この湿原は約2時間10分ほどかけて歩きました。。。
「あがりこ大王」と呼ばれるブナの大樹があるそうなのですが、そちらの方へ行くと、私の脚では時間内に帰ってこられなくなる心配大なので、夫には諦めてもらいました。
この湿原、ブナの奇形林と鳥海マリモが有名なんだそうですよ!?
どうして、あんなにたくさんのブナの奇形樹があるのでしょう?
昨年出かけた白神山地のブナの林では、素直にすっくと伸びた木ばかりだったのに・・・。
やはり、ここでもみんなに追い越されるばかりで、気持ちは焦ります。
白神山地でのトレッキングが数倍続く感じで、いや~~、大変でした!!
たまに木道はあるんだけれど、ほとんどが大小の石ころだらけの道だったり崖のようでしたから・・・。
いつになったら、鳥海マリモに出会えるのだろう? とマリモのことを思って歩き続けました。
まず、この橋を渡って(向かって左の方へ)、、、湿原へ入ります。
写真に写っている人は、帰り道ですよ。
ブナの奇形樹が多くて、なんか異様な感じがします。。。
でも、こんなに素敵な場所もあり、ホッとさせられます。
そこここに、こんなブナの木が・・・。
崖のようなところを下りてくると、伏流水がわき出しているところがあり、コケも生えています。
やっと、鳥海マリモの案内板が出てきました。
あの橋を渡ったところにあるようです。。。
水量がすごい!!
緑に見えるコケが、鳥海マリモと呼ばれているもので、阿寒湖のマリモとは大違い!!
なんだかガッカリでした。
でも、これはネーミングが悪いですね~、ここへ来る人は、みんな丸いマリモを思い浮かべて対面するはずですもん。
冷たい水に触れて、ちょっとだけ涼を得たあと、また歩け歩け・・・。
湿原の出口に近づくにつれ、道はなだらかな下り坂に。
私の足取りも、やっと軽やかになりました(^O^)
これは何ていう花だっけ?
姥百合です。