スタッフ1人当たりの売上はいくら必要か?
こんにちは、菅(すが)です。
あなたは自分のお店の売上を増やしたいですか?
もしそう聞かれたとしたらあなたは何と答えますか?
多分ほとんどの経営者さんが、
はい、売上は増やしたいです
そう答えるのではないでしょうか。
売上はお店の経営を続けるために必要不可欠なものです。
なにより、難しい理屈は抜きにして、
ああ!今月の支払いどうしよう!!??
なんて事態に陥ったときには胃がキリキリするし、普通ではいられないほどのストレスを感じるものですよね?
もちろん、そんな状態では余裕がないので「育つスタッフも育たない」なんて状況になりかねません。
お金がないということはいろんなトラブルに連鎖していくものですよね。
資金繰りの余裕ができるだけで経営者さんのストレスの9割はなくなる
そう言ってもいいのではないでしょうか?
でも、お店の会計ってなにやら難しい感じがしますし、
数字だけ見ていてもイマイチぴんと来ない・・・・
という方も多いのではないでしょうか?
今日はそんなあなたのために記事を書いています。
実は、数字に苦手意識がある経営者さんでも、
たった一つ数字だけ意識していれば資金繰りに困らないようになる
そんな都合のいいノウハウがあるんですよ。
それが、
スタッフ1人当たりの売上に注目する
という方法。
具体的に言うと、
1ヶ月のスタッフ1人当たりの売上が60万円を越えていれば大丈夫
と考えるという方法です。
かなり大雑把な目安ですが、この売上目標を達成できればほとんどのお店は続けていくことができます。
ただし、
この数字はヘアサロンやエステサロンなどのサロン系のお店の目安です
だから、クリーニング店さんや飲食店さんでは、
1ヶ月のスタッフ1人当たりの粗利が55万円を越えていれば大丈夫
と考えてみてください。
では、事例を出して解説していきますね。
1.スタッフ数を計算する
まず、スタッフの数を計算します。
ただし、単純に頭数では計算しません。
フルタイムで働くスタッフを1人
パートタイムで働くスタッフを0.5人
そう考えてあなたのお店のスタッフ数を出します。
たとえば、
フルタイム3人パートタイム2人ならば、
3+0.5×2=4人
と計算するってことですね。
このお店では4人で計算するということです。
2.1人当たりの売上を計算する
つぎに、1人当たりの売上を計算します。
もし、あなたのお店の1ヶ月の売上が240万円だとすると、
240万円÷4人 = 60万円
つまり、
スタッフ1人当たりの売上が60万円
という状態です。
3.1人当たりの売上が足りているか確認する
最後に、「 資金繰りで困らない1人当たりの売上に足りているか? 」ということの確認です。
先ほどお話したように目安はサロン系のお店なら1ヵ月60万円です。
つまり、先ほど計算した数字は、
スタッフ一人当たりの売上が60万円
ということでしたから、
このお店はちょうど目標ピッタリ
だから、このお店はきっと、
資金繰りがギリギリになる事もないけれども余裕があるほどでもない
そんな状況になっているはずです。
会計を本格的に勉強した方からすると、
「 そんな大雑把な目安で大丈夫!? 」
なんて不安になるところでしょうが、実際多くのお店を見てきた経験からすると、ほぼ問題なく使えます。
ですから、
充分役に立つ判断基準だ
と自信をもっておすすめできますよ。
あなたがサロン系のお店の経営者さんなら
→ 1ヶ月のスタッフ1人当たりの売上が60万円
サロン系以外のお店の経営者さんなら
→ 1ヶ月のスタッフ1人当たりの粗利が55万円
まずは、そこを目指してみてください。
そこがクリアできたとき資金繰り地獄からは脱出できているはずですよ。
それでは、また。
今日も最後までお付き合いありがとう。
amazon人気ランキング1位獲得です
スタッフが辞めて4か月たった美容院経営者さんが語った本音
こんにちは、菅(すが)です。
今朝ある美容師さんが電話コンサルティング中にこんなことをポロっと言われました。
───
菅さんが以前ブログか何かで言っていたと思うんですが・・・・、
リストラってやり始めるとドンドンしたくなるんですよね!
