稜山泊
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

蜂の家長崎空港店のカレー

佐世保市で蜂の家というと、巨大シュークリームカレーで有名な老舗のお店です。
 その老舗が大村空港にレストランを出したというので、頂いてきました。
 いつも感じるのですが、蜂の家というお店は不思議です。ネットで蜂の家長崎空港店を検索すると、情報は溢れているのですが、蜂の家のメインのサイトである、「蜂の家」では案内がありません。まあ、いいでしょう。


 私が頂いた「蜂の家カツビーフカレー」です。一応、「サラダ付き」となっているのですが、これは選択肢ではありません。必ず、サラダが付いてくるというメニューです。
 ビーフカレーとんかつという組み合わせは、私は変だと思っているのですが。でも、定番で美味しいです。蜂の家のカレーは、レトルト形のパック商品が流通しています。スーパーなど、佐世保ならどこにも置いてある商品なのですが。

 まあ、カレーの味は、それと同じ、いつもの蜂の家のカレーです。大好きなカツカレーで頂きました。
 価格は、税込み1,290円です。開店当初の記事では、1,400円と出ていたので、値下げしたのかな。


 連れは、「蜂の家ビーフカレー」でした。まあ、カツが乗っていないだけで、同じカレーです。こちらは、960円でした。これも、当初は、1,050円だった様です。

 私は、大村空港と呼んでいるのですが、このお店の正式名称は、「蜂の家長崎空港店」です。しかし、バーコード決済の明細を見ると、「レストラン蜂の家 大村空港通り」となっていました。少し不思議。


 レストランの入口の写真です。「蜂の家長崎空港店」は、インスタグラムを出しているのですが、2年前の開店時の記事に質問が付いていました。「オープン間もなく空港に行ってきましたが、見つけれませんでした」と。大村空港のレストラン街は、2階なのですが、「蜂の家長崎空港店」は、1階にあります。ご承知ください。
 このお店の特徴は、注文方法です。お店の入口に端末が2台有ります。注文を入力し、クレジットなどで支払う。まあ、コロナ禍以来、こういうお店は増えたのですが。しかしなんとも、席を確保する前に注文か?

 ここは、注文すると注文控えにオーダー番号が記載されています。番号を呼ばれたら、取りに行く。食べ終わったら、自分で食器を返却口に返す。これも今時、普通なのですが。
 本店だと、ウエイターが愛想を振りまきながら、親切に対応してくれるのです。同じレストランなら、そっちの方が良いかな。
 大村空港の駐車場は、30分間無料なのですが、店舗で2,000以上の買い物をすると、2時間無料となります。今回頂いた2皿で2,250円でした。ゆっくりと楽しむ事ができました。

突然襲ったメールの悪夢

今日の丁度、午後1時半頃でした。私のパソコンで、それは突然にして起きました。私は、Thunderbirdというメールソフトを利用してメールを受信しているのですが、そのメール受信の動作で起きたトラブルです。
 別の作業をしていたのですが、突然に画面に、「Thuderbirdが認証を求めています」というgoogleの画面が出てきました。

 「次へ」をクリックして、表示されているメールアドレスのパスワードを入れました。その次の画面です。


 パスワードを入れた後の、Thunderbirdに許可を出してくださいという画面です。
 私のThunderbirdには、4つGmailアカウントのメールを登録しています。この操作が4回続いた訳です。しかし、これで終わりでは有りませんでした。
 何と、メールを受信する度に出てくるのです。私のThunderbirdでは、10分間置きにメールを受信しようとしますので、10分置きにこの操作を毎回しないといけないのか。思わず、顔が青くなりました
 ネット検索しても、有効な情報は出ていません。よく、ウィルスで「0デイアタック」という言い方をするのですが、発生して間もない新種のウィルスで、対策が無い時に感染するというトラブル。まさにそんな現象でした。

 ネットでいろいろな情報を調べると、ヒントが出てきました。
 確認すると、Thunderbirdに記憶させていたパスワードが消えてしまっていました。過去にも、そんな事は有りました。今までは、Thuderbirdの画面に、パスワード入力と出てくるのですが。今回は、そういう画面では有りませんでした。


 結果的に、その事が分かって、Thuderbirdを再起動してから、出てくるgoogleの画面でパスワードを入れると、入れたパスワードが記憶されて、元通りに回復したのですが。
 不可解な現象があります。それは、原因が分かってから、パスワードを入れたら、記録してくれたのですが。その前に入れたパスワードは記憶してくれなかったのです。
 そもそも、記憶しているパスワードが消えること事態が異常なのです。今日の午後1時20分には、正常に受信確認をしていたはずなので。


