安倍政権からいわゆる保守派が離反か? | 反新自由主義・反グローバリズム コテヤン基地

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いわゆる保守派の重鎮が安倍政権批判

 なかなかおもしろいニュースを見つけました。ぜひとも長くはないので全文読んでいただきたいのですが、ところどころ引用しながら批評してみようと思います。

 

保守派の大重鎮・西尾幹二氏 安倍晋三首相に「国民に対する裏切り」(西尾幹二氏)

憲法改正をやるやると言っては出したり引っ込めたりしてきた首相に国民はすでに手抜きと保身、臆病風、闘争心の欠如を見ている。外国人も見ている。それなのに憲法改正は結局、やれそうもないという最近の党内の新たな空気の変化と首相の及び腰は、国民に対する裏切りともいうべき一大問題になり始めている〉

 太文字部分は私の編集です。さて、憲法改正を掲げるいわゆる保守派としては、心情は理解できるのですが、太文字部分にやや違和感が。

 

憲法改正、反対53.4% 安倍政権下、賛成は34.5%(毎日 2017年8月5日)

 共同通信社が3、4両日に実施した全国電話世論調査によると、今回の内閣改造・自民党役員人事を「評価する」との回答は45・5%で「評価しない」は39・6%。安倍晋三首相の下での憲法改正に賛成は34・5%。反対は53・4%だった。

 実は国民の半数以上は「安倍政権下での憲法改正を望んでいない」という世論調査が出ております。もっとも憲法改正に賛成の3割の国民が存在することも確かで、さらにいえば安倍政権の一番下がった支持率が3割弱でしたので、どうも憲法改正賛成派が安倍内閣のコアな支持層、と類推できるんじゃないでしょうか?

 とすると「支持層を裏切った」という意味において、西尾幹二氏の批判は妥当かもしれません。

 この場合「国民に対する」というより「支持層に対する」のほうがしっくりきますが・・・まあ、そんな瑣末なことは置いておいて。

 

〈拉致のこの悲劇を徹底的に繰り返し利用してきた政治家は安倍晋三氏だった。(中略)主役がいい格好したいばかりに舞台にあがり、巧言令色、美辞麗句を並べ、俺がやってみせると言い、いいとこ取りをして自己宣伝し、拉致に政権維持の役割の一端を担わせ、しかし実際にはやらないし、やる気もない。政治家の虚言不実行がそれまで燃え上がっていた国民感情に水をかけ、やる気をなくさせ、運動をつぶしてしまった一例である〉

 憲法改正、皇室問題、国土防衛など、その後もテーマを移しながら安倍批判は続く。その表現は鬼気せまるものがある。

〈ウラが簡単に見抜かれてしまう逃げ腰の小手先戦術は、臆病なこの人の体質からきている〉
〈いつもいいとこ取りをし、ウロウロ横見ばかりして最適の選択肢を逃げる〉

 そしてこう断言する。

〈安倍氏、ないし自民党は「保守」とはまったくいえない勢力だ〉

 といいながら・・・

◆みんな愛想を尽かしている

 西尾氏に真意を訊ねた。帰ってきた言葉は、文章以上に辛辣だった。

「私は安倍氏については、第一次安倍内閣の頃から、おしゃべりはうまいが、口が軽い、人間が軽いと思っていました。ただ、第二次政権発足時はメディアの“安倍叩き”が凄まじかったので、彼を守ろうとする意識で抑制していたし、期待もしていたんです。

 ところが、彼はそうした保守派の過度な応援に甘え、憲法にしても拉致にしても皇室の皇統問題にしても、保守であればしっかり取り組むべき課題を何もやろうとしなかった。

 いえいえ、西尾幹二先生。凄い矛盾になってませんかね?軽い人間であるから「いいとこ取りをし、ウロウロ横見ばかりして最適の選択肢に逃げる」のであって、そもそも「人間が軽い」と喝破していたのにもかかわらず、応援をしたというのは「甘えさせる気満々であった」としか読み取れません。

 

 「甘えさせる気満々であった」とするのならば、いわゆる保守の重鎮とまでいわれる方が、安倍総理を応援することで餌付けして、コントロールをしようとしていた、というわけでしょう。そしてそれが可能だと思っていたという告白になっております。

