知人が使わないタイヤが沢山あるので処分したいと言うので回収に向かう。
もちろん無料である。
あわよくば軽トラに使えそうなタイヤサイズならラッキーなどと思いながら出向くと・・・。
全てアルミホイール付き。
13インチ 8本。
14インチ 8本。
15インチ 1本。
17本とかマジかい(笑)
走り屋さんとかなら5セットとか持ってても驚きませんが、この知人は走り屋とかではない一般女性です。
まあこのタイヤを売ったりバラしたりして処分料で自腹を切らなくて済む様にするから無料でいいんだけど、知人は気を遣ってたくさんのお土産をくれた。
その後、行きつけの自転車屋さんからカンチ台座のあるフロントフォークが出て来たぞと連絡があったので直行。
MERIDAに付いてたフロントフォークを調達出来た。
ホントはサスペンションフォークじゃない方がいいのですが、プリロードをMAXまで掛けたら固着気味のフォークがピクリとも動かなくなった。
普通は困るけど、今回の計測器に使うには逆に好都合です。
そこら辺に転がっているジャンクパーツを組み合わせて試作1号機が完成。
コレで私の想定通りの変化を観測出来ればいいんですが。
錘は約1キロのデカいメガネレンチ。
カンチブレーキは1台半分の予備を持っているBR-M651。
お気に入りだし、見た目的にも分かりやすい形状かなと。
まずはチドリ位置だけの変更で実験です。
ユニットリンクなどはチドリを上げるとアームの開き角が狭くなりますが、それでは正しいデータが取れないのでアーム上端の距離を14センチで固定し、純粋にチドリ位置だけを変化させます。
ちなみに今回の仮組みではブレーキレバーはVブレーキ用を使っています。
何故かって?
ガレージの中が寒波で超寒く、カンチ用ブレーキレバー探すの面倒だったんですよ。
次回計測する時にはカンチ用に交換します。
基準セッティング
約1.1キロのレバー入力で左右のアームには各2.5キロの出力があります。
チドリを3センチ上げた状態。
通説ではチドリを上げる(ストラドルケーブルの開き角を小さくする)と効きが弱くなると言われています。
チドリ3センチ上げた状態
安物の吊り下げ秤なので入力のメガネレンチの重量が若干振れがあるのはご愛嬌。
結果は予想通りで左右のアームに各1.5キロ程の出力に減少しています。
撮影角度の関係で秤の計測値が写ってません、でも1.6キロ程でした。
液晶の視野角がマジで狭いです。
さすが1個800円のチャイナクオリティ(笑)
正式に計測する時は要チェック。
チドリを基準より2センチほど下げた状態。
チドリを下げるとカンチブレーキの効きは強くなる筈です。
(撮影角度の関係で基準セッティングと同じ様な位置に見えますがちゃんと低くしてあります)
チドリ2センチ下げた状態
左右のアームに各4キロ程の出力があります。
チドリの位置関係による定説通りの結果が観測されました。
こちらも液晶の視野角で数値が写ってませんね・・・。
ある程度のセッティングと効きの変化の傾向が確認出来るデータが取れそうなので、細部の煮詰めが終わったら年末年始の時間がある時にじっくりと計測してみます。
まあ、何よりも信頼出来ないのは私の撮影スキルかもしれない(笑)