───
実は、この美容師さんのお店では、
今年1月にスタイリストが一人辞める
ということがあったばかり。
あ、
念のために言っておきますが、
解雇をしたわけではありません
ただ、昨年秋以降、
結果を出さないと給料が伸びない給与制度を導入した
ということをしただけ。
その結果、
練習をしなかったスタイリストさんが居づらくなって辞めた
というお話です。
ちなみにこのお店は、
フルタイムのスタイリストが4人パートのスタイリストが1人の5人体制のお店
でしたから単純計算すると、
スタイリストが2割減った
ということになります。
これ、普通に考えると、
スタイリストが減ったから売上もそれにともなって減る
となりそうな気がしますが、実は、このお店では、
スタイリストが減ったのに売上は増えています
この5月も前年比プラスの売上でした。
つまり、
人件費は減って売上は増えている
という状況。
当然、
お店に残るお金はあきらかに増えています
だから、冒頭でお話したようにこの美容師さんは、
さらなるリストラをしたくなっている
というお話。
このブログでは、
- 値上げをした
- 割引を止めた
- 日中4時間も営業時間を減らした
- スタッフが辞めた
などなど、お店の形が大きく変わった事例をいろいろお話しています。
いわゆるリストラですね。
でも、
それで困っている経営者さんは1人もいません
もちろん、そうやってリストラをするときには私がそれなりのノウハウを使ってサポートしています。
だから、
私が直接お手伝いをしていない方のお店でも必ずそうなるとは言いきれません
でも、どんなお店でも、
これをしたらお店の状況が大きく悪化する
ということは、そうそうあるものではないですよ。
逆に、
なにもしないからお店の状況が大きく悪化する
ということはありがちな話です。
もし、あなたがいま、
「 自分のお店も繁盛店にしていきたい 」
そう思っているのなら、
まず捨てる
そこがスタートですよ。
ちょっと怖いことかもしれませんが効果はバツグンです。
ちなみに、
「 じゃあいったい何を捨てたらいいの? 」
と思っている方はすでに詳しく説明していますのでこちらを読んでいてください。
・こんな美容院は100%つぶれる
美容院経営のジレンマを越えろ!あなたの美容院の売上が増えない本当の理由 17ページ
人を育てたいのなら解雇してください 225ページ
こんな美容院は100%つぶれる購入はこちら
・メールマガジン「スタッフが育つお店の作り方」
2017年11月8日配信 002_まず捨てる
2017年11月8日配信 003_現状確認
メールマガジン「スタッフが育つお店の作り方」
該当バックナンバー購読申し込みはこちら
メールマガジンの紹介記事はこちら
それでは、また。
今日も最後までお付き合いありがとう。
amazon人気ランキング1位獲得です
スタッフが「 繁忙期は楽しかった 」と言ったわけ
こんにちは、菅(すが)です。
先日、このブログで、春の繁忙期を余裕で越えられたクリーニング店 としてご紹介している 鹿児島のクリーニング店ながいクリーニング の経営者鈴木さんの奥様留美さんが電話コンサルティングの時にこう教えてくれました。
───
先週は個別に面談して繁忙期の感想などを聞いてみたんです。
すると、
今年の繁忙期は楽しかった
と聞かせてくれました。
───
クリーニング店の経営者さん以外の方のために補足しておきますが、
クリーニングは繁忙期と閑散期の差が大きな業種です
つまり、
忙しいときは大行列でも暇なときはガラガラ
なんてことが起こりやすい商売だということ。
なぜなら、春と秋に衣替えがあってその時にお客様が集中するから。
特に、
春の繁忙期は通常の倍以上の売上になる事も珍しくありません
ちょっとイメージしてみてください。
普段の日曜日の倍以上のお客様が来店される
もし、あなたのお店でそんなことが起こったらどうなるのでしょう?
しかも、それは1回で終わりではありません。
クリーニング店の春の繁忙期はそれが2ヶ月~3ヶ月も続きます
そう聞くとクリーニング店さんの繁忙期がどんな感じかイメージできるのではないでしょうか?
ところが冒頭でお話したように、ながいクリーニングさんのスタッフさんは、
春の繁忙期が楽しかった
と言われているそうです。
ちなみに調べてみましたがながいクリーニングさんでも、やっぱり、
3月の売上は1月の2倍以上の売上
4月5月の売上は1月の1.5倍以上の売上
という結果が出ています。
しかし、それにもかかわらず、
「 繁忙期が楽しかった 」とスタッフは言っている
いったい何があったのでしょう??
でもね、ちょっとあなた自身のことを思い出してみてください。
あなたがが仕事が楽しかった時ってどうでした?
「 ああ!この仕事は楽しい!! 」と思ったとき
それは、
忙しいときでしたか?それとも暇なときでしたか?
これ、多くの人が、
忙しい時の方が楽しかった
と答えるのではないでしょうか?
実は、
忙しい時の方が仕事は楽しくなるものです
なぜなら、
それだけ充実感があるから
でも、
クリーニング店でスタッフさんが「 春の繁忙期が楽しかった!! 」ということはまれです
つまり、
同じように忙しくても「 仕事が楽しい 」と思うときと「 仕事が辛い 」と思うときの両方がある
ということ。
では、いったいなにが違うのでしょう?
これ、答えはカンタンで、
「 仕事をやらされている 」と感じていると忙しいと辛くなる
「 仕事をしている 」と感じていると忙しいと楽しくなる
ただ、それだけです。
つまり、
やらされた仕事は増えれば増えるほど嫌だけど自分で考えた仕事は増えれば増えるほど楽しくなる
というお話。
実際ながいクリーニングさんでは、
「 春の繁忙期にどうしたら効率よく仕事ができるか? 」ということを現場のスタッフの皆さんに考えて実行してもらいました
その結果、繁忙期を余裕で越えられただけでなく、
繁忙期の仕事が楽しかった
という感想になったのです。
普通のクリーニング店さんでは、
社長さんが「 春の繁忙期をどうやったら効率よく仕事ができるか? 」と考えます
でも、そこをあえて、
スタッフの皆さんに「 どうしたらいいと思う? 」と聞いて任せてみる
するとスタッフの働きぶりも変わりますし、生産性も上がります。
もちろん、
いきなり「 任せるから! 」で責任を放り出すのではスタッフさんも戸惑うだけでアイデアもでません
だから、まずは、
普段からミーティングでみんなの意見を聞く習慣をつける
ということからスタートしてみてください。
たったそれだけのことですが効果は絶大ですよ。
きっとあなたのお店でも、
繁忙期は楽しかったです!
とスタッフさんが言ってくれるようになるはずです。
ミーティングに関してはこのブログでもいろいろとお話しています。
テーマ「 ミーティングで人材育成 」としてまとめてあるのでぜひ読み返してみてください。
では、どうぞ。
テーマ「 ミーティングで人材育成 」
それでは、また。
今日も最後までお付き合いありがとう。
amazon人気ランキング1位獲得です
