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2022年11月11日
子宮頸がんと診断されて、41日後。
放射線治療13回目。
前回のブログはこちら
昨日は 誕生日でしたが、
山あり谷ありの1日でした。
もう何もかもやめてしまいたい！
治療なんてもう受けたくない！
朝から私の心をズタボロにされ
がん治療をやめたいと思うような
事件が勃発しました
その理由と一部始終はこちら
昨日の一件ですっかり意気消沈でしたが、
色々考え直し、気持ちを新たにいざ病院へ。
いつものようにリニアック病棟へ。
女性技師から思いがけない一言が！！
昨日の一件は、すでにリニアック室の放射線技師、
看護師には話が回ったようでした。
受付を済ませ、待合室で治療の順番を待っていると、
昨日、私が相談した看護師と一緒に、
昨日問題発言をした女性技師が私のところにやってきました。
看護師から女性技師が謝りたいということで、
「昨日はすみませんでした」
「治療を続けさせてください」
と私のところに謝罪に来ました。
女性技師から謝られ、昨日のことをまた思い出し、
涙が溢れてしまいました。
私は正直、顔も見たくないくらい、
もう、治療もやめたくなるくらいショックでした。
まさか、謝ってくるとは思いませんでした。
この技師は、
昨日、私の治療が終わって、
リニアック室入り口の待合のソファーで私が泣いているのを見て、
強く言いすぎてしまったと思っていたそうです。
私も、その女性技師に、
昨日は副作用の下痢がひどくて歩くのがしんどかったことを伝えました。
「忙しいのはそっちの都合ですよね？」
「体調悪い患者に、そんなことわざわざ
言わなくてもいいんじゃないですか？」
と、女性技師に言い返してやりました！！
リニアック室の放射線技師としてで長年、治療にあたっていれば、
回数を重ねるごとに副作用で下痢がひどくなることぐらい
わかっているはずです。
ましてや、リニアック室に治療にくる患者は
様々な癌患者です。
私と同じような副作用に悩まされながらも
それでも根治を願い、ひたすら治療に通っているがん患者も多いと思います。
放射線技師は医者とは違い、
患者と実際に会うことは多くないと思います。
ですが、そうはいっても医療従事者。
患者の気持ちに寄り添うことはもちろんのこと、
信頼関係があってこその治療だと思います。
ある放射線技師の心無い一言で、
今までの治療で信頼してきたものが
一瞬にして無くなり、
不信感に変わってしまいました。
でも、今治療しなかったら長生きできないかもしれません。
できれば治療を続けたい！
もっと長生きしたい！
根治したい！
しかしながら、
まだ治療は続きます。
もう、この女性技師に顔は見たくないし、
この女性技師に担当してもらいたくない嫌だけど、
とりあえず、謝罪してきたことだし、
たった10分の治療。
治療も後10回程度。
ここは私さえ我慢すればいいのかもしれない。
そうも思い、
治療を続けることにしました。
しばらく涙が止まりませんでしたが、
今日からまたこの女性技師が担当することになりました。
とはいうものの、
謝罪してきたからといって、
女性技師を許したわけではありません。
一度、受けたショックは
そう簡単には消えないですから。
昨日の今日で、
昨日相談した看護師が、
治療中、立ち会ってくれるということになりました。
これは本当に心強かったし、
ありがたかったです。
治療中、看護師も立ち会っていたせいか、
昨日の今日で、流石にこの女性技師は
言い方も接し方もいつになく優しかったように思います。
いつもこういう接し方ならいいのにと思いながら
治療を受けました。
やらかし女性技師の他に
昨日とは違う若手男性技師が2名。
リニアック治療の前に
本人確認のため、
氏名、生年月日を言ったあと、
若手男性技師から、
「昨日お誕生日だったんですね？」
「おめでとうございます」
と、お祝いの言葉をもらいました。
ちょうど昨日が誕生日だったのですが、
昨日とは違う男性技師が
私の誕生日に気づいてくれました
やらかし女性技師は、
昨日担当して、
リニアック室で
最初に本人確認を言うように聞いてきたのに、
私の誕生日に気づいていたのか
気づいていないのか分かりませんが、
やらかし女性技師からは
「おめでとう」
などと言う言葉は一切ありませんでした
特に、今日は問題発言も、なく、
無事に治療が終わりました。
放射線科主治医からの呼び出し
治療を終え、着替えると、
そこに、この病棟にはいないはずの
放射線科主治医が
リニアック室の看護師と何やら話していました。
他の患者の受診もある中、
私に話があるとのことでした。
時間がない中、
がん看護専門外来の受診について説明するため、
私の治療が終わるのを待って、来てくれたそうです。
昨日、私がリニアック室の看護師に、
「もう治療をやめたい」
といったので、
きっと、今朝の一件を話したリニアック室の看護師が
この医師に相談してくださったのかと思いました。
ここで治療を止めてしまったら、
これまで治療を
続けてきた努力が水の泡になってしまい、
これは病院側も望んではいないだろうと。
時間のない中、
手短に、放射線科主治医が
昨日の腫瘍内科外来からの電話の件の説明をしてくださいました。
この大学病院には
がん看護専門外来があり、
がんに関する専門的な知識を持った看護師がいるので、
私の最近の精神状態を鑑み、
がん看護専門外来を受診するよう薦められました。
その看護師が、通院治療室に常駐してるので、
来週の抗がん剤治療日に、
がん看護専門外来を受診してはどうかということでした。
私は、ぜひ予約をお願いしました。
というわけで、
来週の抗がん剤治療日に、
がん看護専門外来を受診することになり、
予約してくださいました。
来週の抗がん剤治療日に、
通院治療室で
抗がん剤投与中に、
がん看護専門看護師が
個室で受診するということでした。
「ピンチはチャンス！」
「ピンチはチャンス！」
勇気を出して、リニアック室の看護師に
一部始終話してよかったです
とりあえず、昨日から一歩前進ですね。
このまま、良い方向へ向かって欲しいです。
次回へ続く
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