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アメリカは何をするか
「核保有国」の地位固め=北朝鮮水爆実験(時事通信)
【ソウル時事】北朝鮮は2回にわたる大陸間弾道ミサイル(ICBM)の試射、日本上空を通過した中距離弾道ミサイル発射訓練に続き、ICBM用水爆の実験に成功したと主張した。核実験は6回目。トランプ米政権が強硬対応の構えを見せる中、危険な賭けに出てまでも核・ミサイル開発に拍車を掛けた背景に、「核保有国」「ICBM保有国」としての地位を固める意図があるのは疑いない。
北朝鮮は2006年10月9日に初の核実験を実施。その後、4回目の核実験までは数年間の間隔を置いてきたが、昨年1月6日に「水爆」と主張する実験を行い、わずか8カ月後の9月9日に5回目を強行。金正恩政権発足以降、核・ミサイル開発のペースを速めており、今年は弾道ミサイルの発射を繰り返した後、弾頭の性能を試すため、1年ぶりに6回目の核実験に踏み切った。
北朝鮮は6回目の核実験をしたようでして、核弾頭の小型化が出来たのかどうか?は専門家の分析を見てみないと分かりませんが、少なくとも国際情勢的には、これでアメリカが「何もしない」という選択肢を取った場合、北朝鮮は既成事実化によって許容されたと判断するはずです。
そして残念なことに、トランプは「ミサイルも核実験も許さん!」と言っていたのが「核実験は許さん!」にトーンダウンし、そして今回は日本に対しては「どちらかの放棄を求める」というお茶を濁した対応になっておりますし、そもそもアメリカが「核実験の兆候を知らなかった」というのはなかなか考えにくい。
その上で下記のニュースをご覧ください。
北朝鮮が核実験 トランプ大統領反応示さず(NHK)
アメリカのトランプ大統領はこれまでのところ公式な反応は示していません。
トランプ大統領はこのところ北朝鮮が弾道ミサイルを相次いで発射するなど、挑発行為を繰り返す中、先月29日には声明を出し、強く非難したうえで「すべての選択肢はテーブルの上にある」として軍事的な選択肢も排除しない姿勢を強調し、北朝鮮を強くけん制しました。
さらに30日にはみずからのツイッターに「アメリカは北朝鮮と対話をし続け、この25年間法外な金額を支払ってきた。対話は解決策ではない」と書き込みました。
一方で、マティス国防長官やティラーソン国務長官は外交的な解決を目指す姿勢も強調していました。
アメリカとしては再三にわたり北朝鮮に自制を求めているさなかの行為だけに深刻に受け止め、軍事的な選択肢も維持しながら、日本や韓国など関係国との連携を強め、北朝鮮に対して経済制裁など一層圧力を強めるものと見られます。
まあ、そもそも「ICBMか核兵器、どちらかの廃棄を求める」とアメリカがやったところで、日本は全く安全保障上の利益はないんですけどね。
北朝鮮のこの強硬な態度を改めさせるには、確実に軍事力の行使が必要なのですが、軍事力の行使は中国との直接対決になる可能性が高い。
つまりアメリカは軍事力というオプションを縛られた状態で、北朝鮮をどうにかしようとしているわけで、どうにか出来るわけがありません。
北朝鮮はどうなるか?
ロシア、中国は表面上は北朝鮮に対して「経済制裁!」とかやってますが、その制裁項目にはいつも石油がありません。要するに体裁上は国際協調してお茶を濁しているだけ、アメリカが北朝鮮の話題に飽きてきたらさっさと経済制裁解除をやることでしょう。
※というか北朝鮮が中国にビビってない時点で、なにか話がついている可能性すらありえますので、経済制裁になっているかどうかすら怪しいものですが。
北朝鮮の目的は金王朝の安泰のための自国の安全確保が至上命題です。よって核開発もICBMの開発もやめるわけはありません。
ある意味で外交と国際情勢のリアリズムを一番捉えているのが北朝鮮というのが、皮肉にも程が有るところです。
そして大きな流れでのアメリカの凋落と中国の台頭を考えた場合、実は北朝鮮は50年後には「国際社会の勝ち組」になっている可能性すらありえるわけです。
北朝鮮もある種の中国の属国ではあるのですが、アメリカが凋落して日本が華夷秩序に組み込まれた場合、中国にとっては北朝鮮のほうが古くからの盟友であり、あのアメリカを散々にかき回した「愛すべき属国」ですので、当然ながら日本より厚遇される可能性が高い。
日本はどうするか?
