実家の母の腹痛騒動
今日は老人介護?ブログ。
(解決済み)
(怖い記述があるので注意)
実家の母の具合が1週間前から悪い。
もともと酷い便秘症で、今年初めに胆石の手術をした大学病院で便秘のフォローもしてもらえているのだが、なかなか「コレ!」という良い便秘薬に巡り合わない。
この1週間は常にお腹痛いお腹痛いと言って元気がなくなり、何も出来なくなってしまった。
どうしようもないので、まず母のことに集中するため要介護3の父はショートステイに預けた。
母を大学病院に連れていき、そこでの診察・検査では便が溜まっている以外は異常なし、腹痛は腸のぜん動運動のせいとのことで、また新しく下剤を出してもらった。
この下剤が
爆弾だった。
この下剤は朝に飲むよう指示が出ていたので、診察の翌朝に新しい下剤を母は飲んだ。
しばらくすると、母は
「お腹がすごく痛い」
と言って脂汗をかきはじめた。
「寒気がする」
「痛い、死ぬ」
そして白目を剥いて意識を失った。
ソファに座っていたのだが、背もたれに頭をもたれかからせ白目のままグワーといびきをかきはじめた。
呼びかけても反応なし。
あヴああああーー!これやばいやつーーーー!
救急119に電話した。
ちなみに「意識を失っても救急車を呼ばないように」と余命数ヶ月の父は主治医から言われているが、母はそうは言われていない
住所やら状態やらを電話で話していると、母の意識は戻った。しかし顔色が水色。ありえん……
母は水色の顔で「救急車なんて呼ばなくていい、電話を切れ」と言い始めるが、いや、そういうわけにいかない。通話を続けた。
数分で救急車は到着し、母は状態を確認されたのち担架に乗せられ救急車に運ばれた。私も色々聞かれたりなんだかんだしたのち救急車に乗り込んだ。
「A大学病院(仮名)にかかっています、昨日も診察で新しい薬を出してもらったんです、それ飲んでおかしくなったんです、A大学病院に運んでください」と私は頼み込んだ。
A大学病院からは一杯ですと返事が来たようだが、救急隊の人も粘り強く会話を続けてくれて、ついに「ゆっくりめに来てください」と返事をもらえた。(会話をめっちゃ耳ダンボで聞く私) 救急車でゆっくり……?
母はすっかり意識が戻ったものの、相変わらずお腹を痛がっている。救急隊の人同士で「迷走神経反射じゃないか」と話しているのも耳ダンボで聞こえてきた。あっ、きっとそれだ!母の様子から、脳血管プチ切れとか腸破れたとかではなさそう。
※迷走神経反射……強い痛みなどのストレスで血圧が低下し意識を一時的に失うこと
私はなんとなく気持ちに余裕が出てきた。
A大学病院の受け入れが決まり、救急車はすぐさま発車した。ピーポーピーポー、数分で到着した。ゆっくりめとは……?
母は速やかにERに運ばれ、私は外で待つように言われた。
看護師さんが出てきて、これから採血とレントゲンをします、少し時間かかりますと言われた。
ーーーーーーー
そして……
消化器外科のお医者さんが出てきて説明してくれた。
やっぱり、検査結果は
便が溜まっている以外の異常無し。
新しい下剤の作用で腸のぜん動運動が強くなり、そのせいで大きな痛みが出て迷走神経反射で意識を失ったのだろうとのことだった。
新しい下剤はストップすることになり、前からの下剤を飲むことになった。
そして母は……
💩んぐタイムとなり、
無事💩も出て、もう帰ってヨシという許可が出た。
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母はみるみる顔色が良くなり、
翌日にはすっかり元気になっていた。
母「昨日は死ぬかと思ったけど今日は調子いいわー」
私「また悪くなるかもしれないから、調子に乗らないようにね。油断しちゃだめだよ」
母「💩も沢山出てスッキリしたし、今はお腹も痛くないし、あの新しい下剤、案外良かったかも。
また飲もうかしら」
やーーーーめーーーーてーーーー!!!![]()
荒療治にも程がある。
また飲んで意識失っても、今度は放っとく。
そんなわけで、
とりあえず母は
落ち着いたのであった。
救急隊の皆様、
大学病院の皆様、
ありがとうございました😂
父はショートステイで元気にしているかな。