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LOVE
です
アメトピに掲載されました
2022年11月10日
子宮頸がんと診断されて、40日後。
放射線治療12回目。
実はこの日は私の45歳の誕生日でした
45歳の誕生日だというのに、
もう何もかもやめてしまいたい!
治療なんてもう受けたくない!
朝から私の心をズタボロにされた
がん治療をやめたいと思うような
事件が勃発しました
その理由と一部始終はこちら
治療なんてもう受けたくない!
病院に不信感を持ったのはこれで2回目です。
1回目は
抗がん剤治療初回でのことです。
そして2回目は、今朝の出来事です。
がんに罹患してからというもの、
最近の私の精神状態は、
イライラしたり、急に涙が出たりと、
情緒不安定です。
何で誕生日だというのに、
こんな嫌な目に遭わなければならないのかと、
神様は意地悪だと思いました。
朝の放射線治療の後、
別機関で、MRI検査がありました。
かなりショックで気力も喪失していましたが
気を取り直して、検査を受けるべく別機関へ向かいました。
MRI検査中、
治療している大学病院から不在着信がありました。
前回のブログはこちら
明日、腫瘍内科外来で、
がん看護専門外来の予約をすることになりました。
悪いこともあればいいこともあった
実にいろんな事があった「山あり谷あり」の1日でした。
「人生山あり谷あり」
子宮頸がんに罹患してからというもの、
抗がん剤治療初日では、
病院にたらい回しにされました。
そして、
今朝は放射線技師から心無い一言を言われ、
心をズタボロにされ、
災難がとにかく続き、踏んだり蹴ったりな状態でした。
「神様は何て意地悪なの!」
と思っていましたが、
意外にそうでもないのかもと。
良いこともあれば悪いこともあるのだと。
思い通りにいかなくても賢明なことを行えば、明日はきっとうまくいく!!!
そう自分に言い聞かせて!!!
「ピンチはチャンス」
「ピンチはチャンス」
私の座右の銘です。
『壁というのは、できる人にしかやってこない。
超えられる可能性がある人にしかやってこない。』
日本一有名なメジャーリーガーであるイチロー選手の名言です。
ピンチをチャンスに変えるために、まず必要なことは何か考えた時、
ピンチを解決することです。
ピンチの原因となった問題を解決するためには、
問題の所在、原因を明らかにする必要があります。
今置かれている「ピンチ」のそもそもの原因は???
ピンチに対処する上で、
大切なことは原因から目を背けてはいけないということです。
私の今のピンチとなっていることは2つあります。
それは、
子宮頸がんに罹患していること
今朝の放射線技師から心無い一言を言われ、
放射線治療をもう受けたくなくなったこと
でも、せっかくここまで順調に治療が進んでいて、
治療も折り返し地点。
そんな所で、
治療を中止するのは不本意なことです。
ここで中止にしてしまったら、
これまでの努力が水の泡になってしまいます
できれば治療は続けたい!
根治したい!
これが私の今の願いです。
ピンチから脱却し、
それを叶えるためには、
「治療を続けること」
この大学病院で、
治療を続けるためには、
「担当を変えてもらうこと」
しか方法がないのではないかと思いました。
それもできないのなら、
転院もやむ終えないと思いました。
癌治療は先が見えない長い長いトンネルの中を進んでいるような状況。
先が見えない状況は誰もが不安で仕方がないことでしょう。
舌癌ステージ4から克服し、社会復帰された堀ちえみさん。
その後、食道がんも見つかり、なんて不幸なんだとショックだったそうです。
その時、堀さんのご主人が、
堀さんに「ラッキーじゃないか」と言ったそうです。
「でも、舌がんがなかったら食道がんも見つからなかった。
症状が出たときは大変なことになっていたかもしれない。舌がんには意味があったんだ」
と思ったそうです。
少しでも治療できる環境があるのなら、
根治の可能性があるのなら、
今ここで、そのチャンスを自ら投げ出してはいけないと思いました。
わたしが、地方の田舎に住んでいて、
もし癌に罹患していたら、
この大学病院には通院できず、
違う治療方法を行なっていたかもしれません。
私にとって
自宅から通院治療可能な同時化学療法を受けられる
最先端医療が受けられる
がん看護専門外来も受けられる
こんながん患者の受け入れ態勢万全で最先端医療が受けられる大学病院へ
搬送されたことは最初から、
意味があったのかもしれません。
幸運にもすぐに治療を受けうる事ができるのですから。
そう思ったら
がんに罹患したけれど、
「私はラッキーだ!!」
と思えるようになりました。
とにかく、今は根治のため治療を頑張るのみだと思いました。
そう思ったら、
今まで悩んでいた自分が馬鹿馬鹿しく思えました。
ピンチをチャンスに変えるためにの答えは、
実はとってもシンプルだったのだということに気づきました。
さっきまで長い暗いトンネルの中を彷徨っていましたが、
ようやく出口が見つかりました。
気を取り直し、
夕方の日本語レッスンに挑みました。
本当に自分でもびっくりするくらい、
ここ最近情緒不安定ですが、
気持ちの持ち方次第で自分の人生は楽しくもなり、
最悪にもなるのだと、
がんに罹患して再確認しました。
レッスン後に
イタリアンレストランへ。
パートナーがささやかな誕生日のお祝いをしてくれました。
「終わり良ければすべて良し」
朝はどうなることかと思いましたが、
1日の最後に、
このように誕生日を祝ってくれる人がいて
私は幸せ者だと思いました。
次回へ続く