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4月5日から書いてきた北朝鮮とアメリカと中国
何はともかく、4月15日に心配されていた北朝鮮の暴発もなく、アメリカの軍事侵攻もなかったので胸をなでおろしております。何かあれば在韓邦人が危険にさらされる可能性が非常に高かったので、ホッとしております。
4月5日の米中首脳会談から追いかけて、北朝鮮情勢を書いてきたのですが、私の結論は「ないんじゃないか?」でした。地政学的観点、また国際政治学的な観点から純粋にそう分析していたのですが、北朝鮮の暴発があればもちろん、外れるという可能性も多分に含んでおりました。
追記
起きてニュース見たらこんなニュースが。やりよった。
北朝鮮がミサイル発射に失敗 韓国軍発表(NHK)
アメリカが直ちに攻撃するのかどうか?それとも北朝鮮側としては、これくらいなら大丈夫と踏んだのか?ややこしい話になりそうです。
当初の私の分析はこうでした。
- 中国が緩衝地帯である北朝鮮を手放すはずがない。だから逆に北朝鮮はそれを承知して中国を手こずらせている
- アメリカはもはや中国と戦争するだけの力はない
- 従ってアメリカ、中国の関係性でこの問題を捉えるべきだ
まぁそれ以外にも細々とした情報の解釈等々はしたのですが、論文じゃないのですっ飛ばしましょう(笑)
何もなかったんだからいーじゃないか(笑)
興味のある方は4月5日時点からの、北朝鮮問題を扱った記事を見ていただけたらと思います。
そして今回の問題から見えてきた部分というのもいくつかあります。
- 中国のコントロールが、存外北朝鮮に影響が少ない可能性が高い
- アメリカと中国が日本を飛び越えて手を結ぶ可能性が将来的に非常に高い(前々からの懸念が確認された形です)
- ロシア、中国が報道によると抑制的だったということで、アメリカ”も”結構野蛮だ(笑)(世界中が野蛮なんですけどね)
- 驚くべきことに、日本には北朝鮮への抑止力となり得る敵地攻撃能力がない(知ってましたが、まざまざとこの状況の中で見せつけられました)
中国のコントロールが効かないかもしれない、という説は当初から三橋氏が唱えていたもので、さすがの分析能力だなぁ・・・というのが正直な感想です。私はもう少し影響力を持っているものだと思っておりました。
一方で普段から「愛国!保守!日本を守れ!」と唱えている人たちが、アメリカの軍事攻撃を望むがごとくの記事を書いていたのは、今更ながらかなり幻滅しましたが、これは単なる一国民の発信する記事なのだと思えばまぁ腹も立ちません。
米軍は臨戦態勢 (その3) 北朝鮮に一日も早い攻撃を!(せと弘幸BLOG)(ブログランキング4位)
上記の記事なんかまるで、脅威を煽って戦争を待ち望んでいるがごとくので、心底うんざりです。
これが4位のブログという事実で、さらにうんざりです(笑)
そしてさらに小坪しんや氏という市会議員であり、政治家である方の言説にはうんざりというか、もうバカバカしすぎて乾いた笑いしか出てきませんでした。
小坪しんや氏という自称保守
【極秘】半島有事は起きるか否か?各国のチキンレース、全員ドボンの危険性。政治家の見方(分析方法の公開)(小坪しんや氏)(ブログランキング5位)
私は、年頭より半島問題について異常な的中率を誇っている。
しかも「起きてからの分析」ではなく、だいたい3日ほど前に「こうなるかな?」と推論をし、ほぼ未来日記のように的中させていく。なぜ分析できたのか、その手法を公開する。タイトルに「極秘」と入れたが、これは釣り文言ではなく。
実際の公的機関やインテリジェンスより「理由」を教えてくれと乞われたり、「情報ルートの公開」を強要されたり、「分析手法を買う」と値札が付けられたものであり(しかも桁が数千万円)、様々な組織が求めた情報である。私は売らず、かつ教えなかった。
公開することで、その価値は消失する。
ここに公開するのは、実際の極秘情報だ。
▼異常な的中率
テレビに出てくる評論家や、専業の分析官以上の的中率であり、ここは強調しておきたい。