 最近、Thuderbirdの改悪が目に余り、変えたい考えていました。しかし、代わりになるメールソフトは見つからない。
 今回の様に発生したトラブルをThunderbirdの開発者に質問したいと考えた時もありました。しかし、今は質問を受ける仕組みはありません。フォーラムの有志に尋ねるしかありません。しかし、今まで、気の利いた回答が来た試しも無いのです。

 因みに、Gmailの他、YahooとOCNのメールもThunderbirdで受信しています。不思議と、トラブルが起きている間は静かにしていました。パスワードは消えているので、パスワードを聞いてきてもおかしくはないのですが。そして、解決方向に向いた途端に、パスワードを聞いてきて、受信を再開しました。これも不思議な現象でした。

 以上、メールでのトラブルの事例としての報告です。もし、同様な事が起きた時の参考としてください。

庭の擁壁にコガタコガネグモ

そんなに広い訳でも無い庭なのですが。歩くと、蜘蛛の巣が顔や頭に纏わりついてきます。朝の散水の前に、いつもの様に蜘蛛の巣の除去をしていたのですが。
 遊歩道から庭の擁壁を見ると、変わった蜘蛛の巣がありました。


 庭で見かける小さな蜘蛛と違って、少し大き目。何より、蜘蛛の巣に大きなバツ印が付いています。何だろうと思って撮影しました。
 風が吹いて揺れていたので、ピンボケというより、ブレかもしれません。

 いつもの様に、googleで検索すると出てきました。コガタコガネグモという種類だそうです。
 当家で見かける蜘蛛より大きいのに小型とは?このコガタコガネグモは、メスで10mm、オスは5mm程度だそうです。普通のコガネグモは、20~30mm。そして、チュウガタコガネグモというのもいて、17mm程度だそうです。
 面白いのが、このバツ印です。身を隠すために自ら作った印だというのですが。少なくても、人から見ると、目立って仕方がないという感じです。これだったら、間違えて、顔をぶつけたりしないですね(笑)

 丁度、去年の6月頃に、裏山に続く道端で、山城鬼蜘蛛を見掛けたと報告しました。山野に住む蜘蛛が裏山に続く場所に居たというのは、何となく分かるのですが。
 このコガタコガネグモは、山地から民家や神社などにも生息といいます。まあ、家の庭に居てもおかしくはないですね。でも、住み始めて4年目に入りましたが、始めて見掛けました。
 もう一つ、Wikiによると、ヤマシロオニグモは、山城鬼蜘蛛と漢字も明記されているのですが。コガタコガネグモには、漢字の記載はありませんでした。コガネグモは、黄金蜘蛛の記載がありました。小型黄金蜘蛛と書くと変な感じがするのかな?

佐世保市矢峰界隈とLifeさせぼ

佐世保に帰郷して、「Lifeさせぼ」というタウン誌に、佐世保の事が一杯載っているとよく読んでいました。しかし、今年の4月末を持って終刊となりました。とても残念なことです。
 そのLifeさせぼで、時々紹介されていたのは、池田和博さん、小川照郷さんがいろいろな所を訪ねた記事です。「させぼの歴史を歩く」という本に纏められていました。
 私自身も買うチャンスも有ったのですが、断片的にネットでも見れたので、とうとう買うことは有りませんでした。

 前置きが長くなりましたが、その「させぼの歴史を歩く」の中で、2008年4月11日に執筆された「矢峰あたりに残る男と女の神様の話」という記事の一部を写真を交えて紹介致します。


 最初は、矢峰町のダイレックスストアの道路側に設置された「六地蔵尊」です。国道498号線沿いに有ります。説明では、これと同じ写真の下に、「ろくんぞさん」と読み方まで紹介されていいました。
 この地域には、道路近くに淀姫神社、少し山手に幸神神社があり、時々紹介する戦国時代前の松浦宗家の活躍により、政ごとが盛んな地だった様です。

 そんな中で、淀姫神社の近くに六地蔵が有ったと紹介しているのですが。この写真は六地蔵でも無いし、写真と本文の関係が分からない。
 六地蔵は、第16代松浦宗家松浦親供養塔だと紹介されていました。


