目の前のヒラより遠くの記念 -18ページ目

目の前のヒラより遠くの記念

いつまでもあると思うな年金と競輪場

いつものデータを規制前後で比較してみる。


●決まり手


1着の決まり手は、規制前後でほぼ変化なし。ただ、33については「差」の決まり手が増えている。2着の決まり手は規制前後で変化しており、400、500で「マ」の割合が少なくなっていて特に500だと「逃」「マ」の割合がかなり少なくなっている。逆に33では「逃」の割合はさほど変わらないが「マ」の割合が多くなっている。


2着の決まり手については、バンク特性が規制後顕著になっている傾向。





●ホーム、バック選手の着順


最終ホーム、バックとった選手の着順。最終ホームとった選手はバンク長にかかわらず総じて残りづらくなっている。最終バックとった選手の着順はバンク長毎の傾向がでていて、400だとあまり変わらず、500だと残りづらく、33だと残りやすい傾向になっている。





年初には、選手はもちろんだろうが客も巻き込んであれだけ騒ぎになっていたギア規制。半年経ってみんな忘れたのかあまり話題にも上らなくなったw世間も忘れた頃だが、ギア規制から半年経過しデータも溜まってきたので集計をしてみた。


データ対象:2011/04/07~2015/06/28 G3以上のレース


●落車率


落車を減らすことがギア規制の主たるお題目だったと思うので、ギア規制前と規制後の落車割合について検証。KEIRINJPでは失格した選手の落車有無が分からないので、落車もしくは失格した選手があるレースをカウントした。


規制前の7,809レースのうち落車もしくは失格のあったレースは957レースで「12.3%」。規制後は1,011レースのうち147レースで、「14.5%」。


ギア規制で落車が減るどころかむしろ増えているw個人的には大ギアで落車が多くなったという感覚が全くなかったので、ギア規制で落車が減るという理屈がさっぱりわからなかった。大ギアは悪い、ギア規制で落車が減ると言い張ってた連中はどう説明するのかね。


その2へつづく



データ対象:2011/04/07~2015/06/28 G3以上のレース


小松島の対象と決勝の結果
→訪問記 「73# 小松島競輪場


日付 1着 2着 3着 2車単 3連単 レース
2012/07/08 11 2 佐藤 友和 3 平原 康多 9 芦澤 大輔 2,670 5,430 小松島記念 4日目
2013/07/07 11 7 平原 康多 3 岡田 征陽 6 西岡 正一 830 10,650 小松島記念 4日目
2014/07/06 11 3 志智 俊夫 8 有賀 高士 9 中村 一将 7,920 15,700 小松島記念 4日目


昨年の記念、前受け中村一-志智-有賀を、打鐘で早坂-大槻が押さえに来るその上を、原田研-阿竹がかぶせに来る。早坂が突っ張り切り、早くも原田は終了。早坂後位を大槻、阿竹が並走で最終ホーム通過。この前団のゴチャつきを見た中村がスパートし、ライン3車で最終ホームへ。最後番手絶好の志智が抜け出して頭。2着は志智に続いた有賀、3着は中村の残り目となった。


記念決勝、失礼ながらこの確定板のメンツで1万5千ぽっちで「?」と思ったが、例の制裁期間中。ただ一人のSS深谷も勝ち上がりに失敗しており、なんともまあの決勝だった。



●決まり手


「直線の長さは標準的だが、かつて500mバンクだったものを改修した名残で、カントがやや緩いのが特徴。なおバック側は建築物の裏が岸壁という全国の競輪場で最も海に近い立地となっているため、常に海風の影響に対する注意が必要となっている。」(Wikipediaより)


1着の決まり手は自力決まり手の割合が少ない傾向で、脚質割合も同様。2着決まり手は「マ」の割合が多く「捲」の割合が少ないのが特徴。ズブズブが狙い目なのかな。配当は平均に近い数字で、3着は狂いにくい傾向。





●配当


高配当ランキング 2車単:29/43位 3連単:32/43位





データ対象:2011/04/07~2015/06/21 G3以上のレース


別府の対象と決勝の結果
→訪問記 「86# 別府競輪場


日付 1着 2着 3着 2車単 3連単 レース
2011/05/02 11 6 松坂 洋平 逃 HB 5 白戸 淳太郎 3 中村 浩士 15,450 42,550 別府記念 4日目
2012/05/21 11 3 岡田 征陽 4 後閑 信一 5 浅井 康太 2,070 8,290 別府記念 4日目
2013/05/12 11 5 新田 祐大 2 成田 和也 9 浅井 康太 940 2,690 別府記念 4日目
2014/05/27 11 3 後閑 信一 捲 B 7 小倉 竜二 2 菊地 圭尚 9,270 70,480 別府記念 4日目

昨年の記念、前受け後閑-木暮-山下渡を及川-菊地-立花成で押さえに来るところを後閑がシビアに3番手主張。打鐘で菅原-小野-小倉が叩きに来るも小野が千切れ、最終ホーム菅原が単騎で先頭に立つも何度も何度も振り返る。最終バックで及川が捲るその上を後閑が捲り発進するが、小野と木暮が絡みこれまた連結が外れる。小倉が後閑の後位に切り替え、直線、後閑が押切り頭。2着は追走の小倉、3着は及川後位から抜け出した菊地の結果だった。


豊競劇場、向日町劇場なんて目じゃない、何ともまあ見事な別府劇場。最終ホームで菅原が「あれっ?あれっ?」と何度も振り返る姿が印象的だった。今年は菅原がいないのが残念。