 ということはですよ?コントロールができなかったから八つ当たりをしている、と読み解けなくもありません。

それでも西尾幹二氏を評価するわけ

 いくつか西尾幹二氏の記事を見て回ったのですが、例えばこれ。

民族の生存懸けた政治議論を 保守の立場から保守政権を批判する勇気と見識が必要だ 評論家・西尾幹二氏(産経)

 今でも保守系の集会などでは当然ながら、安倍晋三政権を評価する人が少なくなく、私が疑問や批判を口にするとキッとなってにらまれる。

 こういった「自称保守・全体主義的」な空気のなかで政権批判をやっている、ということは大変に気骨のある人物と申し上げなければならないでしょう。

 ところで西尾先生。「保守」が「安倍政権を評価する」などということは、論理的にはありえないのですよ?

 

 農協改革という農協潰し、種子法の廃止による食料安全保障の毀損、TPPを国会で批准してのグローバリズム、緊縮財政によって国土に投資をしないケチぶり、防衛予算もようやく2000年レベルというお粗末さ。何をどう考えても「保守」こそが安倍政権を批判するべきであり、あなたの行っている「保守系の集会」とは「保守」ではございません。

 だいたい「保守」が「改革大好きな政権」を支持するなんぞ、ありえないでしょう(笑)

 

 しかしこの先生、安倍政権批判をあげるまでに5年近くかかったように、経済に関してはあまりお詳しくないようです。まあ日本のいわゆる保守、自称保守、ネトウヨなんかは経済を軽視、ないし無視しておりますからね。

世界にうずまく「恨」の不気味さ 「アメリカの韓国化」どう克服 評論家・西尾幹二(産経)

 

 ・・・えーっとですね(笑)韓国は「グローバリズムの優等生」と呼ばれておりまして、故に日本では考えられない格差社会なわけです。日本のように豊かな中産階級を生み出す前に格差社会化してしまったわけで、ルサンチマンがたまるのは当たり前。それを単に日本に向けて吐かせているだけでしょう。

 ではなぜアメリカが韓国化したようにみえるのか?1990年代からずーっと進行してきた「ボトム9割の賃金の停滞」「1%による富の独占」という格差社会が原因の根っこでしょう。

 アメリカは韓国よりも豊かであったからまだ耐えられる期間が長かった、しかし2008年のリーマンショックでついにガタが来たわけです。

 

 そして日本も安倍政権のもとでなんと(!!)アメリカ、EU、韓国の轍を踏む「グローバル化」を未だに推し進めようとしているので、このままでは西尾幹二先生は「日本の韓国化」と将来、論評しなければならない事態になるでしょう。

 グローバル化とは西尾幹二先生、あなたが説いておられる「道徳」とやらも、容易に崩壊させるのですよ。そして共同体・文化・伝統を破壊するのですよ?

 現在のフランスの光景を見れば一目瞭然。これがあの「世界の都フランス」なのか?と驚愕されること間違いないでしょう。

 

 

 

 それでも「反安倍内閣」を西尾幹二先生が主張されているのは、率直に評価差し上げたいわけです。もっとも上記のように「グローバリズムこそが共同体・文化・伝統を破壊するのだ」という認識にまでならない限りは、またもや同じ轍を踏むでしょう、と予言差し上げた上で。

 

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本日の男の料理 とろろご飯

 美味しい美味しいとろろご飯。本当は麦飯でやるのが最高なのですが我が家に麦はありません。

材料

  • ご飯
  • 山芋
  • 鰹出汁
  • 醤油
  • 卵黄
  • 焼き海苔
  • カイワレ

調理手順

  1. とろろを摩り下ろし、とろろ3に対して鰹出汁1の割合で加えて、塩少々、醤油少々を入れて混ぜます。
  2. ご飯を丼によそってとろろをかけ、醤油少々、卵黄を中央に、焼き海苔とカイワレを散らして出来上がり!

 とろろの味付けは薄めにするのがコツですよ。あとで醤油でお好きな濃さに出来ますしね。

 

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