 その記事で、幸神神社から見上げると、古いお墓が見えたと書いてありました。具体的に場所の説明は無いのですが。


 そしてやっと、その場所を突き止めました。「六地蔵尊」が有る交差点から南側、山を登り始める場所に幸神神社があります。さらに登ると、矢峰町公民館があります。その先は、道が大きく曲がっているのですが、その曲がった道に囲まれている場所が高台となっています。道からは見えないので、今まで気付きませんでした。


 角度を変えた写真です。結局、小川さん達も真相は分からなかった様なのですが、説明文をそのまま紹介いたします。「登ってみると五輪塔や板碑等の中世墓碑が並んでおり寺院跡のようである」と。
 この執筆者二人と佐世保で有名な歴史家の久村貞男さんが、タウン誌「Lifeさせぼ」にいろいろな歴史話を掲載されていて、最初の頃は、楽しみに読んでいました。
 しかし、昨年頃から何だか変だなと感じていました。段々と、古い記事の再掲が増えてきたのです。何だか、終刊の理由が見えてきた気がします。久村貞男さん、池田和博さん、小川照郷さんのネタ切れが終刊の理由だったのだろうか?
 今年のまだ寒い頃に撮った写真の紹介でした。

久し振りの千綿駅

ホームから美しい大村湾が一望できる千綿駅。久し振りに寄りました。


 まずは、いつもの様にパノラマで、その風景を紹介します。
 左側が大村を通って長崎方面、右側は早岐を通って佐世保方面です。
 正面の海の向こうは、左側が西彼半島です。見えていませんが、中央付近が西海橋。そのすぐ右側に有るのが、くじゃく園で有名な大崎自然公園が有る大崎半島です。で、やっぱり見えないその向こう側にハウステンボスがあります。


 そうやって、ホームから大村湾の景色も有名なのですが、レトロ感たっぷりの駅舎も話題です。
 昭和46年に無人駅となって東彼杵町が管理。平成5年に、昔の面影を残して改築したと紹介されていました。


 駅舎の駅事務所後地は、私が佐世保に帰郷した頃は、カレーで有名な千綿食堂でした。
 現在は、フラワーショップ『ミドリブ』となっています。やっぱり専門店で綺麗でしょう。
 残念なのは、外からは何も見えないこと。ホーム側から窓を覗き込むと、この風景を窓越しに見ることはできるのですが。駅の窓口は、塞いだままで、入ってみないと分かりません。訪問したときは、ご注意ください。


 中を見ていると、丁度、電車の到着を知らせるチャイムが鳴りました。
 ここも電車では無いですが、連結しているので、列車が正しい呼び方かな。この列車は、「シーサイドライナー」と呼ばれています。


 帰ろうとしていた頃、シーサイドライナーが発車して行きました。列車も千綿駅もバイバイ。また来るね。

 毎度の事ですが、スクロールして見れるページも作っていますので、紹介します。大き目の画面でスクロールしてご覧ください。
千綿駅ホームから大村湾のパノラマ

何も無いドライブ

本当に行く宛も無いドライブに出ました。そして、佐世保市の最北端の町江迎町に辿り着きました。


 正直言って、始めて着いた江迎駅です。松浦線に乗って田平町に行った時に、通過した事はありますが。そして、観光ドライブで、駅の前を通った事はあるのですが。

 きっかけは、自家用車のバッテリィ交換。比較的に高性能なバッテリィをAmazonで購入しました。オートバックスで購入すると、25,000円程度はするもの。Amazonで15,000円程度で購入できます。
 商品には、充電済みとの記載はあるのですが、Amazonの商品説明に充電の事は記載がありません。そこで、交換した後、暫くドライブで走ろうと、当て所もないドライブに出発です。


 江迎駅の中に入ってみると、丁度、電車が入ってきたので、ホームの写真を撮ってみました。電車と思わず言うのですが、松浦線は、電化されていませんので、ディーゼル車です。列車でもない、1両編成なので。呼び方が無いですね(笑)

 自宅の駐車場を出発して、用事で柚木まで来たので、そのまま世知原を通って、軽快に「やまびこロード」に入りました。
 やまびこロードは、世知原町から平戸口の田平町まで、速度制限が無い軽快な道です。町で言うと、吉井町、江迎町、そして、平戸市田平町の山奥を通る道です。当て所もないドライブですが、道のつながりを実感しながら走りました。
 以前紹介した、松浦市の星鹿町に繋がる道とか、改めて認識しました。
 そうやって、どの道から戻ろうかと考えて、江迎町に着いたというのが、今日のこの写真です。


