反新自由主義・反グローバリズム コテヤン基地

反新自由主義・反グローバリズムの立場に立って政治経済のネタ帳&男の料理(記事後半)を書いていきます。
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グローバリズムこそが北朝鮮と中国の台頭を許した

 第一次グローバリズム(19世紀~第二次世界大戦前あたり)は覇権国家であったイギリスを凋落させアメリカの台頭を明確にしたように、今度もまた同じことが起きようとしているのだろうと思います。

 つまりは東アジアにおけるアメリカの凋落と中国の台頭、その覇権の移行の過渡期が現在だと解釈可能なのではないか?と思います。

 中国がバックに居る北朝鮮の危機に対してアメリカは、打つ手が無いのが現状でしょう。たとえ中国が北朝鮮へのアメリカの軍事侵攻を黙認したとしても、韓国には数百万の被害が出たとなればアメリカのプレゼンスを東アジアで保持することは不可能ですし、また中国への圧力をアメリカは現在かけておりますが、貿易戦争に発展したとしてアメリカが勝つ見込みはあるのか?というとなかなか怪しい。

 

 どんなシナリオを描いてみてもアメリカの凋落は避けられない、というのは現実問題として起こっているわけです。

 

 その原因を何に求めるのが正解なのだろうか?と考えた時に、やはり第一次グローバリズムをイギリスが推し進めて最終的に凋落したように、第二次グローバリズムを推し進めたアメリカの失敗こそがアメリカを弱体化させ、そして中国の台頭と北朝鮮の危機を招来したと見るべきだろうと思います。

 

 2000年からの中国への協調路線は、中国を経済的にグローバル秩序の中に組み込んだものの、それは共産党独裁体制の中国にグローバリズムという名で援助を与えることにしか過ぎませんでした。

 人件費が安く、人口が膨大だということで世界中が中国市場に夢を見て、そしてこぞって資本を投下しましたが、それは中国の国力を高めて軍事力をも高める結果になり中国共産党の野望を成就させる手段にしか過ぎませんでした。

 

 一方でグローバリズムを受け入れた先進諸国はグローバリズムとほぼ同時に、底辺への競争を強いられて格差が拡大し、実体経済としては低成長が続くという事態に陥ったわけです。

 しかし金融によって成長率をカバーし、そして金融は大した雇用を生み出さないということで格差の拡大に拍車をかけました。これはアメリカに最も顕著な現象でしょう。

 超覇権国家であったアメリカはもはやなく、いまやアメリカ大陸での地域大国へと転落しようとしているのが現在の状況でありましょう。

北朝鮮問題は中国と日本の東アジアの覇権争い

 もはやアメリカに北朝鮮問題を解決するだけの力もオプションも殆どない。とするならばこの北朝鮮問題とは中国とアメリカの東アジアのプレゼンス争いであると同時に、中国が日本に示す新たなる秩序を日本が受け入れるのかどうか?という問題でもあるわけです。

 次の東アジアの地域覇権を握るのは十中八九、中国であることはもはやほとんど明確ですが、その秩序に日本が服するのかどうなのか?という問こそが北朝鮮問題なのであろうと解釈可能です。

 

 そして現在のところ日本で北朝鮮問題を、華夷秩序に服するかどうかの問題と捉える人は殆どいない。せいぜい評論家の三橋貴明氏やおそらくは中野剛志氏、このあたりくらいのものでしょう。

 メディアも有識者も政治家も官僚も、そして国民も全くこのようには捉えずに、未だにアメリカについていけば北朝鮮問題がなんとかなるであろうと錯覚しております。いや錯覚しようとしております。

 

 とするならば、中国と日本の隠れたこの命題は、中国の勝利と終わることはほとんど間違いがありません。なぜなら一方の日本は、北朝鮮問題が華夷秩序の受け入れか否か?という問題としてすら捉えられていないのですから。

グローバリズムとは本質的に近隣窮乏化政策を生み出す

 中国が尖閣諸島への挑発を本格化したのは2012年辺りだったかと思いますが、それ以前のグローバリズム的な経済秩序に服したようにみえる中国が、なぜ態度を変え始めたのか?というと、もちろんながら軍事力が増強されて、東アジア地域のみであればアメリカへの対抗が可能になったこともあります。

 しかしそれとともに、2008年移行の大停滞の世界経済においては国民の不満をなだめるために近隣窮乏化政策が取られやすい状況になったというのも事実でしょう。

 実際に米韓FTAなどはアメリカが韓国を経済植民地化したと揶揄されたほどでしたし、TPPについても同様です。

 そして今度は中国が地域覇権を確立して、同じことをしようとしているに過ぎません。

 

 そしてこのままグローバリズムによる大停滞への解決策が見つからないのだとすれば、世界はまたもやブロック経済という名の地域グローバリズム、地域覇権国家による近隣窮乏化政策にかじを切るのではないか?という可能性が十二分にあります。

 

 例えばすでにEUではドイツがそのようにしておりますし、アメリカはNFTAを改めると言いながら、よりアメリカの利益になる、つまりはカナダとメキシコの不利益になる協定にかえようという話でした。

 日本においてもRCEP(東アジア地域包括的経済連携)の交渉をすすめている最中であり、この盟主に収まるのはおそらく中国でしょう。

 少なくともこの交渉において、中国から多大な譲歩を日本は迫られる可能性が高いと思われます。

 第一次グローバリズムは植民地帝国主義と呼ばれましたが、現在は経済植民地帝国主義というわけであまり変わりはありません。

明治維新からの日本を振り返る

 明治維新とはなんのために起こったのか?300年近く続いた江戸幕府を滅ぼした”革命”は何のために必要だったのか?明確に言えることは先人たちはグローバリズムに抗うために、明治維新が必要であったのだろうということです。

