ちょっと日が空いてしまいました。
保育士試験の筆記の1日目科目について
どんな内容か、受けてみた感想を書きます。
正式な内容はこういうのを見ればわかるので
ここから書くのはあくまで私の主観に基づく内容です。

子どもの発達過程、子どもの発達について研究した心理学者の名前と功績、生涯発達などの内容。
子どもがどの時期にどんなことができるか?ある時期の子どもはどんな特徴があるか?
という内容や
世界の心理学者が行った研究の内容や
子どもだけでなく、人生においてどんな課題があり、それを乗り越えると何を得られるか?
という内容です。
私は大学で心理学をやっていたので、比較的容易に解ける分野でした。
人物名を覚えるのはちょっと面倒ですが、参考書などで研究や実験の詳細が載っていることも多いので、
どんな研究をしたかイメージできると、覚えやすい科目です。
あとは、子育てをしている方にとっては
「この時期にこんなことができる」というのは、
自分の子どもを思い浮かべながらできるので答えやすいです


保育所の役割、保育の目標と方法、保育の歴史など。
「保育所保育指針」という、保育園で保育をする上での指針があるのですが
そちらの指針の内容がよく出ます。
(他の科目でも出題されますが、保育原理が一番多いです。)
この科目を解いていて、私はあることに気づきました。
…あれ?「保育所保育指針」の内容、古くない?!

「保育所保育指針」は平成30年4月に改訂されたのですが
出題された内容はそれ以前の内容でした

もちろん、書いてある内容が180°変わった…とかではないのですが、
結構大幅に改訂されたので、章の構成が違っていたりするんです…

やっちまった…

ちなみに出題範囲は事前に取り寄せた要項にきちんと書いてあるので
私の確認不足です。
…が
平成30年4月に改訂されることが決まっているのに
平成30年4月に行われる試験の内容が古いっておかしくない??
というのが個人的な意見です…

確認不足は確認不足で私のミスなんですが
これから保育士になる人は新しい指針に沿った保育をしていってくださいね
でも試験は古い内容で受けてね
って腑に落ちない


子どもの福祉全般に関する科目で、保育園のみならず、児童養護施設などほかの児童福祉施設に関する問題が出題されたり
児童に関わる制度や事業の問題が出ます。
私は過去問を解いて正答率が低めだったことが多く
比較的苦手な科目ではありましたが
本番では(速報なのでたぶんですが)8割くらい取れました。
法律、いろんな児童福祉施設、そこで働く人の役など幅広い知識が必要になりますが
一般的な知識じゃない内容も多く、苦手に感じる人が多いようです。

社会福祉全般の法律、仕組み、施設、役割などを問われます。
日本国憲法、社会福祉法、児童福祉法のような法律から出題される問題や
保育に関連しそうなところだと児童手当や母子・父子家庭への手当、障害児(者)への手当など。それ以外にも年金、生活保護、福祉サービスなどの内容が出ます。
範囲は幅広いですが、それぞれの内容は難しくない印象で、
過去問はいつもだいたいクリアしていました。
…が、意外と本番のほうが難しく感じたかも

参考書に載っている範囲を超えたものが多かったんですよね

これは全科目共通で言えることだけど
参考書は暗記物を覚える(人物名、法律、歴史など)には問題ないんですが
近年のデータやケースワークの問題には太刀打ちできません

データの問題が出題されるたびに、ひやひやしながらそれっぽい答えを導き出していました(知識だけでいける問題もあります)。
ケースワークは、そんなに難しくないのですが。
予備校や通信教育の方が、データやケースワークにも強いし
より実務的な内容も覚えられるんだろーなー、と思います



長くなりましたが、1日目はこんな感じでした
