死にながら生き続けるのだ?
本日はあまり真面目な話題じゃありません。
消費増税、19年10月に実施 需要変動対応で19・20年度に予算措置=茂木経財相(ロイター)
[東京 14日 ロイター] - 茂木敏充経済財政・経済再生担当相は14日、NHKのテレビ番組の中で、2019年10月の消費税率10%への引き上げは、予定通りに実施するとの見解をあらためて示した。そのうえで税率変更前後の需要変動に注意が必要とし、機動的な政策対応をするため2019年度、20年度の本予算で措置を講じると述べた。
茂木経財相は、こうした対応によって、消費税率を引き上げることができる経済に持って行きたいとの見解を示した。
一方、雇用問題では、65歳以上に継続雇用を引き上げることについて、今年末までに未来投資会議で中間報告を取りまとめたいとした。
田巻一彦
(太文字筆者編集)
機能的財政論ではなく「機動的な政策対応」と来たものです。これ要するに「行き当たりばったりで、対応するよ」というのとあまり変わらない気がするのですけれどもどうなのでしょう。とりあえず機動的の意味を引いてみました。
機動的
この意味によると「消費税増税で日本経済に何が起こるわからないけど、何かが起こったときにはすばやく対応します」となり、やはり行き当たりばったり、ないし日本経済が冷え込むことを前提とした増税というお話。生かさず殺さず、ということでしょうか。
ついでに先日書きました外国人労働者の永住が可能に-いい加減に移民だと認めるべきではなだろうか?(拙ブログ)の外国人労働者、永住も可能に…熟練技能を条件(読売)によると、移民も拡大してもはや日本は外国人依存(本日11時55分の進撃の庶民寄稿参照)にさせられるそうです。
ついでに政府は労働法制の改悪も諦めていない御様子。
さて、これらが何を意味するのか?
キェルケゴールは肉体の死よりも、精神の死が恐ろしいと言ったそうですが、まさにこれ。日本人の精神を折りに来ているんじゃね?と。
すなわち「死にながら生き続ける」こと、つまり隷従こそを政府は日本人に求めているのかもしれません。
これね?映画とかでよく見ない?肉体は動いてるけど、精神的に死んでるやつ。そう・・・・ゾンビ。すなわち政府は日本人ゾンビ化計画を進めているのだ!(えっ?唐突だって?気にしない)
アニメ・ゾンビランドサガって面白いよね?
Dアニメでちょっとなんとなく見てる(2話目)んですが、ゾンビになった少女たちが佐賀復活のためにアイドルを目指す物語。ついでにこれ、ゾンビランド佐賀です。漢字に直すと。佐賀弁だと思いますが、キャラがほとんど佐賀弁です。
もしかしてこれは47都道府県やるんだろうか?ゾンビランドオオサカとか。大阪はギャグ枠でしょうから、大阪のおばちゃんがゾンビになってアイドルを目指すストーリーになりそうな・・・・・orz
まだ2話目なので物語全体とフィナーレがどうなるのか?は分かりませんけど、以下のように思います。
佐賀というローカル、土着なものとアイドルという全国的なもの(これも日本ローカル)を扱いつつ、ゾンビが土着(ローカル)の復活を目指すストーリーに思えてしょうがないのです。
キャラクターのゾンビ少女には普通の少女、伝説の花魁、伝説のヤンキー、伝説の子役、伝説の山田さん(謎、スルメ大好き)等々が出てきます。最初は精神が死んでいましたけれども、LIVE(ショック)で精神が復活するわけです。
まるで伝統と敗戦と戦後と普通を一緒くたにしたようではないですか。
2話目まで見た感想は「ご都合主義」「アニメならではの展開」なのですが、ギャグアニメとしても見れますし、奥底には「もしかしたらこれは、ゾンビ化した日本から光明を見出そうとするアニメなのではないか?生きたいという精神の欲求なのではないか?」なんて深読みもできます。(そんな深読みは私だけかもしれませんが・・・(汗))
あと単純におもろい。いや、これ普通におもろいのでぜひぜひどうぞ。
しかしこれで「ゾンビ萌」というジャンルが確立するのか?・・・・・それはちょっと違う気がする。
P.S
私、基本的には男性主人公のアニメしか殆ど見ません。けいおん?ひぐらし?見てねーよ!でございます。だってゲイだもん・・・しょうがないじゃん。いや、面白いそうなんですけれどもね。
好きなアニメは「灰と幻想のグリムガル」「銀河英雄伝説」「マクロス(初代です、それ以外はちょっと)」「オーバーロード」「ソードアート・オンライン(1期)」等々。ちなみにまどか☆マギカも見てみたら、案外面白かったです(敬遠していた)。
ちなみにマクロス初代はレビュー&政治論をマクロスに見る文化・文明にて書いてます
ま、そんな私が「あれ?このゾンビランドサガ面白くね?」と思ってるので、そこそこ面白いと思います。
・・・・何の話だっけ?そうそう、消費税と移民拡大でしたが、冒頭に「本日はあまり真面目な話題じゃありません。」とお断りしているので、これでいいのです。
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