オスロから約17時間の船旅を経て到着したコペンハーゲン。
初めに訪れたのは、あの人魚姫の像でした。
世界三大ガッカリの一つです。。。
(あとのガッカリは、シンガポールのマーライオン、ブリュッセルの小便小僧ですよね)
その日は中国の国家主席胡錦涛が訪れる日でした。
それに合わせて、人魚姫の像の辺りが整備されたとのことでしたが、元を知らない私たちは何処が? といった感じで。。。
たくさんの観光客が、写真を撮るのに押すな押すな・・・(ちとオ-バーな表現?)で、海にコロンと落ちないように私たちも頑張って写真を撮りました。
工業地帯の運河の岸に立っているので、背景に工場の煙突が写ったり、海上に設営された風力発電が写ったりで、趣の点でもちょっと・・・(>_<)(*_*)
人魚姫の顔はオペラ歌手、胴体はE・Hエリックと岡田真澄の叔母(伯母?)さんだそうです。
彼女の脚があまりにも美しかったので、彫刻家は足首から先だけを魚にしたんだとか・・・。
三大ガッカリの一つとはいうものの、すぐ傍まで行ってみると、それほどの小ささではありませんでした。
小便小僧の時には、「こんなに小さいの~~~???」って思わず声を上げてしまったのだけれど(爆)
次の観光先はアマリエンボー宮殿。
八角形の広場の周囲に、4つのロココ様式の建物が配されていて、その広場中央には、この宮殿を造営したフレデリク5世(1723~1766年)の騎馬像がありました。
王家の方々は、この宮殿へご出勤なさるそうで、その日はどなたもお見えになっていないようでした。
宮殿の屋根に掲げられる旗で、在宮か否かが分かるのだとか・・・。
宮殿を警護する衛兵の写真を撮りたくてそ~~っと近寄ってみました。
すぐ傍まで来られると嫌がる衛兵も居るとのこと、実際、露骨に手で追いやられた仲間も居ましたよ。
私は、3メートル近くまで寄って、夫に撮ってもらいました。。。
軽く微笑んで会釈すると、ちょこっと笑ってくれたのでホッとしましたね♪
コペンハーゲンの街は観光バスで一杯!
駐車する場所が見あたらず、バスはグルグルグルと・・・。
結局、道路脇に止めて、私たちは車に気をつけながら歩きました。
しかし、やっとバスから下りたはいいけれど、観光する時間があまりなくて、急ぎ足も良いところ。
可愛く色塗られたニューハウン地区の観光は、30分程?
運河沿いの建物を写真に収め、アンデルセンの住まいだった建物まで走っていって写真を撮り、あわてて引き返す慌ただしさ!
現地からの更新で、アンデルセン生誕の家と書いたのは間違いです<(_ _)>
その部屋は3階にありました。
夢中で写真を撮っていると、数人いたお仲間の姿が見えません。
その代わり、、、数人の中国人の姿があり。
なんだか囲まれたような気がして恐ろしくなり、慌てて走り去ったのでした。
そこかしこにたくさんの中国人の姿、私たちはコペンハーゲンの人たちから「ニイハオ」と呼びかけられることが多く、そのたびに「No !No! We are Japanese! 」 って叫んだのでした!
ホテルにチェックインするまでの間、私たちはラウンドタワーへ上って、展望台からコペンハーゲンの古い街並みを楽しみました。
タワーの廊下は螺旋状で、この廊下をロシア皇帝は馬で駆け上ったとか。
また、女王(?)は馬車で駆け上ったとか・・・。
この螺旋状廊下はヨーロッパの建築には珍しく、塔の吹き抜けた中心部を209mの道程で7回転半し、この坂道が建物の個々の部分をつなぐ唯一の通路となっているそうです。。
螺旋状の廊下は、見た目は易しいのだけれど、上がり始めると意外にしんどくて、息が切れました。。。
この写真は、下るときに撮ったものです(爆)