して悪いことではありません。
あなた自身の心に負荷をかけることなく、適切に、「自分を変えずに付き合う相手を変える」「環境を変える」ということを選択してあげてくださいね。
いかがでしたか?
現実を変えるということは、潜在意識を書き換えて達成してもいいですし、自分の在り方や考え方を変えても達成できますし、自分が変わらないまま相手や環境(周囲)を変えるということでも達成できます。
どの方法でも優劣はありませんし、自分がどの傾向が強いのかを見極めれば、自分を苦しめることなく、無理なく人生を変えていくことができます。
変化を起こしたクライアント様の多くが、こうした自分のニーズ(欲求)にそった変わり方をして、現実を変えてこられました。あなたにあった方法を選んで、人生を変えていってくださいね。
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