MT-PULLEYを倍力プーリー無しで運用(そこに意味はあるのか) | 休業日報

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地味な自転車や機械、軽トラの事。

まずはDIACOMPE 986(カンチブレーキ)をまた買っちまいました。





オマケにDEORE LXのギロチンカートリッジシューまでついて100円でした。


それだけだと送料がもったいないので同じ出品者様から古いディレイラーとかサドルもまとめて落札。


いつか使う気がする・・・。


ギロチンカートリッジのシューも廃番らしいが、まあなんか出てくるでしょう。





DIACOMPE 986は91年頃のSUNTOURカタログにある入門クラスのコンポX-1のカンチブレーキCT-X101に似てるぽいんですが写真では確認しきれない。


同じ(OEM)ならマッドロックにつけようかと思ってるんです。


ただ、スリーブの固着とか酷いんで修理は後日。





しばらく放置プレイだったBSのMT-PULLEYを改造します。


改造というか、あの倍力プーリーが邪魔すぎるので撤去します。


プーリーが左右対称を崩すのも当然?嫌なんですが、普通のアーチワイヤーで吊って性能を感じてからじゃないとプーリーの効果がどれだけあるか実感出来ないじゃないですか。


プーリーから伸びるアーチシャフトが太くてタイコ部分も半径10ミリの半円型なので、普通の両タイコのアーチワイヤーでは遊んでしまうのでタイコを大きくします。





直径9ミリのアルミパイプを長さ14ミリに切断して一箇所割りを入れた物を2つ、その対角線上に長さの半分までの切り込みを入れた物を2つ作ります。


ホムセンのアルミパイプなんで金鋸とヤスリで簡単に加工出来ます。


素材はA6063あたりなのかな。





スリットの幅を調整しつつタイコに被せていき隙間にエポキシパテを充填します。


基本的に荷重はタイコがそのまま受けるのでアルミが柔らかめなのは安全上問題ありません。






パイプとエポキシパテはあくまでタイコが遊ばない様にして、カンチブレーキのアームのフック部分に負担が掛からない様にする為の処置です。





後はエポキシパテが硬化してからヤスリで表面を整え、塗装すれば終了です。


これさえ出来れば、既に普通のカンチブレーキです。


車体への装着はこれまた普通です。



フロントブレーキ




リアブレーキ。




効きを確認したいがそれが出来るのは雪解け後かなあ。


今回は250ミリ両タイコのアーチワイヤーを使ったが、それだとMTBにつけるには短すぎる。


290ミリのやつも作ってセッティングによる効きの違いを検証するつもりなんだけど、BMXのUブレーキ用のストッパー使えば片タイコのワイヤーで無段階調整にも出来そう。


でもあれってバラ売りしてたっけ。





このMT-PULLEYの前に使っていたテクトロのCR-720はカッコイイなあ。


アレでギロチンシューを使う仕様なら完璧なんだけど。