 江迎町の町中を少し走っていたら、駅の反対側に出ました。そこからの眺めです。
 何の写真だ?と感じるかもしれません。小さくて分かり難いですが、駅の向こう側に江迎千灯籠まつり灯籠タワーが見えていました。


 分かり難いので、切り取って拡大してみました。肉眼で見ると鮮明に見えていたのですが。スマホで普通に撮った写真を切り抜くと、結構、粗い写真となってしまいました。
 江迎では、お盆が過ぎた頃に、水掛け地蔵まつりと合わせて、このタワーに約1万個の灯籠が飾られます。1万個あっても、千灯籠とは面白いものですが。
 流石に、佐世保の最果ての地なので、夜の祭には行くことはできませんが、いつか紹介したいものですね。

 おっとっと、バッテリィ交換でトラブル発生でした。暑いので、車の窓を4個所とも開けて作業したのですが。
 作業を終えて、エンジンオン、調子は良い。所が、左側の窓が運転席のスイッチで閉じない。エエッ!何で?
 帰宅後に調べたら、バッテリィ交換時にたまに起きる現象で、窓についたスイッチで初期化という操作をすると回復するそうです。ホッと安心。

汐彩でのお食事

弓張の丘ホテルのレストランで家族の誕生会を催しました。その完全食レポをお届けいたします。弓張の丘ホテルの4階にある「汐彩」という会席料理のレストランです。


 4階に有るのですが、玄関が最上階の5階で、そこから1階降りた場所となります。開店時間の11時半から利用したのですが、天候のせいも有ってか、とっても静かな場所でした。


 席には、既に1番目の料理とお品書きが置いてありました。
 月替りの点心料理ということで、「文月の点心」となっています。お品書きを広げて撮影しましたが、趣向を凝らした配膳は、何となく高級感。


 まずは、先付として季節の小鉢。オクラは、見ての通りなのですが、もう一つは、ポテトサラダ?いやいや、食感は、イカの塩辛です。なんとも形容し難い料理でした。
 コリコリ感は、あまり好きではありませんでしたが、どちらも美味しい料理でした。


 次は鯛とハマチだったかな。お酒も入らず、刺し身だけで頂いたのは、生まれて始めてかもしれません。
 食べ始めて気付いて撮影したのですが、2切れと3切れで出てきました。長崎の刺し身なので、説明不要の美味しさです。


 三番目は、八寸。調べると八寸とは、八寸の盆に盛り付けられた会席料理の一つだとか。盆には乗っていませんでしたが、タチウオの味噌焼きです。
 もちろん、美味しかったのですが、この辺りから、なんだか嫌気がさしてきました。オカズばかり、そんなに食べれるものではありません。早くご飯が来ないかなと。


 と思っていたら、最後の料理は、ご飯が付いてきました。
 最後の料理が煮物で、有田鶏と夏野菜の冷やし鉢です。「」として、ご飯と味噌汁に漬物です。最後にデザートが付くのに、止とは面白い。食べて、有田の鶏かどうかは分かりませんが、この料理も美味しかったです。
 お品書きに「玉蜀黍御飯」と書いてあったのですが、名称だけでは分かりませんでした。玉蜀黍とは、トウモロコシの事とは、帰って調べた結果で分かりました。「なんばんきび」と読むそうです。
 やっぱり日本人。御飯はおかずと食べるのが一番なのですが。全体としても美味しい料理で、美味しくいただきました。


 最後は、飲み物とデザートです。デザートは、マンゴープリンでとても美味しかったです。
 飲み物は、大豆コーヒーか抹茶の選択肢。私は、お茶は好きではないので、大豆コーヒーにしたのですが、これが大失敗。 大豆を炒ってコーヒーの様に淹れたものらしいのですが。風味がまったくありません。はっきり言って美味しくない麦茶です。もし、お試しの方は、是非、抹茶でお楽しみください。


 仕切りの範囲で30席程度のレストランなのですが。天候のせいか、1時間弱の間、完全に貸し切りで楽しめました。ご覧の通りで、予約の客は、予定されている様子なのですが。一番に来たのが良かったのでしょうか。


