目の前のヒラより遠くの記念 -19ページ目

目の前のヒラより遠くの記念

いつまでもあると思うな年金と競輪場

さて熊本から中3日の取手。初日は矢野がホームからカマし、石井姉が切り替えたところに続き最後交わせず2着。2日目は石井千が仕掛けるのに合わせて矢野が発進。最終バック矢野後位から捲り追込みに行くも、矢野に合わせられ3着。どうも勝ちきれませんな。


取手9

1 石 井 寛 子
2 中 川 諒 子
3 小 坂 知 子
4 石 井 貴 子(千)
5 門 脇 真由美
6 矢 野 光 世
7 杉 沢 毛伊子


石井千が仕掛けたところを石井妹が嵌る形になったらまず交わせんだろうから、そうはさせない動きで対抗しないといかん。バースデー勝利はならなかったが、一日遅れで優勝といきたいところだ。



データ対象:2011/04/07~2015/05/241 G3以上のレース


武雄の対象と決勝の結果
→訪問記 「84# 武雄競輪場


日付 1着 2着 3着 2車単 3連単 レース
2011/04/10 11 9 武田 豊樹 2 長塚 智広 5 松岡 貴久 590 4,490 共同通信社杯春一番 4日目
2012/04/22 11 2 藤木 裕 3 岡田 征陽 8 尾崎 剛 2,650 17,400 武雄記念 4日目
2013/04/16 11 3 藤木 裕 2 深谷 知広 1 井上 昌己 1,580 6,920 武雄記念 4日目
2014/04/20 11 3 荒井 崇博 捲 B 9 小倉 竜二 4 合志 正臣 6,800 31,870 武雄記念 4日目

昨年の記念、前受け田中晴-内藤秀を小松崎-伏見で押さえに来て打鐘。すかさず金子貴-荒井-合志でカマしに来ると小松崎も突っ張り叩きあい。金子ライン3車が出切ると、最終バックで荒井が番手発進。田中が捲りに来るも振りきり頭。不発牛山の後位ながら直線強襲してきた小倉が2着、3着は荒井後位の合志の結果となった。


当時赤パンの金子。後ろが縁もゆかりもない別地区で死に駆けやりますかねえ、という感じだが、決勝で地元つけた他地区の自力が駆けるのは結構見るねえ。前を任された方も地元つけて変なレースはできんということか。まあ、いかにも記念らしい決着。


訪問した時は立派なスタンドにほとんど人がいない状況だったが、総事業費17億をかけて改修するそうで、まだ続ける意思はあるようだ。千葉なんてあんなオンボロ施設を放置しておいて、いまさら廃止反対と言われても継続してどうするの?という感じだが、武雄はMNの代替を小倉でやったりしていて頑張ってほしいところ。



●決まり手


「直線の長さは400mバンクの中では一宮と並んで最も長い(見なし直線64.4m)。このため最後の直線では形成が二転三転する攻防が多く、筋違いで高配当が飛び出すこともしばしばある。」(Wikipediaより)


決まり手は、筋違いというより、400平均にくらべ自力決まり手が少ない傾向。1着の脚質を見ても「追」の割合が多い。2着決まり手は400平均と同傾向。脚質傾向をみると2,3着に「逃」「両」の割合が多いのが特徴的。配当はホントに平均値。3着は若干狂いにくい傾向か。





●配当


高配当ランキング 2車単:23/43位 3連単:27/43位






今日は前受けもなぜか番手が小林莉。ダイジェストしか見てなかったがなんでそうなるんじゃ!!!車券はいきなり終了。せめて優勝でもと思ったが、最終バックで石井千-長澤がカマして来るのに合わせて飛び付き狙いも、外長澤ががんばり直線石井を交わして頭。




もう少し石井に合わせて踏み合ってもよかったと思うが、そうなると後ろのオコボレ狙いにごっつあんされるのが目に見えるので逡巡したか。ちょっとスタートが残念だったなあ。。。




次走は5/28~取手F1.熊本の仇は取手で返さんといかんね。






初日は前受けから、飯田がカマしてくるのを見送り石井千が仕掛けてくるのに切替え、番手純地元の手柴を従え直線きっちり捉えて頭。二日目も前受けで、後ろ追込み勢が渋滞しているところを長澤のカマシに隙なく対応し番手に嵌り、こちらもきっちり直線捉えて頭。


