長野に旅行
土日で長野に行ってきた。
親が危篤なので、こんな時に旅行は良くないとキャンセルしようかと思ったが、もうずっと危篤なので行くことにした。
今回の旅の目的は、
天体観測!
娘・うめてんは小学4年生なのだが、学校で天体の勉強をしたら興味を持ったので星空を観に行くことにしたのだ。
しなの鉄道
夕暮れ
宿は天体サークルに入っている友人に紹介してもらった。望遠鏡や双眼鏡があり、解説もしてもらえる。
(ちなみに私は高校の時に地学部で、天文活動も活発に行なっていた←マニア体質)
さて、天体観測の前に、まずは勉強会で宿のおじさんからの解説が始まったのだが……
うめてん
本領発揮。
(とても悪い意味で)
「望遠鏡見たい。いつ見れるの」
「おじさんの話、はやく終わってほしい」
「あーーもーーやーーーだなーーーー」
悪態を吐き続ける。
姿勢もぐでんぐでん。
その場に寝っ転がる。
しまいには、脱走。
ぎょえーーー!!
こんなの
ぜんぜん良くなってないよ!!!
幼少期と同じやんけ!!
最近は成長を感じていたが、本質は成長してないよ!!!
おじさんも察してくれると良かったのだが……
察してくれることはなく……
(軽く)怒られて……
とほほ
絵カードとか
タイムタイマーで
見通しをつけるべきだったか!?
油断しまくりだった。
環境を整えることが重要だということを忘れていたわ。
私と旦那とでうめてんを捕獲し、全身拘束して勉強会は続行。
望遠鏡で実際に観てみるときは、大人しく指示に従うことができた。
まあ、それでも、おおむねグダグダだったな。おじさんすみませんでした。
「流れ星が見たーーーい」
この日は月が満月に近く、とても空が明るかったので
「月が沈んでからなら流れ星を見られるかもよ?夜中おきる?」
とうめてんを誘ったところ、
「起きるーー!」
と言うので、
夜中2時起床して天体観察することにした。
(さすがに宿のおじさんの付き添いは無し。旦那もギブアップなので私だけ付き添い)
夜中2時はまだ月がギリギリ出ていて、
3時に沈んだのでそこから外に出た。
うめてんも起きられた。
外は氷点下ーーーーー!!
さむいーーー!!!!!
しかし長野の澄んだ空気で、星空はさすがの美しさ!!!
天の川も見えるーーーー(感動)
携帯電話でパチリした星空。この写真ではオリオン座がなんとなく写る程度だが、本物の星空はこの何倍もの星がビッシリだった。
流れ星もビューーン!と飛んでいた。
うめてん
超感動。
ものすごく嬉しそうにしているうめてんを見ると、
色々グダグダで落ち込んだ気持ちも吹き飛んだ。
旅行して良かった。
流れ星見られて良かったー!
1時間に20個くらいの流星を見ることができた。
後から知ったのだが、ちょうど「おうし座流星群」のピークだったようで、普段よりも流星の多い時期だったようだ。ラッキー!
4時ごろに観察終了して、再び就寝。
そして朝7時に起きると……
窓の外は、
雲海!!
こちらも超感動ーーー!雲海、初めて見た!
自然の神秘をあれこれ感じることができた、素晴らしい旅行だった。
うめてんに対する見方も変わった。まだまだ注意が必要だし、成長していない(成長できない?)部分もあるから周りの配慮が必要だということが身に沁みた。
良くも悪くも、思い出に残る旅行だった。



