地元の同級生と久しぶりの再会で涙の告白

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『ある日突然「子宮頸がん」と診断されました』

2022年9月30日

「子宮頸がん」と診断されました

子宮頸がん再検査経過観察中、

出血多量で大学病院へ救急搬送され、

大学病院で措置＆精密検査を受けました。

2022年 10月12日

 ステージ確定し、主治医から

「子宮頸がん 骨盤リンパ節転移 ⅢCⅠ期」と診断されました

2022年 10/24〜12/5

同時化学放射線療法

平日通院治療を終えました

子宮頸がんと診断されて以来、

治療の様子など、毎日の様子をリアルタイムで

書き綴ろうと思っていましたが、

すぐに同時化学放射線療法、平日通院治療が始まり、

あまりの過酷な日々と想像以上の副作用などで書けずじまいでした

健忘録としてこれまでのことを時系列で書き綴ろうと思います。
 

同じ病気でこれから治療をされる方、癌で闘病されている方、
がん治療で不安や心配になっている方などに
このブログが少しでもお役に立てたら嬉しいです

前回のブログはこちら

『実家へ帰省。病状と今後の治療方針について報告しました。』

2022年 10月15日

子宮頸がんに罹患して、15日後。

地元の同級生に病状を伝えるため

みんなに会いに行きました。

LINEではみんなと事前にやりとりしていたのですが、

自分の口から病気のことを直接伝えたいので、

　急でしたが、

時間を作って欲しいとみんなにお願いをして、

忙しい中、時間を作ってみな

集まってくれました。

当初はおめでた？結婚？など

いい話？と冗談を言っていた仲間ですが、

そうじゃないと返事したところ、

病気か何かではと、よくない話だと察したようで、

詳しいことは会った時に話すと伝えました。

地元の同級生達とは

保育園時代からの仲間で

かれこれもう40年来の付き合いです。

成人式後を機に、

毎年1年に1回は地元で集まるようになりました。

卒業してもみんなで集まって

海でバーベキューしたり、

たわいもない話をしたりして、

いつの間にか
集まるのが恒例行事になっていました。

時は流れ、結婚し、地元を離れる仲間もいましたが、

何かあれば必ず皆集まって、

いろんな話をしていました。

４０歳になった年は

その仲間で台湾旅行へ行きました。

コロナになる前までは

 ゴールデンウィークやお盆休みには地元の海のそばでバーベキューしたり、

年末は忘年会したり、

年始は新年会したりと、

1年に数回集まるようになっていました。

そんな仲間には

私の口から直接病気のことを伝えたいと思いました。

子宮頸がんに罹患したことを告白

みんなでランチをしました。

注文後に本題へ。

同級生達に

「子宮頸がんステージⅢCⅠ期」

に診断されたことを伝えました。

子宮頸がんに罹患したことがわかってから

毎日泣いてばかりいます。

病院で診察中や検査中などに

気づけば一人になった時に

なぜか泣いてしまいます。

みんなを目の前にすると、

うまく病気のことを伝えられるか心配だったので、

一人ひとりにお手紙を書き、

それを読んでもらいました。

同級生達は驚いていました。

いつもは冗談を言っては笑わせている同級生が

目を真っ赤にして

涙を流していました。

薄々は感じていたようですが、

まさか私がと思ったそうです。

そして、ステージと病状も説明すると、

さらに他の同級生達も啜り泣きしていました。

不思議なことに、

当事者の私は病気を受け入れ覚悟しているからでしょうか、

説明している時は涙は出ないのですが、

病気の説明を受けている周りの人たちが

ショックを受け、

涙していることが多いのです。

体力には人一倍自信もあり、

元気が取り柄だった私が、

まさかがんに罹患するなんて、

誰もが疑ったのではないでしょうか

同級生の中に看護師がいます。

その友人はその日、

夜勤明けで駆けつけてくれました。

その看護師の同級生の親戚に

最近乳がん手術を終え退院した方がいるそうです。

私の身近にがん患者がいる人がいて、

心強いです。

しかも、彼女は看護師なので、

私の気持ちは理解してくれていると思います。

いつも寄り添ってくれるので、

本当にありがたいです。

そして、その同級生の中に

卵巣茎捻転で

昨年、入院手術をした仲間がいました。

ある日突然、夜中に
下腹部に突然激しい痛みが生じ、

救急病院で診察され、
MRI検査、CT検査の結果、

卵巣茎捻転と診断され、
右の卵巣が壊死していたそうです。

壊死した卵巣、卵管、卵巣嚢腫をまとめて摘出する手術したそうです。

その友人とは実に5年ぶりの再会でした。

こんなことがあったなんて、私も他の仲間も誰一人知りませんでした。

その友人は1年後の経過観察も問題なく、

今は仕事にも復帰して生活しているということでした。

その友人からも

「私も大丈夫だったからきっと大丈夫」

とエールをもらいました。

その話を聞いて、

気づけば

私は顔面崩壊

涙が溢れていました。

ひと通り病気と今後の治療についての

話が終わったころ、

美味しいお料理が運ばれてきました。

たくさん食べて、

また、沢山話して、

笑って、

久しぶりに楽しい時間でした。

そして、

みんな、

「また帰ってきてね」

「また実家帰った時はご飯でも食べよう」

と笑顔で私を励ましてくれました。

これから治療が始まってどうなるかわからないけど、

落ち込むこともあるかもしれないけど、

その時は

私を叱咤激励して欲しいとお願いしました。

「持つべきものは友」

勇気を出して、

地元の同級生達に話してよかったと思いました。

そして、年末は忘年会で私の激励会をやろうねと

最後は笑顔でみんなと別れました。

次回に続く

 

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