え~大変残念なお知らせですが、現在のところ日本は北朝鮮の被害国になりそうですが、かといって主体性を持ったプレイヤーというわけではありません。
それどころか安倍政権は北朝鮮への経済制裁の解除を着々と進めてきて、そしてこの惨状なのですから笑うしかありません。アッハッハッハ!!
やはり安倍晋三と北朝鮮は「グル」だった!(simatyan2氏)
その証拠に安倍晋三は北朝鮮に対し、下のような数々のプレゼント
をしてきました。
一部制裁解除した安倍政権の失策 拉致問題解決のウルトラCは(AERA 2015年12月10日)
もう本当笑うしかない状況なのですが、これで「外交の安倍」とか言っていた人たちは恥ずかしくないんですかね?韓国外交では日韓合意で英霊を貶め、ロシア外交では北方領土で一方的譲歩をかまし、アメリカ外交ではTPPを差し出そうとして拒否られ、またアメポチぶりを遺憾なく発揮し、そして北朝鮮外交では経済制裁を解除して現在の惨状と(笑)
笑うのが不謹慎だろうがなんだろうが、こんなの笑うしか無いでしょーが!!
んでこんな政権を国民が支持している限り、日本の安全保障も国防もあったものではありませんし、外交もボロボロでございますわ。
ちなみに活況であった不動産関連も、中国資本、資金が相当入っているようで、そして現在中国移民を絶賛推進中。これはもうダメかもわからんね。
※不動産関連の活況は今年の終わり、もしくは来年の初めの方でやばくなりそうな情報が・・・これもちょいと機会があれば書きますが精査しているところです。
ん?んで日本は北朝鮮に対してどうするべきかって?どうしようもないでしょう。防衛費増額してくれないし、わずか1400億円のイージス・アショアすら来年度の予算にようやく組み込まれるレベルで、最低3~4年はかかる模様。
そもそも北朝鮮問題の本丸は中国で、中国のICBM及び核弾頭をイージス・アショアで無力化なんて無理。飽和攻撃ではい、さよーなら。
つまり日本が東アジア情勢で外交的優勢を確保できる可能性は全くありません。その基盤たる軍事的優勢も経済的優勢も無いんですから。
緊縮かまして国滅ぼす、とでもいいましょうか。本当にこれは亡国へ一直線なわけでして、安全保障上の解決策も財政出動しかありえないんですが、それを主張する政治家及びそれを求める国民がほとんどいない。
※戦争をしないことだけを考えるならば、良いタイミングで中国の属国になるという手は残っておりますがね(自嘲気味)
民進党の新代表は前原誠司議員だそうで、口だけ勇ましい緊縮財政派でございます。安倍政権もそーですが。
このような「詰んだ状態」でどうにかなるとは思えないわけですが、一応、後世の日本人が「ああ、我々の祖先は馬鹿ばっかだったんだ」と絶望しないように、しょうがないからブログを書いている状態です。やだやだ。
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毎日更新されているんですが、当然ながら私も毎日みています。多分見始めて7~8年くらい?むっちゃ勉強になりますから。
本日の男の料理 ポテトサラダ
今日はポテトサラダ。ごっつい普通のポテトサラダです(笑)
材料
- じゃがいも
- 胡瓜
- 人参
- 卵
- ハム
- 塩
- 胡椒
- マヨネーズ
調理手順
- じゃがいもは茹でるか、もしくはカットしてからレンチンして火を通します。熱い内にボールで潰します。
- 胡瓜は輪切りにして塩して、しばらく置いたら絞ってボールへ。人参、ハムは千切り。卵は茹でて粗みじんにしてボールへ
- 塩、胡椒、マヨネーズで味をつけて混ぜたら出来上がり!
ポテトサラダの場合は私は男爵いもで作ったほうが好みです。トマト、ピーマン、粉チーズなどを入れてアレンジしても良いかもしれません。