3月ボサノヴァ(闘病と子育てブログ) -127ページ目

長野に旅行

土日で長野に行ってきた。


親が危篤なので、こんな時に旅行は良くないとキャンセルしようかと思ったが、もうずっと危篤なので行くことにした。


今回の旅の目的は、

天体観測!


娘・うめてんは小学4年生なのだが、学校で天体の勉強をしたら興味を持ったので星空を観に行くことにしたのだ。


しなの鉄道


夕暮れ


宿は天体サークルに入っている友人に紹介してもらった。望遠鏡や双眼鏡があり、解説もしてもらえる。

(ちなみに私は高校の時に地学部で、天文活動も活発に行なっていた←マニア体質)


さて、天体観測の前に、まずは勉強会で宿のおじさんからの解説が始まったのだが……


うめてん

本領発揮。

(とても悪い意味で)


イラッ「望遠鏡見たい。いつ見れるの」

おーっ!「おじさんの話、はやく終わってほしい」

ガーン「あーーもーーやーーーだなーーーー」

悪態を吐き続ける。

姿勢もぐでんぐでん。

その場に寝っ転がる。

しまいには、脱走。


ぎょえーーー!!

こんなの

ぜんぜん良くなってないよ!!!

幼少期と同じやんけ!!

最近は成長を感じていたが、本質は成長してないよ!!!


おじさんも察してくれると良かったのだが……

察してくれることはなく……

(軽く)怒られて……


とほほ


絵カードとか

タイムタイマーで

見通しをつけるべきだったか!?

油断しまくりだった。

環境を整えることが重要だということを忘れていたわ。


私と旦那とでうめてんを捕獲し、全身拘束して勉強会は続行。


望遠鏡で実際に観てみるときは、大人しく指示に従うことができた。

まあ、それでも、おおむねグダグダだったな。おじさんすみませんでした。


おーっ!「流れ星が見たーーーい」


この日は月が満月に近く、とても空が明るかったので

ニヤリ「月が沈んでからなら流れ星を見られるかもよ?夜中おきる?」

とうめてんを誘ったところ、


おーっ!「起きるーー!」


と言うので、


夜中2時起床して天体観察することにした。

(さすがに宿のおじさんの付き添いは無し。旦那もギブアップなので私だけ付き添い)


夜中2時はまだ月がギリギリ出ていて、

3時に沈んだのでそこから外に出た。

うめてんも起きられた。


外は氷点下ーーーーー!!

さむいーーー!!!!!

しかし長野の澄んだ空気で、星空はさすがの美しさ!!!


天の川も見えるーーーー(感動)


携帯電話でパチリした星空。この写真ではオリオン座がなんとなく写る程度だが、本物の星空はこの何倍もの星がビッシリだった。


流れ星もビューーン!と飛んでいた。

うめてん

超感動。

ものすごく嬉しそうにしているうめてんを見ると、

色々グダグダで落ち込んだ気持ちも吹き飛んだ。

旅行して良かった。

流れ星見られて良かったー!


1時間に20個くらいの流星を見ることができた。

後から知ったのだが、ちょうど「おうし座流星群」のピークだったようで、普段よりも流星の多い時期だったようだ。ラッキー!


4時ごろに観察終了して、再び就寝。


そして朝7時に起きると……

窓の外は、

雲海!!

こちらも超感動ーーー!雲海、初めて見た!


自然の神秘をあれこれ感じることができた、素晴らしい旅行だった。


うめてんに対する見方も変わった。まだまだ注意が必要だし、成長していない(成長できない?)部分もあるから周りの配慮が必要だということが身に沁みた。


良くも悪くも、思い出に残る旅行だった。


詩 重いな、大丈夫かな

日々、イライラしていることの多い

娘・うめてん。

何にイライラしているのか聞いても、うまく話せないと言われてよく分からない。文章にして書くとスッキリするかもよとアドバイスしたところ、詩のようなものを書き始めた。



こ、これは……。

ちょっと分かりにくいが、

みんなと考えが違っても、合わせていかないといけないんだという辛さと諦め?

を書いたのではないか。


えーーー!

みんなと違ってもいいじゃん!

傘さしたければさしていい!

気が合わない子に合わせなくていい!

先生の期待になんて応えなくてもいい!


と、伝えたが、

本人は頑なに、

いやだ、みんなと一緒がいい。みんな同じでみんないい。

と、言うばかりだ。

無理してるなあ……


どうしたものか。


今の学校教育は個を大切にしているので、学校教育の影響では無いと思うのだが、

私が「周りを見て合わせなさい」と言い過ぎたかなあ。

周りを見て合わせることって大事だけど、なんでもかんでも合わせるのも違うし、自分の考えを主張することだって大事なんだけどな。

あーーー加減が難しい。


いよいよ危ない(父)

入院中の父。

病院から連絡が来て、

血圧が下がり、酸素濃度も悪化しているらしい。

いよいよだ。


病院は現在コロナのクラスターが発生していて

面会不可。

亡くなっても会えない。

葬儀屋さんに引き渡すまで会えない。


なんてことだ。

仕方ないとはいえ、悲しい最期だ。


私は毎日、実家で父の膨大な荷物を整理している。

元気に仕事していた頃のもの、

リタイアしてからのもの、

認知症が始まってからのもの、

地層があり、それぞれの物に対する父のメモがあったりして、しんみりする。


父は40〜50代の頃は単身赴任をしていたため、私は父と一緒に生活していた期間はとても短い。

思い出は少なく、淡々としている。どちらかというと認知症になってから(ここ数年)の印象の方が大きい。


10歳離れた兄は父と生活していた時間が長いため、私とはだいぶ思いが異なるようだ。悲しみの深さが私とは段違いに感じる。


母もかなり悲しそうだ。ものすごく仲の悪い夫婦で、私は悪口ばかり聞かされていたので、亡くなってせいせいするくらいなのでは?と予想していたが、すごく沈んでいる。仲が悪そうに見えても、本当の気持ちは分からないものだな。


娘・うめてんにもおじいちゃんが亡くなりそうだと伝えた。

お葬式はいつ?学校休むの?

と気にしている。

ま、そうだよね。ほとんど関わりなかったし。マイペースでいてくれた方がいいわ。