●決まり手


「コーナーの曲線はレムニスケートを採用しているが、改修工事によって直線が若干短くなったため、全体的なクセは少ないといえる。3コーナー側はバックストレッチの裏を通る道路(国道10号線)を挟んで海が面しているため、風の影響に注意が必要。」(Wikipediaより)


決まり手を見ると、一目瞭然。400といえど33バンクだ。西武園も33バンクに傾向は似ているがそれ以上か。33バンクに近い傾向だが平均配当は高く、特に3着が狂い易い傾向か。





●配当


高配当ランキング 2車単:9/43位 3連単:6/43位





データ対象:2011/04/07~2015/06/09 G3以上のレース


岸和田の対象と決勝の結果
→訪問記 「56# 岸和田競輪場


日付 1着 2着 3着 2車単 3連単 レース
2011/04/19 11 2 武田 豊樹 5 山口 幸二 3 伏見 俊昭 2,770 22,320 岸和田記念 4日目
2011/08/07 11 7 伏見 俊昭 3 佐藤 慎太郎 1 村上 義弘 680 4,110 岸和田全日本選抜 4日目
2012/10/09 11 2 渡邉 一成 9 大塚 健一郎 1 南 修二 1,660 6,900 岸和田記念 4日目
2013/06/16 11 2 成田 和也 9 新田 祐大 逃 HB 7 伏見 俊昭 700 2,010 岸和田宮杯 4日目
2014/12/02 11 3 村上 義弘 7 村上 博幸 9 川村 晃司 HB 560 1,350 岸和田記念 4日目
2014/12/30 11 2 武田 豊樹 捲 B 5 村上 博幸 1 村上 義弘 2,890 19,280 岸和田GP

グランプリ直前に行われた昨年の記念。近畿5車勝ち上がりも、川村-村上博-村上義と南-前田拓で別線。前受け川村-村上博-村上義を別線が赤板で押さえて誘導退避し、京都3車が後ろに引いて前団がゴチャつく超スローペースで打鐘となる。単騎松岡孔が木暮-志村太を切って先頭に立つが、ペースが上がる前にすかさず京都勢が叩き切り、後は川村のマイペース先行。


こうなると別線は手も足も出ず、別線地元勢は出番なし。直線、村上義の交わしの交わしで頭。京都3車で確定板独占の決着だった。



●決まり手


「クセのない走りやすいバンクで直線も比較的長いため、脚質による有利不利は少ない。なお海岸に近い平地にあることから、1センター側から海風が吹く影響がある。」(Wikipediaより)


1着決まり手は「逃」が少ない傾向。2着決まり手は「逃」「マ」が多めで、ライン決着しやすいバンクか。差し目が狙い目かな。配当は2車単、3連単とも400平均に比べ低めで、3着が狂い易い傾向はない。





●配当


高配当ランキング 2車単:40/43位 3連単:40/43位




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デルカへ

本家の総選挙は終わったようだが、こちらの総選挙は今年もやるようだ。また、予選と決選投票の2段階方式。今年はガールズ新人デビューが7月からなので、去年とメンバーは一緒だ。


昨年は、難なく予選を通過したが、準決勝は長い写真判定の末24/8輪及ばす、前橋の優出を逃すという何とも遺憾な結果だった。今年も選挙運動期間中に優勝の1つや2つしといて、存在感を示しておきたいところだったが、取手決勝で落車。続く武雄も負傷欠場で、なんともまあツキがありませんなあ。。。玉野は間に合うのか。


メンバー変わらないんだし、今年も危なげなく予選は通過してもらいたいもんだ。



こっちの総選挙は、6/13(土) 18:00までやってるよ。

データ対象:2011/04/07~2015/05/31 G3以上のレース


取手の対象と決勝の結果
→訪問記 「23# 取手競輪場【改修後】」


日付 1着 2着 3着 2車単 3連単 レース
2012/11/12 11 3 武田 豊樹 1 長塚 智広 8 芦澤 大輔 190 490 取手記念 4日目
2013/11/12 11 1 長塚 智広 7 新田 祐大 逃 B 9 岡田 征陽 280 430 取手記念 4日目
2014/06/29 12 7 伊藤 保文 9 脇本 雄太 逃 HB 6 浦川 尊明 1,340 21,180 取手記念 4日目

昨年の記念、前受け吉田-金子貴を単騎の野田源が切り、脇本-伊東保-成清貴で押さえに来たところで打鐘。すんなり脇本の先行となると、後ろの別線は手も足も出ず。直線、脇本後位から伊東が差し切って頭。脇本が逃げ残りの2着、3着はスルスルっと内を抜けてきた浦川の結果だった。


取手記念は地元に強いのがいるので激安傾向が続いていたが、昨年は例の件で不出場。脇本の裏でそんなに考えられないこともないが、結構な配当となった。



●決まり手


「直線が短い訳でもなく、カント(走路の傾斜)が然程きつい訳でもないのでクセがなく、選手には走りやすいバンクだと言われている。そのためどの戦法でも戦いやすく、力勝負のレースが多い。」(Wikipediaより)


1着の決まり手は400平均に比べ、自力の決まり手が多く特に捲りが多く、捲りが決まりやすい傾向のようだ。また2着決まり手も「逃」「捲」が多くなっており、自力選手が有利な競輪場か。平均配当はかなり低く、また3着も狂いにくい穴党泣かせのバンク。




●配当


高配当ランキング 2車単:41/43位 3連単:41/43位