 グローバリズムに抗うとは、日本という国柄を守ろうとしたと言えます。その証拠として明治維新~第二次世界大戦までの流れの奥底にはいつも尊皇攘夷思想が流れていたし、また明治政府が臥薪嘗胆、富国強兵を旨としたのもそのためでしょう。

 

 明治維新を革命と言い切った私に違和感を覚える方もおられるでしょうが、革命とは権力構造が運動によって移行することなので、定義的には革命と言って差し支えないはずです。

 この革命を維新と呼ぶことは、退却を転進と呼ぶのと同様に物事の本質を覆い隠す性質があるように思えます。

 橋下徹は大阪維新の会を作りましたが、あれは大阪革命の会と呼べるものですし、実際に大阪都構想で大阪市を解体しようとしたではありませんか。しかも現役の大阪市長が(!!)

 つまり江戸幕府を滅ぼし、明治政府が成立した時点で日本は、ロシア帝国がソ連へと変わったくらいに劇的な変化をしたと言えましょう。

 

 そして日本は尊皇攘夷思想のもとにグローバリズムへの抵抗と、そして自らも抵抗するために植民地を欲したという矛盾を抱えて第二次世界大戦に突入するわけです。

 第二次世界大戦の正義がどこにあったのか?などと論じるつもりは毛頭ありません。結果敗北した日本は、戦後は世界秩序へ服する道を選んだ、それが現在のグローバリズムに迎合的な日本の本質といえるのではなかろうか?と思います。

 

 上記の路線が経路依存性によって存続するとするならば、日本は容易に中国の地域覇権を認め、華夷秩序に組み込まれ、最終的には属国化するのではなかろうか?と思われます。

 江戸幕府という権力構造を打倒してまで自主独立を守ろうとした明治維新の志士たちと、現在の世界の秩序に黙々と従う日本のどちらが良いのか?私にはわかりません。

 

 しかし現在の北朝鮮危機、それになんら手を打てないアメリカという構図は、東アジアの地域覇権国家の移り変わりの過渡期であるという現状認識がない限り、日本に主体的な選択などできようはずがありませんし、まともな議論も行われないであろうと思います。

 まずは現在の厳しい現実を、虚心坦懐に受け止めることでしか、日本の進むべき道は見えてこないでしょう。

P.S

北朝鮮問題、アメリカに勝ち目はない(Newsweek)

トランプ政権にとって、最終的にその限界をさらしてしまわずに強さと決意を表す手段はない。

現在の朝鮮半島情勢はアメリカにとっての「スエズ危機」なのだろうか。エジプトがスエズ運河を国有化したのに対抗し、イギリスなどが軍事侵攻したが失敗。大英帝国の衰えと第二次大戦後の国家間の力関係の変化をさらしてしまった。

北朝鮮危機はまさに、覇権移行期の顔をしている。トランプのアメリカは、「ウィン=ウィン」ならぬ「ルーズ=ルーズ」の危機に直面している。それらは、アメリカ衰退の現実と北東アジアで戦略を形作る上での限界を見せつけている。

ベンジャミン・ハビブ(豪ラ・トローブ大学講師、専門は国際政治)

 アカデミックな界隈ではすでに「アメリカが凋落している」というのは、半ば常識化しているのかもしれません。日本、韓国はアメリカの傘下にある当事者であり、また北朝鮮危機の当事者ですのでどうしても「都合の良い現実を見たがる」のはしょうがないのですが、故に認知不協和に陥っているのでしょう。

 

 そしてこの認知不協和は決定的な選択肢の誤りを日本に与えかねません。もはや日本は技術大国でもないし、世界の論文シェアは下がる一方、経済大国としての地位もゆるぎ始め、そしてこのまま失われた20年を30年、40年と続けるならば2050年あたりには中小国家と同レベルに落ちるというシミュレーションすらあります。

 一方で地政学的には中国、アメリカ、ロシアという大国に海を挟んで隣接し、極めて重要な地域であるわけですから、どこもかしこも日本という地政学的重要地域を抑えたいという野望に駆られるでしょう。

 

 私が子供の頃に夢見ていた21世紀は来ず、日本にとっては過酷な21世紀となりそうです。

 

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本日の男の料理 豆腐とチンゲン菜のお吸い物

 本日はお吸い物。材料の分量も適当に書きますので作ってみてくださいね。わりと「高級」な味がしましたよっと(笑)

材料

  • 豆腐
  • チンゲン菜
  • だし昆布
  • 鰹節
  • 薄口醤油
  • 日本酒

調理手順

  1. 豆腐は角切りにカット、チンゲン菜は下茹でして絞ってカットしておきます。
  2. 鍋に昆布を1Lにつき20cmほど入れて火にかけます。ふつふつしてきたら弱火にして20分ほどしたら昆布を引き上げます(本当は70度で1時間が一番美味しいらしい)
  3. 火を強火にして沸騰させたら火を切り、鰹節を1Lにつき一掴み(20~30g)入れて3分放置。ザルとキッチンペーパーで濾して出汁の出来上がり。
  4. 出汁を火にかけて塩、薄口醤油で味を整えた後に、日本酒を1Lにつきお玉1杯入れてアルコールを飛ばし、最後に豆腐、チンゲン菜を入れて出来上がり!

 昆布出汁は軽く黄色くなる程度につくり、鰹節は入れすぎないのと火を止めてから入れるのがコツです。また日本酒は多めに入れると高級な味に近づきます。

 

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