前走いわき平の後、地元熊本で英気を養ったようで隙のない出来。実質地元熊本の前走はピンピンの勝ち上がりも決勝やられたので今回リベンジですな。


熊本10

1 中 川 諒 子
2 手 柴 敦 子
3 松 尾 智 佳
4 長 澤   彩
5 石 井 貴 子
6 三 輪 梓 乃
7 小 林 莉 子


さて決勝は1枠、手柴が2枠だ。さらに松尾を挟んで要警戒機動型の長澤と石井千を配置。飛び付き狙いの厄介なマーク型小林莉を最外枠に配置し、番組も万全の体制。勿論、こゝは負けられない①(中川)の優勝は確実で、当ブログの熱心な読者も大儲けしてください。



データ対象:2011/04/07~2015/05/11 G3以上のレース


宇都宮の対象と決勝の結果
→訪問記 「24# 宇都宮競輪場


日付 1着 2着 3着 2車単 3連単 レース
2011/05/09 11 8 稲村 成浩 5 山口 富生 9 東口 善朋 12,550 60,970 宇都宮記念 4日目
2012/05/29 11 3 長塚 智広 捲 B 1 神山 雄一郎 4 飯嶋 則之 2,020 5,950 宇都宮記念 4日目
2013/05/28 11 3 浅井 康太 1 神山 雄一郎 9 松岡 貴久 920 3,880 宇都宮記念 4日目
2014/06/15 11 9 稲川 翔 5 大塚 健一郎 3 岩津 裕介 3,650 18,270 宇都宮宮杯 4日目

前回の宇都宮は宮杯。前受け菊地-大塚を脇本-稲川-東口で押さえに来て打鐘。ここで菊地は脇本の番手でイン粘り。番手争いはあっさり決着がつき、脇本-稲川-菊地で最終ホームを通過。その後位を岩津-柏野が追走。前団もつれれば、の浅井が大きく出遅れ圏外。


一本棒のまま最後直線、脇本後位から稲川が抜け出し頭。稲川後位を回っていた菊地は稲川に前輪を払われ落車し、2着はその後位大塚、3着は車間が空いていたが猛烈に直線追い込んだ岩津の結果だった。


ご存知SSイレブン勢のいないG1。また、最後斜行で菊地を落車させていて失格でもおかしくない、何ともまあG1タイトルにふさわしいというかなんというかの決着だった。



●決まり手


「直線部がやや長くカーブのきつい扁平なバンク(角度は25度)。先行選手に不利なだけでなく、追走する番手の選手すら後方から抜かれる「交わしの交わし」を食らうほど、後方からの追い込みが決まりやすい。」(Wikipediaより)


1着決まり手は500平均に比べて低め。ただ、特徴的なのは2着の決まり手で「逃」の決まり手の割合が多めになっているのが目につく。1着の脚質で「逃」「両」がそれほど少なくないのを見るに、別線の自力型と逃げ残りが狙い目か。平均配当は高めだが、3着が他の500バンクに比べて狂いやすい傾向はない。





●配当


高配当ランキング 2車単:12/43位 3連単:9/43位




データ対象:2011/04/07~2015/05/06 G3以上のレース


松阪の対象と決勝の結果
→訪問記 「47# 松阪競輪場

日付 1着 2着 3着 2車単 3連単 レース
2011/10/10 11 4 小野 俊之 5 浅井 康太 3 松岡 貴久 6,400 20,880 松阪共同通信社杯 4日目
2012/11/20 11 1 浅井 康太 7 市田 佳寿浩 8 濱口 高彰 610 3,160 松阪記念 4日目
2013/11/18 11 4 山内 卓也 9 池田 勇人 6 永井 清史 HB 28,600 336,430 松阪記念 4日目
2014/05/11 11 1 金子 貴志 7 望月 裕一郎 9 友定 祐己 780 2,590 松阪記念 4日目

昨年の記念、前受け単騎勢の後ろを金子貴-望月裕-土屋が続く。金子の外に阿竹-友定-大園がふたをする形で打鐘。阿竹が外併走から最終ホームでカマし、金子が7番手となり万事休す。と思いきや最終バックから豪快に捲り切って頭。望月もなんとか金子に追走し2着、阿竹後位から抜け出した友定が3着の結果となった。


社杯に続いて、GW丸被りの日程の上、なぜか賞金一千万円の平塚記念から中一日の松阪記念。日程的な不遇感がぬぐえないが、幸い地元SSの浅井や直前の社杯を制した神山雄も出場するようだ。頑張っている場だし、年一の記念はぜひ盛り上がってほしいところだ。