威張りちらしているように見えたら申し訳ないが、(事態が発生する以前に)先行して「かなり踏み込んだこと」を書いているため、【外したら政治生命が終わる】規模の論評を行っている。過去分析ではなく、未来予測を公開するというのは、実は極めて危険な行為だ。
未来予測の、異常な的中率。これは自他ともに認める部分であり、強いプライドももっている。年頭において「半島を損切り」する点から始まり、事実上の朝鮮有事の可能性を示唆、これはパククネ大統領の弾劾裁判以前の話だ。かつ、大使が戻った際の重み、その速報性、その後の情勢分析、そのほとんどを的中させている。下手したら「起きる前に」当たっている。
米国は二正面作戦が難しい、それは事実なのだが、「ゆえに起きない」という楽観論もあった。
データに基づけばそれは確かに事実なのだが、この予測は瓦解したに等しい状況。
では、なぜ私はあてることができたのか。(強調は原文まま)
最初の文章からツッコミどころ満載で「如何に読者、有権者をバカにしているか」が見て取れます。
なんでも「脅威の的中率を半島情勢で誇っている」のだそうですが、公的機関にもその分析手法を売らずに極秘にしていたのだそうです。
日本のためなら売ったればいいのに(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
「下手したら起きる前に当たっている」って(笑)論理的にどないなっとんねん!ですよ(笑)
実際にその分析手法とやらを拝見させていただきましたが、参考になる部分は一切なく「単なる妄想の当てずっぽうがたまたま当たった」と解釈するのが自然かと思います。
(興味と忍耐力があれば、上記リンクから読んでみるのも一興です。忍耐力があれば・・・ですが(笑))
要するに「2ちゃんねるという便所の落書きと呼ばれる所(私もネラーです)」で「声が大きいものを拾い集めた」とは言えないので、お為ごかしの屁理屈を「極秘の分析手法」として書いてみた、箔付けを今回の朝鮮半島情勢でしたかった、といったところでしょうか。
この程度の「極秘の分析手法(笑)」を「数千万出して買うバカ」は恐らく居ません。
お断りしておきますが、私に極秘の分析手法なんぞありません(笑)
報道されている情報や一次ソースがあれば一次ソース、そういった公開されているものを当たって情報を集め、もっとも私が説得力があると見ている学説や世界観にそって解釈してみる、それだけです。
その際、土台の情報、つまり地理だとか今回であれば緩衝地帯であるとか、そういった情報は重要として解釈し、その上に報道されている事実を突き合わせて「どーなるんやろ?」と記事にしているだけなんですね。やろうと思ったら誰でも出来ますが、手間と時間の問題ががががが(笑)
大手メディアとか評論家とか有識者が書いてくれないので、私が自身で見るために記事を書いているのかもしれません(笑)
自称保守たちの限界、イデオロギー優先の世界観
「日本は平和ボケしている」とは、よく保守界隈から聞かれる言葉です。例えば中国の脅威、今回であれば北朝鮮の脅威を目の当たりにして「日本国民はもっと危機感を持つべきだ!」というわけです。まぁそれは最もなんですけど、持ってるでしょ。
中には小坪しんや氏のように、今回の危機を「自身の箔付けの如く利用しようとした輩」までいる始末。
真っ当な危機感の中で「外務省は渡航禁止を出したほうが良い!」「スポット情報だけじゃなく、ちゃんと危険だと言うべきだ」というのは健全な意見でしょうし、私もそれは賛成します。
むしろ私の場合、自分の分析、解釈が正しいのか?という方向に興味が行き過ぎて失念することがありますので、不健全とも言えるかもしれません。
しかし自称保守は「朝鮮人は日本人の敵だ」という思考回路から、すべての事態を解釈しようとするので手におえません。だから戦争を望むがごとくの言説すら、平気で記事にしちゃうわけですね。
彼らの思考は「○○が悪い、アイツのせいで俺はうまくいかないんだ」という「一種のひがみ」であり、常識的な人間ならば「俺はこれからどうしていこうか?」と自身を見つめ直し考えるところを、自称保守は「アイツのせいだ!アイツのせいだ!」で完結してしまっているわけです。つまりナイーブ(幼稚)な議論であり、大人の議論ではない気がします。
