45歳の夫はなんの前触れもなく、2023年2月13日ごろから急に食べなくなり、話さなくなり、2月28日に救急搬送されました。

 

かたつむりここまでの経緯

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2023年10月27〜11月23日 <抗がん剤治療4クール目> 手術から9ヶ月目

 

夫は手の力のコントロールができない時がある。

 

一度にぎると離せなくなったり、ものすごい力でにぎってしまったり、

 

軽く小突くつもりが結構な力でたたいてしまったり。

 

意図しない動きを、手が勝手にしてしまう場合がある。

 

 

あと、子どもの冗談に対して本気で怒ったり、子どものちょっとしたおふざけを許せなかったり

 

「大人気ない」態度を取るようになった。

 

これも脳の損傷による影響だと思う。

 

 

 

息子が珍しく夫のそばにやってきて、手を触ったりスキンシップをしていた。

 

私はそれが嬉しくて、息子と夫の様子を動画に撮っていた。

 

息子は、夫と話せたのが嬉しかったのか、テンションが上がって

 

「腕ずもうしよう!」と言って、夫の手をつかんだ。

 

その瞬間、、、、

 

夫は思いっきり、息子の腕をひねり上げるガーン

 

私は慌てて携帯を置いて引き離そうとした。

 

夫の手はますます力が入るガーン

 

息子は「痛い、痛い!!! やめてお父さん」と悲痛な声をあげているえーん

 

でも、その声もどこか遠慮している。

 

その声によって余計に怒鳴られるんじゃないかと思っていたと思う。

 

大人の力で6歳の息子の小さい手をありったけの力で掴んで

 

細い腕をひっぱって離さないガーン

 

腕が変な方向に曲がって折れるんじゃないかと本気であせって、

 

「ちょっと、やめて!! 離して!!!」

 

と私が、息子の代わりに大きな声で夫に言った。

 

夫はやっと離してくれて「ふんっ」とそっぽを向いて目をつむった

 

さっきまでの和やか雰囲気は、終了。短かったあせる

 

これでまた、息子はしばらく夫を遠ざけるだろうショボーン

 

 

無邪気な息子は、まだまだお父さんと遊びたい年頃。

 

夫が倒れる直前に、夫と息子の2人で行ったキャンプのことを

 

息子はよく覚えていて、たびたび話す。

 

最後のキャンプ。テントのたたみ方がわからない >

 

 

 

息子はもっと夫にかまってもらいたいだろう。

 

でも夫は、もう息子と以前のように接することは難しい泣

 

息子と認識していない時もあって、息子を呼びつけていきなり叩いたりする時もあるあせる

 

夫のベッドはリビングに置いてあるので、常にみんなが同じ空間にいるが、

 

なるべく2人きりにならないように気をつけている。

 

 

 

 

 

UMAくん 今日の夫の異世界語録 UMAくん

 

「すきなかしゅは? いわしのやつ」

真顔(イワシみたいな歌手?えっと誰だろ・・・チュー

 

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重度認知症の夫が発する言葉は、いつも謎解き。それを私は「夫の異世界語」と心の中で呼んで、和ませてもらっていますチュー夫の一言一言が大切で愛おしいです。

いつか夫がいなくなって、涙が止まらなくなった時、これを見て笑顔になるきっかけにしようと思っています。

重度認知症の夫との会話は、謎解き >

 

 

 

 

続きは4月20日(土)19時30ごろ更新します!

「はずれない柵に囲まれて」

 

 

    

飲み忘れのストックがいっぱいあったから

一時中断していたすっぽん小町

夜まで気力と体力が持たなくなってきたから

また、再開しようと思ってます・・真顔

 

すっぽん小町

 

 

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