ドラム発表会
少し前のことだが、
娘・うめてんはこの夏、
人生初めての
✨ドラム発表会✨
に出た。
コロナ禍ということで、
大々的なものではなく、
音楽教室にて開催・お客は生徒さんだけ
というこじんまりしたものだった。
順番等は当日発表とのことで、パンフレットを貰って開いてみたら、うめてんはトップバッター!
もうこの時点で、うめてん大激怒。
「なんで私が最初なの」
「嫌なんだけど」
あちゃー。前もって分かっていないと不安定になる性質だったのに、これはダメだったわー。
次回からは「順番は当日ではなくあらかじめ教えてほしい・トップバッターは避けてほしい」ことを伝えないとなあ。
でも今は、そんなことを悔やんでいる暇はない。
とにかくうめてんが始めないと始まらない!
ということで強引にステージに座らせ
音楽スタート。
うめてん、
意外と上手かった(というか、普段通りの実力を出せた)。
発表会というとガチガチに緊張していつも通りできなくなる人も多いのに、うめてんスゴイ。
↓爆音注意
無難に一曲終わり、拍手を貰った。
うめてんの次は、私〜。
(ビデオなし)
私もサラッと(?)終わらせて、
あとは他の出演者のプレイ鑑賞だ。
ここでうめてんの態度極悪化。
「音がうるさい」
「耳がぶっ壊れる」
何てことを言うのか!
自分が叩く音は平気だが、他の人が叩く音はうるさく感じて我慢できないという。
叩いているのはあんたより上級者なんだけどね!文句言う資格なし。
念のため持ってきたイヤーマフを装着!
発表会なんだから、ちゃんと他の人のプレイも見てくれーーー!
「なんで私いちばんだった?」
「ゆるせない」
自分がトップバッターだったことを根に持って、自分の出番が終わってからもぐちぐちと文句を言い続けている。
あのー。いま他の人の演奏中なので静かにしてくれ!
「 」
話すのは止めたが、今度は椅子をガタガタさせて怒り続けるうめてん。
この態度の悪さはどうか?
許される範囲か?
途中退出は……出来るだけしたくない。
私は開き直った。
荘厳なバイオリン発表会なわけではないし!
大ホールのピアノリサイタルでもないし!
アットホームなドラム発表会、こういう変な子がいるのもアリということにしてくれーー!みなさんごめんなさい!
発表会の最後の方は、ドラム歴10年のとっても上手な高校生がすごいテクを見せてくれたりして、それにはうめてんも
「私もあれやりたい」
と言っていた。そうそう、それだよ、発表会の醍醐味!!他の上手な人のプレイを見て、自分もやりたくなるというやつ!!
しかしこの時以外はずっと怒り続けていたうめてんだった。
発表会後は、そそくさと会場を出たが、
お店の人が心配して来てくれた。
🙍🏻♀️「あの、大丈夫ですか?耳……」
あ、イヤーマフしてたから、気を遣わせてしまったようだ。
「大丈夫です、すみません、すみません」
「なんで一番だった?」
もう逃げるように帰った。
会場のみなさーーーん!態度悪い娘で本当にすみませんでしたーーーー!!
(心の叫び)
帰ってからもうめてんは、自分がトップバッターだったことに対してずっと怒り続けていた。
あのー。普通、発表会の後って、自分の演奏の下手さや他の人との差を感じてガックリくることはあるあるだけど、自分の順番がトップバッターだったことに対していつまでも怒り狂うって無いよね……。
私は言った。
(
)「あのね、
うめてんは、とっても上手だったよ!
なんの問題もなかったよ!
一番で緊張したかもしれないけど、
しっかり出来ててすごかったよ!!
次の発表会は、一番にしないでくださいって
頼んでおくよ!!」
もう何度も言い聞かせた。
「もう発表会なんか出ない」
「そうしてくれ」
ドラム自体が嫌になったわけではないようなので、
しばらくドラム教室は続ける。
発表会に関しては、要注意。出禁?
こんな殺伐としたものではなく、ほのぼのと発表会を楽しめる日が来るといいな。
娘の詩と、母のその後
発熱(母)
実家の母が発熱し、
自宅にあったキットで検査したところ
陽性
_| ̄|○
周りでもチラホラ聞くようになってきた。
第8波、だ。
つらい、つらい、
やっと死ねる、
と本人は言っている。
いや、死ねませんけど?多分。
かかりつけ医に電話し、オンライン診療を申し込んだ。今は待っているところだ。
とほほ

