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LOVE
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2022年12月17日
同時化学放射線療法終了17日後
前回のブログ
大学時代の仲間と慰労会兼ねての忘年会
地元へ帰り、
地元の同級生と久々に楽しいひと時を過ごせました。
そして、今日は大学時代の仲間と
慰労会兼ねての忘年会で、
またまたトンボ帰りでした。
会う約束をしていた大学時代の仲間は
私が子宮頸がんだと告白した仲間でした。
治療前に同級生たちに
どうしても会っておきたかった訳
大学卒業後、
同窓会をして以来、
大学時代の仲間と毎年一年に一度は
集まるようになりました。
それ以来、みんなに会っては、
学生時代の話で盛り上がり、
たくさん話して、
たくさん笑って、
毎回あっという間に時間が過ぎていきます。
毎回、学生時代にタイムスリップします。
毎年みんなに会うのが、私の楽しみになっています。
ある日突然訃報が届きました。
その仲良しメンバーの中で、
9月にガンで急死した仲間がいました。
誰一人、仲良しメンバーで
その仲間が癌だったことを知る人はいませんでした。
お葬式も近親者のみ家族葬でということで
私たちは参加できず、
仲間の死に目を見ることができず、
お別れすることになりました。
本当のことはわかりませんが、
きっと、末期で辛いところを見せたくなかったのでしょう。
でも、もし私たちが癌だということを知っていたら、
何か力になれたことがあったかもしれないと、
仲間全員で悔やみました。
そんな矢先に、
今度はまさか私が！
自分がまさか、がん宣告されるとは思ってもみませんでした。
私が子宮頸がんと宣告された時には、
悪性腫瘍が6センチもあり、
右リンパ節転移もしていました。
私のがんのステージは
ステージ３C１期。
ステージ4に近く、
がんを宣告された直後、しばらくは絶望感とショックで
これからどうすればいいか、不安な毎日でした。
しかし、時間は待ってくれません。
癌が見つかり、医師からは、
すぐに治療を始めないと命に関わるため、
一刻も早く治療を開始しなければならないと言われました。
それですぐに治療を開始することになりました。
これから先、
治療が始まって、
脱毛するかもしれない。
治療の副作用で闘病生活が過酷になるかもしれない。
これから先どうなるかわからない。
今度いつ会えるかわからない。
もしかしたらもう二度と会えなくなるかもしれない。
当時は、
ショックでショックで、
これから先どうすればいいか、
味わったことのない恐怖と絶望感でいっぱいでした。
それならば今のうちに会いたい人には
治療開始前に
自分から直接会って
子宮頚がんに罹患したことを伝えたいと思い、
会いに行きました。
死との恐怖。覚悟して臨んだ治療。
がん宣告され、
ショックでショックで、
これから先どうすればいいか、
味わったことのない恐怖と絶望感でいっぱいだった当時。
しかし、このままではいけないと、
自分を奮い立たせて、
がんに罹患して以来、
とにかく根治を目指し、
辛い治療でも頑張るぞと覚悟を決めて
これまで、毎日通院治療に挑んできました。
2022年 10/24〜12/5までの28日間、
平日通院治療だった同時化学放射線療法が終わり
治療後から通常の生活に戻りました。
仲間たちにがん告白してからというもの、
毎日通院治療の際には
グループLINEで報告。
年内最後の診察も終わり、
経過観察に入り、
仲間たちにグループLINEで報告しました。
私以外、メンバー全員がマッサージ師。
その中の一人に、
治療開始前まで、
毎月、治療してもらっていました。
時には、みんなが励ましてくれました。
治療が無事に終わったら、
慰労会をしてくれることに。
みんなに元気な姿で再会したいと、
それを励みに、
これまで辛い過酷な
同時化学放射線療法を頑張ってきました。
しかしながら、治療を重ねるごとに
副作用が辛くなるものの、
効果が出ていることがわからないままの治療の日々。
果たしてこの治療に効果が得られるのだろうか、
治療が半信半疑になり、不安でたまりませんでした。
何と！！奇跡が！！
途中経過を見るため、
治療開始してから造影したMRIでは、
画像の腫瘍は、なんと
腫瘍が６センチから３センチに！！
主治医からは
「同時化学放射線療法で根治の可能性も十分にある」
と言われ、
残りの治療にも希望を持てるようになり、