「すべて特亜のせい!」という前提条件がある限り、まともな分析や解釈は不可能でしょう。
共産党が時々「分析は正しいのに、結論が明後日の方向に行く」という「共産党現象」がありますが、ネトウヨや自称保守の分析は、それ以下かもしれないと思ってしまいます。
今回の件でわかったのは、健全に万が一を考えて外務省や在韓邦人に勧告や避難を呼びかけたり、もしくはどうなるかわからないので黙したりした方たちは結構まともで、逆に戦争を望むがごとく「北朝鮮を懲罰しろ!」と唱えていたのは「在韓邦人にすら配慮が出来ない、4流自称保守であった」というわけだろうと思います。
まぁ、彼らの言を引くならば「韓国に行ってるやつが悪い」なのでしょうが。ふざけんなと。同じ日本人やろ!と。
※2ちゃんねるで実際に、よく目にする言なのですね。
P.S
毎回、何か事が起こって考察すると少数派になるコテヤンです(笑)
民主党政権前の選挙、大阪都構想の住民投票前、安倍政権批判、今回の北朝鮮でなにも起こらない論と・・・なんでこんなに少数派ばっかりにになるんやぁぁぁ!ですね(笑)
まぁメディアは商売なのでショッキングなニュースを流しますし、それに雇われている有識者やコメンテーターはそれに合わせるでしょう。
政治家などは「大事」が起こると大舞台ですので、ある程度見せる演出もするでしょう。東北大震災の原発事故での菅直人元総理などは、その典型かもしれません。
しかしこれらは「演出」でしかなく、本筋のストーリーにはあまり関係がないのかもしれませんね。
「本質は何なのか?」を私は追求していきたいなと。全然、たどり着けてないんですけどね。またまだです。
料理で言えばようやく自炊に慣れてきた、という段階でしょうか(笑)
コテヤンの好きなブログ紹介
進撃の庶民:毎日、気鋭の論客が政治、経済、思想に切り込む!コテヤン(月曜担当。気鋭じゃないw)も寄稿メンバーの一人です。影法師氏の進撃の朝刊も情報盛りだくさん!新聞の社説とかより全然こっちのほうがいいです。いやほんまに!
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更新されたら必ず読みに行くブログの一つであり、氏の知的思考をたどることは大変に面白い!
ナスタチウムのブログ:ナスタチウム氏が海外の報道から、移民、難民、マスメディア、政治などに深く切り込んでいきます
特に移民、難民系の記事は「今そこにある危機!」として、皆様に是非とも見ていただきたいブログです。
うずらのブログ:うずら氏の記事ははっきり言って、そこら辺の社説よりレベル高い!
ストンと腑に落ちる言語能力、目の付け所が魅力的で、基本更新されたらいつも見るブログです!経済系が多いかも~
三橋貴明オフィシャルブログ:はい、皆様ご存知の三橋貴明氏のブログ
毎日更新されているんですが、当然ながら私も毎日みています。多分見始めて7~8年くらい?むっちゃ勉強になりますから。
本日の男の料理 おにぎりのおかか
はい、ドマイナーなおにぎりの具についてのレシピです(笑)
鰹節は出汁の後に再利用、これごはんの友として、おにぎりの具として無茶苦茶美味しいですよっと。
材料
- 鰹出汁を取ったあとの出殻の鰹節
- 梅干し
- 醤油
- 日本酒
調理手順
- 鰹出汁を取ったあとの鰹節を使います。鍋に入れて日本酒1、醤油1で水分を飛ばしながら煎ります。焦げ付かないように。
- 梅干しを種を取ってみじん切りにして梅肉に。これを1に混ぜて出来上がり!ごはんの友に死ぬほど最適!!!旨い!!
今日はスタッフがお腹が減ったということで、おにぎり、粕汁、炒め物を作りましたが、おにぎりはスタッフの要望(笑)
握るの熱いから嫌なんですよね~。画像は撮り忘れ(笑)
んでこのおかかを作ってみたのですが、なにこれ超うまい!
おにぎりのコツは「ギュッとしないこと」ですよっと。程よい硬さに握るのが大事です。形が崩れないで、でも柔らかいが熱々おにぎりであれば最高ですよっと。
鮨を握るのとある意味一緒かも(笑)