保育士試験の実技試験、言語表現の準備〜受験まで振り返ります。
言語表現は⑥にも書きましたが
あらかじめ指定されたお話1つを、子どもに聞かせるつもりで話します。
制限時間は3分。
立っても座ってもどちらでもOKだけど、
子どもに見立てたイスなどが前に置かれるとのこと。
道具や絵本の使用はNGです。
今年は
「おむすびころりん」
「3びきのこぶた」
「3びきのやぎのがらがらどん」
「てぶくろ」
から選択でした。
自分にとって馴染み深いのが「おむすびころりん」と「3びきのこぶた」なので
その2つのどちらかにしよう、と思い
さらにYouTubeなどで実演している人を探したりしました(笑)
おむすびころりんは実演動画が見つかり
3びきのこぶたは見つからず。
でも、実演動画を見てしまうとそれに引っ張られてしまいそうで
結局3びきのこぶたをチョイス。
原稿はネットで拝借。
覚えるまでは、紙を見ながら時間を計って読んでみました。
…が、どう頑張っても3分で収まりません。
一応受験者のブログを参考にした原稿なんだけどな?

子どもにわかるようにゆっくり読むと、普通に30秒くらいオーバーします。
なのでかなり推敲しました

ちなみに練習は、3週間前くらいから始めました(なかなかやる気が出なくてギリギリに…)
朝起きる時間を10分だけ早くして2回くらい練習する、
というだけの簡単なものです



毎日はできなかったので、結局トータル10回くらいの練習だったかな?
お話自体を知っていればそんなに難しくないし
覚えるのも大変じゃないのですが
3分に収める
子どもにわかりやすくゆっくり
という条件をクリアするとなると
きちんと練習した方が無難だと思いました。
本番は、指定されたタイムスケジュールの20分前に「待機室」に入りました。
(タイムスケジュールについては⑥参照)
そして10分前くらいに「試験室」の前へ移動。
ドアの横に3〜4人、椅子に座って呼ばれるのを待ちます。
前の人が出たら中に入ります。
(外にも試験官の方がいて、入るように指示してくれました)
中の試験官は、60代くらいのおばちゃん2名。
いかにも「昔保育士してました」感のある優しい雰囲気。
ニコニコ出迎えてくれたので緊張はやわらぎました

荷物は荷物置き場に置いて、
受験票に添付されているシールを渡すように言われ渡します。
試験用の椅子は普通に小学生が学校で使うような椅子。
そして「子どもに見立てた椅子」は、実際には「子どものイラストが描かれたボード」でした



このボード、本当にただの絵なのですが(笑)、
これのおかげでわたしは目の前に子どもがいる気分になれたので
助かりました



試験官が「立っても座ってもいいですよ」というので座ってやります、と言って座り、
「準備はいいですか?」の問いに「はい」と答えて
タイマーがスタート。
自分で言うのもアレですが
かなり良く話せました



ちゃんと子どもの目を見ながら話したし
適度に抑揚をつけたし、場面によって表情も変えられたと思います。
ただし、ジェスチャーや抑揚はやりすぎもよくないらしいです。
子どもがお話に集中できなくなってしまうそう。
ジェスチャーは、入れる方がいいか否か、
ネットでの意見も分かれています。
ただ、どちらの場合も合格者はいるので
どちらかがダメというわけでもなさそう。
私は結構ジェスチャーは入れたと思います。
指人形のように、こぶたを指で表現しました。
実際に子どもに読み聞かせる保育士になったらこうするかな、と思ったからです。
まあ、これでダメと言われたらしょうがないですね



あと一つだけ心残りだったのは
お話が終わった時にまだ時間がありそうだったので
「これでお話を終わります」と言おうとしたら
「これで…」のところで時間切れに。
「終わります(ニッコリ)」と笑ってごまかしましたw
結びの言葉を「おしまい」などにしておけば
時間ぴったりだったなぁ〜
と

ちょっと悔しいですが
お話自体はちゃんと終わったので大丈夫でしょう

これで試験は終了〜



半年以上の挑戦が(一旦)終わりました
