オーストラリアでヨガ講師をしている
佐々木はるかです。
多民族国家の環境の中で
ハタヨーガを指導しながら、
インドの学校を通して
クリシュナマチャリア伝統における
哲学を学んでいます。

【クリヤーヨーガ】と言うと、
ほとんどの人が、
【浄化法】を連想するのかなと思います。
私もそうだったように。
【クリヤーヨーガ=浄化法】というのは、
スヴァートマーラーマが
ハタヨーガの代表的古典である
ハタヨーガプラディーピカーの第2章で定義したもの。
プラディーピカーの中の6つのクリヤー(シャットクリヤー)を
知ってる人も多いのではないかと
思います。
(注:シャットカルマとも呼ばれる)
ヨーガスートラのパタンジャリさんは、
【クリヤーヨーガ】に
全く異なる定義を与えました。
第2章1節
タパハ スヴァーディヤーヤ
イーシュワラプラニダーナーニ
クリヤーヨーガハ
つまり、パタンジャリさんは、
この3つがクリヤーヨーガだと定義したよ!
クリヤヨガ
・イーシュワラプラニダーナ
・タパス
・スヴァーディヤーヤ
さて、
ここでいうタパス、スヴァーディヤーヤ、
イーシュワラプラニダーナを、
クリシュナマチャリアさんがどう解釈したのか、
をまだ私は勉強中で、
そしてすごく面白いのでじっくり書きたいので、
また別記事でアップしようかと思います。
【クリヤー】という
サンスクリット語は、
【アクション】
という意味です。
【カルマ】も同じく、
【アクション】という意味。
だから
プラディーピカーの中の
6つの浄化法は、
シャットクリヤーとも、
シャットカルマとも、
呼ばれるんですね。
プラディーピカーの
クリヤーヨーガが、
呼吸法の準備をするための
浄化の【アクション】
であるのに対し、
スートラのクリヤーヨーガは、
日々の瞬間瞬間に
意識を向けるための
【アクション】
であると、
今のところ
理解しています。

この6つの浄化法に関しては、
インドのS-vyasaヨーガ大学院を修了された、
セーヴァートマ健さんが、
電子書籍を出されてますのでおすすめです。
しかも無料なので!!

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私も、
【クリヤーヨーガ】については、
第二章の1節と2節に特化した専門WSを
以前やっているので、
もっと知りたい!という方は是非とも
講座の詳細を見てみてくださいね。