3月ボサノヴァ(闘病と子育てブログ) -143ページ目

宿泊学習

娘・うめてん。

小学4年生。


今日から学校行事の

宿泊学習!

(明日まで)


本人は楽しみー楽しみーと

言うばかりで、

準備は親任せ。


「しおり」を見ながら予定を分かっているか確認するも、全然頭に入っていない。


何するのか覚えた方がいいよ!と忠告すると、

分かってるから大丈夫!と口ごたえ。

ぜんぜん分かってないし。


あああああ不安すぎる……


だがしかし、

行き先は

支援級1年生の時に行ったことがある場所!


(支援級は1〜6年合同で年一回宿泊学習がある)


その時のことを微かに覚えているようで、

トイレは大丈夫だったとか事前情報があるのは

本人にとって非常に安心となっていた。

行ったことのある所で良かった。

そして市内の施設なので、万一何かあった際も迎えに行ける。


1年の時と違うのは、

大人数で行くこと。

子供だけでの班行動をすること。

お風呂に自力で入ること。

ベッドメイクを自力ですること。

エトセトラ……


お風呂は普段から一人で入っているが、

今回は宿泊学習に向けてあらためて短時間で入る練習をした。お風呂は10分以内と指定されている。シビア!清潔よりも時間重視笑い泣きで練習した。


ベッドメイクも練習した。

家の自分のベッドで練習するのは面倒臭いと拒否され、ポポちゃん人形の布団とシーツ代わりのティッシュで練習した。トホホ。

でも、これでもやらないよりはマシなはず!

布団やシーツをたたむ練習もしたが、ぜーんぜんシーツのカドを揃えられず、ブチ切れて終了……。いくら説明しても聞く耳持たずで、もうこれは誰かに手伝ってもらうしかなさそうだ。すみません。


ところで、「しおり」を見て気づいたことがある。

うめてんのお世話係的な子(仮名・ユキノちゃん)が同じクラスにいるのだが、

ユキノちゃんはうめてんと

バスの席も隣、

宿泊施設での部屋も一緒、

班活動も一緒、

係活動も一緒。

(これらは先生が決める)


こんなにあからさまに一緒で大丈夫なのか!?

うめてんは「ユキノちゃんと一緒で良かったー」と喜んでいるが、ユキノちゃん本人はそのポジションで納得しているのだろうか……?


うめてんは普通に出来る子っぽく振る舞っているが、本当は周りの手厚いフォローで成り立っている子なので、ユキノちゃんの日頃の苦労がいかほどか想像するのは容易いことだ。


ユキノちゃんありがとう。ここで感謝しても本人には伝わらないけれど本当にありがとう。


そして学校の配慮も本当にありがたいが、こんなに環境を整えてくれて、将来どうなるのか逆にすごく考えさせられる。

いまは助けが必要でも、少しずつ自力で出来ることを増やしていって、大人になるころにはそれなりに自分の力で生きていけるようになる……か……?ならないか?




話が逸れたが、そんなわけで今は

宿泊学習スタートしたところだ。

いろいろ失敗もするかもしれないが、何はともあれ

明日、元気に帰ってくることを願うばかりだ。



いろいろ綻びが……

娘・うめてん。小学4年生。

この春から始めた塾だが、

「やめたい」

と言い始めた。


やっぱりねーーー!!

ぜんぜん付いていけていないもの。

宿題は親が代わりにやっている状態。

「周りの子が行ってるから行きたい」という理由で始めたが、勉強できない子(そして、できるようになりたいという気持ちもない子)には辛かろう。


4年生になって、学校の勉強もどんどん難しくなってきている。「小4の壁」を感じる。

うめてんもここまで頑張ってきてはいたが、やはり知能の低さを感じることも多く、もはやこの壁を乗り越えていけるのかどうか。

学校の宿題も、計算ドリルや漢字ドリルなど別に難しくなさそうなものですらやらなくなってしまい、親が手伝っている。

くもんは算数・英語を辞めて国語だけだが、こちらも全然進まない。現在小3レベル。

IQはこの秋に測定予定だが、「上がっているな」という感じはしない。(前回、小2で測定した時は「これは上がっているに違いない!」と思ったのに変化なしだった)

IQは前回・前々回は80程度と言われている。秋にはどうなるかな。少し下がっているかもしれない。


友達との関係も今までより難しくなってきているようだ。

昼休みにワーッと鬼ごっこをすることも減ったし

鬼ごっこをしたらしたで大泣きして学校から電話が来るし……

女子特有のグループにも当然入っていけないし

同じマンションの口の悪い男子とも相性が悪く、その子を避けるあまりマンションの子全員と距離ができてしまうし。


そういう、色々なことがうまくいかない時期になっている。

どうしたらいいか考えるが、とりあえず無理はさせない方向で行こうと思う。

塾は辞める、登校不安があるなら付いていく、友達がいなくても別に気にしない。


悪いことばかりというわけでもない。

最近はピアノが好きでよく弾いているので、音楽で発散できるといいな。音楽は私も大好きなので音楽で発散していくのは大大大賛成で応援していきたい!

