2014年 米医学誌で発表された
17か国 約10万人を対象に調査された結果
尿に含まれるナトリウム量をチェック
塩分摂取量が多い→心臓病のリスク増
塩分摂取量が少ない→心臓病のリスク増
25歳〜75歳のアメリカ🇺🇸人
約21万人を対象に調査
塩分摂取量が多い→脳卒中のリスク増
塩分摂取量が少ない→脳卒中のリスク増
塩分摂取量が多くても、少な過ぎても脳卒中や心筋梗塞の発症は高まります。
何故、減塩で病気のリスクが上がるのでしょうか?
塩分は体内に取って重要なため、塩が足りないと体が逆に反応してしまう。
極端な減塩をしてしまうと腎臓の血液が減ってアラームのような信号が腎臓から出て、心拍数を上げたり交感神経を興奮させたり、
それが心臓や脳の血管にリスクを与えてしまう。
極端な減塩のダイエットを何週間も続けると非常に危険です。
では体に良い塩分摂取量はどれくらいなのでしょうか?
2019年
成人男性 8g/日 未満
成人女性 7g/日 未満
2020年には食塩摂取目標量が変わるかもしれません。
成人男性 7.5g/日 未満
成人女性 6.5g/日 未満
実際に日本人が摂取している塩分摂取量は
9.9g/日
日本国民は世界に比べて
塩分の摂取量が多い!
塩分摂取量は極端に減塩しても心臓病や脳卒中のリスクは上がるが、日本人は塩分を摂り過ぎの注意をした方が賢明ですね。
何故塩分の摂り過ぎで高血圧になるのでしょうか?
蓋をしていない塩を放置しておくと
塩が湿気る→空気の中の水分を吸収する
この塩の特性が高血圧を起こすメカニズムの一つです。
血液中の塩分濃度約0.9%
塩を摂り過ぎると血液中の塩分濃度は0.9%以上になりナトリウムが細胞から水分を集めます。
血液の量が増える
増えた血液を全身に送るために圧力が必要になる
心臓から押し出さなければならない血液量が増えてしまうので血圧が上がってしまう
食事由来の高血圧の原因の一つがこのメカニズムです。
無自覚が1番怖い
隠れ塩分の摂り過ぎ⁉️
塩分摂り過ぎ3大チェック
●喉が乾く
●顔が浮腫む
●夜中にトイレの回数が増えた
食事からの塩分の摂り過ぎには注意しましょう!
健康な人の場合は取り入れた塩分の80%を尿から排出します。
しかし、健康状態が悪くなると塩分排出量が40%に低下してしまいます。
ナトリウムが排泄されない
↓
血圧が上がってくる
↓
慢性的に色々な病気につながる
ナトリウムを排出するために
必要な栄養素は?
①カリウム
カリウムが沢山含まれる食材を食べる
1 バナナ
2 オレンジジュース
3 ほうれん草
4 トマト
5 きゅうり
腎臓が弱っている方のカリウム摂取は要注意です
必ず医師に相談してください。
②カルシウム
1 厚揚げ
2 牛乳
3 ししゃも
4 ヨーグルト
5 水菜
③水溶性食物繊維
水と混ざり腸内でゼリー状に変化する
これが腸内で塩分を抱え込み体外へ排出してくれる
1 アボカド
2 納豆
3 さつまいも
4 蕎麦
5 なめこ
ダイエットの食事指導でもおススメしている食材が沢山出てきましたね!
厚揚げは最強ですね
糖質も低いですし、カルシウムも多い
イソフラボンが豊富で女性には嬉しい限りです。
我が家は朝ごはんに厚揚げを焼いて、生姜や鰹節をかけて食べています。
どんどん取り入れてください。浮腫みもとれますよ!