●決まり手


「直線の長さは標準的だが、カントがややきついため捲りや追い込みが決まりやすく、先行タイプの選手には厳しいバンクといわれている。」(Wikipediaより)


1着決まり手は自力の決まり手が400平均よりは多めだが、「捲」の決まり手がかなり多くやはり捲りの利きやすいバンクのようだ。2着決まり手は400平均に比べ「逃」「マ」の割合が少なくなっており、500バンクに近い傾向で、捲りが利きやすくラインで決まりにくい傾向か。配当は2車単、3連単とも平均より低めで、特に3着が狂い易いという傾向はない。





●配当


高配当ランキング 2車単:31/43位 3連単:31/43位





リーみんSの後ろで周回2番手。ユーカ-ミワシノで上昇しそれに続く。ミワシノまで出切ったところでユーカが押さえ先行。ああなると無理矢理叩きに行くしかないが、合わせられて外回されての大叩きになりかねん。ペース上げてミワシノ退かす手もあったかも知れんが、なんとか外並走しのいで3着。

次走は5/22~熊本ヒラ。前走ホントの地元熊本では優勝を逃したが今回は是非優勝で。

初日はユーカが後ろに付く嫌~な展開。ホームで発進したユーカを見送り、バック緩めたところを叩き切るが、最後交わされ2着。バックで思いっきり緩めて番手に嵌り、最後番手捲りを放つなんぞ、さすがガールズのトップ選手。直線軽くぶつけながら交わすあたりは女王の風格。なんともスケールの大きな競走にやられましたな。

2日目は、飛び付き狙いがミエミエの中村相手にバック捲りを放つが、案の定うまく飛びつかれて直線寸チョンを食らい2着。2日連続で格上選手のスケールの大きい競走に負かされる残念な結果だった。



いわき10
1中 川 諒 子
2三 輪 梓 乃
3小 林 優 香
4中 村 由香里
5渡 辺 ゆかり
6中 山 麗 敏
7山 路   藍

さて、決勝は1番車。おそらく前受け濃厚だ。枠順からスケールの大きな格上選手が後ろに嵌ることはなさそうだが、ヘタに見送ると後手を踏んで大叩きになりかねん。前々キープしたいところだが。。。



データ対象:2011/04/07~2015/04/29 G3以上のレース


平塚の対象と決勝の結果
→訪問記 「35# 平塚競輪場


日付 1着 2着 3着 2車単 3連単 レース
2011/05/29 11 3 松坂 洋平 9 根田 空史 逃 H 8 大塚 健一郎 3,770 16,290 平塚記念 4日目
2011/12/30 11 2 山口 幸二 5 武田 豊樹 7 浅井 康太 17,770 62,150 平塚GP
2012/05/07 11 9 芦澤 大輔 4 佐藤 悦夫 8 平原 康多 10,610 124,070 平塚記念 4日目
2013/05/06 11 7 井上 昌己 5 小林 大介 2 吉村 和之 12,230 72,370 平塚記念 4日目
2014/05/06 11 3 深谷 知広 8 田中 誠 2 林 雄一 1,200 3,960 平塚記念 4日目


昨年の記念、前受け天田-永沢を、打鐘から松坂洋-桐山-林-加藤圭-望月永が押さえに来る。天田も神奈川5車の後ろまで引けず加藤のとなりで粘る。深谷-田中誠は8番手ながら、前がもつれて若干短くなっているところを、最終バックから豪快に捲る。


桐山が3角からの番手発進も、深谷が外からねじ伏せて頭。田中もよく付いていき2着、3着は桐山後位の林の結果。南関長大編成の不発という、記念決勝の名物が再現される結果となった。


来年はダービーがGWに移動するため、3月と5月に連続してダービーが行われる。GW名物平塚記念は今年が最後だ。



●決まり手


「ゴール前での伸びるコースはなくスペックも標準的で、選手の力通りのレースが繰り広げられるが、どちらかと言うと捲りと逃げ選手の番手が有利。」(Wikipediaより)


1着決まり手を見ると自力決着は400平均より低めで、特に「逃」が少ない。2着は「マ」の割合が低めでライン決着が少ない傾向。配当も平均よりかなり高めだが、3着が狂いやすいというより、2車単が高めとなっている。





●配当


高配当ランキング 2車単:2/43位 3連単:5/43位