カンチブレーキ台座のロウ付け増設 | 休業日報

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地味な自転車や機械、軽トラの事。

基本、無い物は作る人です。

ロウ付けは初めてですけど。




しばらく探しても良さげな日本製、ホリゾンタル、700c、カンチ台座のフレームが見つからないのでちょっぴりスローピングしてますがマルイシ ノースウイングのフレームを改造します。


カンチ台座はそこいらに転がってるフロントフォークから切り出して準備。



その時に治具代わりになるプレートも作成。

台座付きフレームをよく観察するとパイプ直上では無く若干内側にあるんです。

台座間の距離による性能データはシマノでもメーカー、ビルダーレベルじゃないと公開してないらしいので切り出したフロントフォークと同じ寸法で治具も作成。まあ実験も兼ねてるんで問題無いです。


フロントフォークとシートステーのカーブに合わせて台座を削りましたがエアツールがあっても大分時間を食われます。

ロウ付けはクリアランスが強度に直結するそうなのでちょっと頑張りました。



それをシャコ万で固定、ロウ付け。



作業中の写真は無いです、撮る暇ありません。



右シートステー部は一度表面を削り直してやり直しました。



付けるだけなら思ったより難易度は高く無いですが、見た目では妥協せざるを得ない出来と実走同様の負荷を掛けた時の強度が不明なのでまだ何とも言えないです。

クラックなど発見しやすい様にまだ塗装はせずに表面のクリーニングだけをして再び組み上げました。



まだ仮組みですが後ほど安全装置を付けての実走負荷試験を行います。



にしても見た目がヤバいですよねえ。