 ホームページで紹介されているメニューです。飲酒を伴わないので、一番軽い料理として、「月替り点心」と「松花堂弁当」から選んで、月替り点心にしました。点心とは、中華料理を指すのですが、クリックすると料理の盛り付け例が出てくるので、雰囲気を読んで選びました。
 ただ、具体的な料理は、当日に来ないと分からないのが少々辛い。佐世保のホテルを一通り確認してみたのですが、どこもその辺りは不親切。その中で、具体的に盛り付け例が出ていた、親切なホテルでした。

 弓張の丘ホテルのレストランは、もう一つ。5階、つまり玄関の受付の正面にあるのが「レストラン イマーレ」というレストランです。イタリア料理を中心としたバイキング料理です。つまり食べ放題
 私を含めて、高齢者ばかりだったので、食べ放題は避けるとの選択肢でした。当日、レストランの前に行くと、ランチも出ていたので、食べ放題で無い選択肢も有った様なのですが、ホームページに説明が無いのが残念。
 そしてよく見ると、お寿司や刺し身も有って、2,200円汐彩の月替り点心の2,420円より安く楽しめたというのは、後の祭り。でも、美味しかったので、良しとしましょう。

 ホームページについて、少し説明しておきます。
 「弓張の丘ホテル」で検索すると、すぐ出てくるのですが。

 

 検索結果の一番目にも出てくるサイトがあります。「【公式】弓張の丘ホテル」と記載はあるのですが。Bridal Fareの中にある、弓張の丘ホテルの紹介です。結婚式場のみに絞ったサイトで料理に関する情報はありません。ご注意ください。
 

 

世界同時システム障害発生

エンジニアとして、大変興味深い事態が発生しました。「世界同時多発システム障害」何度書いても感慨深い言葉です。過去に、マイクロソフトのWindowsアップデートで似たようなことも起きたのですが、これだけの規模にはならなかった。
 既に、いろいろなところから情報を得ていると思いますが、興味深い情報もありますので、エンジニアの観点から解説したいと思います。

 画像が欲しいので、渦中のクラウドストライク社のホームページと、問題のウイルスの情報としてトレンドマイクロ社のホームページから、画像を拝借しました。ご了承ください。

 まず、超概要です。世界中の企業で使用されているWindowsコンピューターで発生。クラウドストライク社のランサムウェア対策ソフトウエアのファルコンのアップデートで、そのWindowsコンピューターが停止する障害となった。
 さて、ランサムウェアとは何でしょう。


 イメージとして、トレンドマイクロ社ランサムウェア感染をイメージした動画のタイトル図です。
 ランサムウェアは、ネットに接続されたコンピューターに感染し、そのデータを暗号化してしまうウイルスです。ランサムウェアの送り主が、金銭を要求し、応じない場合は、そのシステムが使えない。または、情報を公開されてしまう。そういう恐ろしいウィルスです。
 ごく最近に、角川文庫が感染し、身代金を支払ったと話題となりました。

 

 イメージとして、クラウドストライク社のトップページの画像です。
 今回の障害の原因となったソフトウエアは、ファルコンと言います。エンドポイントでの検知と対応(EDR)ソフトウエアという種類のソフトウエアです。もちろん、ランサムウェアなどのウイルスの検知と対応という意味です。
 今回の障害の直接原因は、このファルコンのセンサー機能の設定ファイルを、システム更新に合わせて配布。その設定ファイルのデータが不適切だった為に、この現象に繋がったとされています。

 こういう重要なソフトウエアなのに、意外と影響を受けているパソコンが少ないと感じませんか。そうなのです。このソフトウエアは、非常に高価だそうです。だから、大企業でも、すべてのパソコンに入れている訳では無い。重要な基幹部分に絞って導入している
 例えば、社員が仕事に使うパソコンとかには勿体ないということです。私を含めて、皆さんのパソコンも影響を受けなかった理由は、はっきりしたと思います。


 ここで、興味深い事実を説明したいと思います。
 当日から、羽田空港でも旅客の足を奪ったとニュースになっているのですが。日本航空(JAL)と全日空(ANA)の航空機は、直接には影響しなかったと言うのです。
 日本の航空会社では、JAL傘下の格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンにシステム障害が発生したとか。

 何故だと思いますか。実は、私も知らないのですが、経験値から、ある推測ができます。日本では、富士通、日立、日本電気などが国内のシステム設計会社なのですが。当初は、大規模なシステムでは、汎用コンコピューターを利用していました。大規模なシステムに使用するものですが、その小型版というのも有って、多数が稼働していました。
 世代が変わって、汎用コンピューターは、作る側も使う側も利用しなくなりました富士通が汎用コンピューターから撤退という話は、しばらく前に話題となりました。そこで出てきたのが、PCサーバーという代替コンピューターです。簡単に言うと業務用パソコンです。