ちなみにピアノ学習は「シンプリーピアノ」という有料アプリを使っている。結構楽しいようだ。

ホントはピアノ教室で習わせたいが……過去に挫折したので二の足を踏んでいる。


実家の母の腹痛騒動

今日は老人介護?ブログ。

(解決済み)

(怖い記述があるので注意)




実家の母の具合が1週間前から悪い。

もともと酷い便秘症で、今年初めに胆石の手術をした大学病院で便秘のフォローもしてもらえているのだが、なかなか「コレ!」という良い便秘薬に巡り合わない。


この1週間は常にお腹痛いお腹痛いと言って元気がなくなり、何も出来なくなってしまった。

どうしようもないので、まず母のことに集中するため要介護3の父はショートステイに預けた。


母を大学病院に連れていき、そこでの診察・検査では便が溜まっている以外は異常なし、腹痛は腸のぜん動運動のせいとのことで、また新しく下剤を出してもらった。


この下剤が

爆弾だった。


この下剤は朝に飲むよう指示が出ていたので、診察の翌朝に新しい下剤を母は飲んだ。

しばらくすると、母は

「お腹がすごく痛い」

と言って脂汗をかきはじめた。

「寒気がする」

「痛い、死ぬ」


そして白目を剥いて意識を失った。

ソファに座っていたのだが、背もたれに頭をもたれかからせ白目のままグワーといびきをかきはじめた。


呼びかけても反応なし。

あヴああああーー!これやばいやつーーーー!


救急119に電話した。

ちなみに「意識を失っても救急車を呼ばないように」と余命数ヶ月の父は主治医から言われているが、母はそうは言われていない


住所やら状態やらを電話で話していると、母の意識は戻った。しかし顔色が水色。ありえん……


母は水色の顔で「救急車なんて呼ばなくていい、電話を切れ」と言い始めるが、いや、そういうわけにいかない。通話を続けた。


数分で救急車は到着し、母は状態を確認されたのち担架に乗せられ救急車に運ばれた。私も色々聞かれたりなんだかんだしたのち救急車に乗り込んだ。


「A大学病院(仮名)にかかっています、昨日も診察で新しい薬を出してもらったんです、それ飲んでおかしくなったんです、A大学病院に運んでください」と私は頼み込んだ。

A大学病院からは一杯ですと返事が来たようだが、救急隊の人も粘り強く会話を続けてくれて、ついに「ゆっくりめに来てください」と返事をもらえた。(会話をめっちゃ耳ダンボで聞く私)  救急車でゆっくり……?


母はすっかり意識が戻ったものの、相変わらずお腹を痛がっている。救急隊の人同士で「迷走神経反射じゃないか」と話しているのも耳ダンボで聞こえてきた。あっ、きっとそれだ!母の様子から、脳血管プチ切れとか腸破れたとかではなさそう。

※迷走神経反射……強い痛みなどのストレスで血圧が低下し意識を一時的に失うこと

私はなんとなく気持ちに余裕が出てきた。


A大学病院の受け入れが決まり、救急車はすぐさま発車した。ピーポーピーポー、数分で到着した。ゆっくりめとは……?


母は速やかにERに運ばれ、私は外で待つように言われた。

看護師さんが出てきて、これから採血とレントゲンをします、少し時間かかりますと言われた。


ーーーーーーー


そして……

消化器外科のお医者さんが出てきて説明してくれた。


やっぱり、検査結果は

便が溜まっている以外の異常無し。


新しい下剤の作用で腸のぜん動運動が強くなり、そのせいで大きな痛みが出て迷走神経反射で意識を失ったのだろうとのことだった。


新しい下剤はストップすることになり、前からの下剤を飲むことになった。


そして母は……

💩んぐタイムとなり、

無事💩も出て、もう帰ってヨシという許可が出た。


ーーーーーーー


母はみるみる顔色が良くなり、

翌日にはすっかり元気になっていた。


母「昨日は死ぬかと思ったけど今日は調子いいわー」

私「また悪くなるかもしれないから、調子に乗らないようにね。油断しちゃだめだよ」

母「💩も沢山出てスッキリしたし、今はお腹も痛くないし、あの新しい下剤、案外良かったかも。

また飲もうかしら


やーーーーめーーーーてーーーー!!!ガーン


荒療治にも程がある。

また飲んで意識失っても、今度は放っとく。


そんなわけで、

とりあえず母は

落ち着いたのであった。



救急隊の皆様、

大学病院の皆様、

ありがとうございました😂



父はショートステイで元気にしているかな。