最後まで治療することができました。
治療をやめずにこれまで頑張ってきて
本当によかったと思いました。
この時も、同級生たちにはすぐに報告し、
自分のことのように喜んでくれました。
同級生から、サプライズ！！
メンバーに会いに、メンバー行きつけのお店へ。
みんなと会うのは実に２ヶ月ぶり。
結婚して家庭があると全員でなかなか集まれませんが、
それでも時間を作って会ってくれた仲間に感謝です。
「よく頑張ったね！」
「お疲れ様！」
同級生の音頭で乾杯しました
治療開始前は
自分がこれからどうなるかわからず、
みんなに会えるかわからず、
不安で、
先の見えない長い長いトンネルを
これから進まなければならないという状況でした。
治療前に癌を告白した際に、
受け止めて、治療頑張れと背中を押してくれた同級生たち。
同級生たちを目の前に乾杯するや否や、
この日を夢見て
ただがむしゃらに
長い長いトンネルを進んできた
これまでの日々を思い出し、
気づけばまた涙していました。
それに釣られて、
同級生たちもウルウルしていました。
こんな日が来るなんて
「よかったね」
「また一緒に飲めて幸せだね」
元気な姿で、同級生たちを前に
またこうして元気な姿で一緒に飲める日が来るとは
思ってもいませんでした。
同級生たちには毎日の通院治療の様子は
リアルタイムで報告していたのですが、
改めて近況報告。
放射線や抗がん剤の副作用は
あるものの、回復しつつあると報告しました。
まさか、治療開始して１ヶ月も経たないというのに
腫瘍が６センチから３センチになったなんて、ミラクルだよと、自分のことように喜んでくれました。
「よく頑張ったね」
マッサージ師の同級生たちから
「よく頑張ったね！」
「LOVEのことだから大丈夫だと思っていたよ！」
治療は想像以上に過酷で辛かったので、
みんなからこんな労いのコメントをもらい、
私はすでに顔面崩壊していました。
思いがけないプレゼント
同級生の経営する治療院の患者さんから、
なんと私に渡して欲しいと、
サプライズのプレゼントを預かってきてくれました。
そのプレゼントがこちらです。
同級生がその患者さんに私の話をしたそうです。
すると、その患者さんは、
治療に頑張って欲しいと、
手作りの人形を作ってくれました。
私はその患者さんにあったこともないですが、
たくさんの元気と勇気をもらいました。
同級生から、サプライズ！！
治療が無事に終わり、
治療を頑張った私のために、
同級生たちから
花束のプレゼントがありました。
治療前は、もうみんなに
二度と会えないかもしれないと思い、
でも、またみんなに再開したいと思い、
根治を願い、覚悟して挑んだ過酷ながん治療でした。
また、こうしてみんなに笑顔で再会できる日が来るとは思ってもいませんでした。
これまでの辛かった治療を思い出し、
みんなの顔を見たときには、
嬉しくて、涙があふれ止まりませんでした。
「持つべきものは友」
治療が終盤に差し掛かった頃、
副作用が辛く、
トイレダッシュも酷く、ひどい下痢や
倦怠感が酷かった時、
集まってくれた同級生たちがいつも心配してくれて、
励ましてくれました。
辛くて気づけば泣いてばかりいました。
人生でこんなに辛かったことはありませんでした。
きっと誰にも癌に罹患したことを伝えずにいたら、
最後まで治療を頑張れなかったでしょう。
「持つべきものは友」
治療が頑張れたのは
いつも励ましてくれた仲間がいてくれた
おかげだからだと思います。
同級生には感謝しかないです。
楽しい宴は終わらない！
久しぶりの再会は嬉しさもひとしおです。
みんなで飲んで、食べて、しゃべって、
楽しい時間が過ぎていきました。
１次会だけでは終わらず、
２次会まで行くことに。
２次会は大学時代によく行ったカラオケで。
学生時代によく歌った歌で盛り上がり、
気づけば、終電終わっていました。
仕方なく、タクシーで帰りました。
電車よりかなり高くつきましたが、
こんな日は滅多にないので、
いい買い物をしたと思うようにしました。
次は新年会で再会を誓いました。
今回、体調不良で来れなかった同級生もいましたが、
新年会には来られるというので、
再会が楽しみです。
この歳になっても、
大好きな仲間たちに囲まれて、
飲みながらたわいもない話ができるなんで、
私は本当に幸せ者です。
みんな、ありがとう！
みんなに感謝しかないです。
こんな幸せの日々がずっと続きますように・・・
次回へ続く
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