 このPCサーバーでは、もちろん、汎用コンピューター用に作られたプログラムは、そのままでは動きません。結局は、作り直しする事となります。
 PCサーバーには、WindowsサーバーOSが標準なのですが、UNIX系のLiuxなどのサーバーOSも使えます。一般に、Windows系に比較して、安価でも有ります。
 関係するかどうかは定かではありませんが。汎用コンピューターのOSは、UNIX系から分化したOSです。だから、汎用コンピューターの設計とも相性が良いのかもしれません。

 最初に言ったように、確証はありませんが。日本航空と全日空の基幹コンピューターは、Linux系のOSを使っている。だから、今回のクラウドストライク社のファルコンというプログラムは使っていなかった私の推測です。

霧の中の弓張の丘ホテル

家族の誕生会として、弓張の丘ホテルに行ってきました。まだ、梅雨が明ける前。梅雨末期の雨の中。流石に、364mの標高は、雲の中でした。食レポに先立って、霧の中の弓張の丘ホテルを紹介します。滅多に見れません。


 まず、ホテルの玄関の写真です。丁度、シャトルバスが発車を待っているシーンでした。
 車で登ってきたのですが、標高250mを超えた辺りから濃い霧に囲まれました。これは、霧ではありません。雲の中でした。

 


 ロビーで外を眺めると、雲の切れ目が見えました。特徴が有る風景なので、どこかはすぐ分かりました。眼下に佐世保重工業、SSKのドックとクレーンが見えています。正面には、標高240mの赤崎岳
 写真では、あまり分からないと思うのですが、見ていると雲の薄い場所が動いて行くので、かなり鮮明には見えていました。
 まあ、雲が掛かって殆ど分からないのですが。正面は、赤崎町を付け根に、俵ヶ浦半島が有ります。
 その左手が、佐世保湾で市街地に続きます。その右手には、綺麗な九十九島の島々が見えるシーンです。残念ながらご覧の通りですが。


 4階に有るプールです。ここは結婚式場でもあるので、鐘の元で結婚式という場所でしょうか。そこからの眺めは、前の写真で紹介した赤崎岳の方面の風景です。
 晴れていると昼間は、九十九島の風景が楽しめます。夜になると、佐世保市街地の夜景が綺麗に映えます。

 弓張の丘ホテルは、弓張岳山頂のすぐ手前の傾斜地に建っています。玄関が5階で最上階。傾斜地なので、崖に沿って、1階の浴室まで客室が続いています。

 この弓張の丘観光ホテルの成り立ちは、暗い過去があるので、あまり紹介されていませんが。佐世保の観光の礎とも言えるので、簡単に紹介して置きます。
 私が生まれた1955年に、九十九島から西海橋の広い範囲で、西海国立公園に指定されました。そして、九十九島の入口の鹿子前がパールシーリゾートとして、弓張岳が弓張岳展望台として整備されました。
 そんな中で、1970年頃に弓張岳展望台のすぐ下に出来たのが、「弓張観光ホテル」でした。しかし、十数年の内に、観光下火の煽りを受けて倒産。多分、市全体でなんとかしたいと思っていたはずなのですが。
 倒産から11年を経て、新しい投資会社の元に再生したのが「弓張の丘ホテル」でした。1996年開業なので、もう既に老舗といえるでしょうか。晴れていると、とっても眺めが良いホテルですよ。是非、ご利用ください。

夏の訪れ

当家の前庭には、大きな楓の木が3本植えてあります。その中でも、真ん中の一番小さな大木にセミの抜け殻がありました。


 雨が多い梅雨空が長いこと続いていました。やっと晴れたと思った所で見つけました。セミの声も煩く囀っています。
 天気図を見ると、梅雨前線は、北上して、九州北部も梅雨明けで良い様な配置なのですが。明日から明後日までは、まだ、雨模様。翌日に記述しているので、1日ずれた報告ですが。

 と言うことで、今日は。朝からしっかりとした雲が張りでていたのですが、いきなり強い雨。でも、雨が止んだら、雲が薄くなって、薄日が射す。佐世保は、明日まで、そういう天気かな。
 

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>