心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。
愛される現実を創るためには、どこがポイントになっているのでしょうか?
女性性の開花も大切ですし、精神的に自立していることも大切ですし、自分がどれくらい相手を「他者尊重」できているかということも大切です。
けれど、それ以上に基本となるのが、「私は愛される価値がある存在だ」と、潜在意識のレベルでどれくらい信じられているかどうか、ということなんですね。
今回は、「愛されるための現実を創るためのメンタルブロックの外し方と、セルフイメージの書き換え法」についてお伝えしていきたいと思います。
私たちは実は不幸を「自作自演してしまっている」ところが少なくないのです。
むしろ、多くのスクール生様、アシスタント様達が、
「こんなに自分のことをいじめていたんですね」
「こんなに自分のことを無視していたなんて…ごめんなさい」
と、講座で号泣されるように…私たちは自分でも気づかないうちに、本当に無意識に自分のことを貶めたり、否定したり、批判したりしてしまっているのです。
もちろん、それはわざとではありません。
でも、素直な方ほど、そして子供時代に辛辣な家庭環境で育った方、いじめを経験なさった方ほど、「周囲が言っているように、私は価値がない人間なんだ」ということを受け取り、それを大人になってからも自動的に繰り返してしまっているんですね。
本来、人は、「価値がない」のではなく、
○価値を教えられていない
か、
○価値を誤って教えられた
という理由で、自己価値を認識するようになります。
周囲に自分を評価してくれる人が極端にいなければ、本当は優れていたとしても、
「私なんて価値がないんだ」
「私なんて大したことないから自分のことを褒めてはいけない」
「私なんて愛される価値がない」
「私のやっていることなんて誰も褒めてくれない」
と思うようになります。
また、謝った価値観を植え付けられれば…例えば、親が「絶対に学校で1番をとらなければ意味が無い」と思い込んでいて、それを態度や言葉で示していたとしたら、
「私なんて(2番であっても)価値がない」
「私なんて(2番だからこそ)何をしても1番にはなれない能力のない人間なんだ」
「(’他に得意なことがあったとしても)成績が良ければ意味が無い」
「(その他の他人から褒められたとしても)他の人に褒められても意味が無い」
と思い込むようになり、どんどん自己価値を受け取れなくなっていくんですね。
特に、ここで問題なのが…私たちが、「親や恋人など、自分が特別な想いを持って見る相手の意見」に、とても左右されてしまうということです。
たとえば、もし電車の中で見知らぬ男性に舌打ちをされたとしても、「どうして赤の他人にこんなことされなきゃいけないの?!失礼な人ね」と、そこまで絶望的に自分に価値がないと思い込まないかも知れません。
けれども、これが「私が話しかけたとき、お父さんが面倒くさそうに舌打ちをした」という事実があると、生きてはいけないくらい否定された、自分の存在を拒絶されたと思い込むようになります。
どちらも、舌打ちをされたという自分に対して失礼な行為なのですが、自分自身が相手にどれだけ心をさいているか…どれだけ相手のことを大切に想っているか、こだわっているかによって、人はショックを受ける割合が大きくなってしまうんですね。
つまり、「自分が大切に想っている人」「自分が愛されたいと願っている人」「自分が特別な気持ちを持っている人」が、こうして自分に辛く当たれば当たるほど、私たちは大人になってからも、その人の態度を鵜呑みにして自己価値を築きます。
自分の価値とは、客観的に見て価値がないということではなく、「あくまで自分自身の主観の中で作られている」ということです。
だからこそ、大人になってからは、もう一度、この無意識の自動的な「自己価値の否定のパターン」に気づいて、意識的に自分に価値を「与え直す」自分の価値を「受け取り直す」ことが必要になります。
言い換えれば、「私には価値がある」ということを受け取るかどうかは、完全に自分次第でこれからいくらでも変えられる、ということなのです。
あるクライアント様は、「自分が思った人が自分を愛してくれないから、だから私は愛される価値がない」というように絶望し、自分自身を否定し続ける生き方をしてきました。
特に、「愛されたいと思っていた母親が自分よりも兄弟を可愛がり、褒めていた」という理由で、女性として生まれてしまった自分に価値を感じられずにいました。
けれど、自分が母親の意見にこだわっていたことを認めた上で、人生を振り返ってみると…
「本当は自分を大切に想ってくれている人もいたし、自分も優しさや愛を持っていた」
「本当は自分に気遣ってくれた人もいたし、思った以上に尊重されることもあった」
「本当は他人が褒めてくれたこともあったし、自分も頑張って生きていた」
ということが理解できたんですね。
つまり、母親の偏った思い込みだけにこだわる必要はなく…自分に価値を与えてくれた人もいたし、実際に自分で自分を認めることもできた、すでにたくさんの自己価値にあふれていたのです。
このように、
○一方的なこだわりを持っていて、自分が大切に想っているのに、自分を愛してくれない人
○頑張っても頑張っても自分を認めてくれない人
○過去に愛されなかったと感じられるような苦しい経験
○「愛されなかった」という経験から自動的に続けてしまっている自己否定のクセ
にこだわり続けていれば、「自分の価値を感じない」ということを積極的に続けてしまい、永遠に誰かの愛を受け取ることはできません。
だからこそ、そんなときこそ、自分にこう言ってあげてください。
「私は今まで自分のことを誤解してしまっていた。私はあえて自分には価値がないと誤解して、自分のことを積極的に否定してしまっていたんだ」
「今まで誤解して、ひどいことをしてごめんね」と…。
「価値がないのではなく、私が私の価値を受け取っていなかっただけだったんだね。ごめんね」と…。
そして、「自分の偏ったこだわり」を捨て、「愛を与えられていたこと」に気づくことができれば…「自分で自分の価値を認めてあげる」という新しい習慣を続けることができれば、それだけで霧が晴れたように人生は変わっていくのです。
あなたは今、どれくらい、自分のことを「過去の誰の意見に従って」否定してしまっていますか?
そして、どれくらい、「自分の価値をあえて受け取らない」ことをしてしまっているでしょうか?
あなたの命は価値がないのではなく、ただ「価値を受け取ることができなかった」だけに過ぎません。
どこかを探してさまよう必要もなく、新しい何かを身につける必要もない…すでにたくさんの尊さを持っていることに、あなた自身が意識を向けてあげてください。
あなたが「愛されない私」というルールを手放し、「本当は愛される価値があったんだ=私は愛されることが当然なんだ」という新しいルールを採用することができたとき、
この世界はあなたを傷つけるものではなく、あなたを大切にしてくれる愛にあふれたものへと変わっていくことでしょう。
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