フィリオとショコラのちいさなおうち -4ページ目

どうか クリスマスに命を買わないで。

 

 

 

 

人生において最高のものは、品物じゃないよ。

それは、毛皮と湿った鼻を持っているのさ。

(訳:フィーママ)

 

 

 

前沢友作さんが宇宙旅行に出発されて、テレビでもネットでも大反響になっています。

今後の宇宙旅行の発展の先駆けになるだろうことには、おおいに意義があり、

又暗い世相を明るくしてくれるニュースでもあると思うのですが、

偏屈婆さんのかあさんは、素直に良かったねと言えない心境です。

その巨額の費用を、例えば南アフリカに振り向けてくれたら、

そのうちのごくわずかを哀しい動物の保護に使えたらと、さもしく考えます。

前沢さんはNPOへの寄付もなさっているそうですし、彼の財産を彼がどう使おうと自由、

全く文句を言う筋合いではないのですよ。

ただの貧乏人の僻みですね。

 

我が家の小さな庭の冬模様です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わんにゃん幸せ応援団  さんのFBより。

 おはようございます。
クリスマス商戦に担ぎ出されるのは 動物達も例外ではありません。
クリスマスと言う大イベントに煽られる消費者に
ペットショップにいる小さな命は 格好の商品となります。
ガラスケースに囲われた命は
紛れもなく人と同様 血が流れ 感情も心もあります。
どうか
クリスマスに命を買わないで。

 

 

 

HUG THE BROKENHEARTS  さんの投稿より。字は転載です。

 

もうすぐクリスマスです。

あなたは知っていますね?

犬も猫も15年は生きる事を。

 

あなたは知っていますね?

犬や猫と暮らすにはお金がかかる事を。

 

あなたは知っていますね?

犬も猫も生きていると云う事を。

 

あなたは知らないのかもしれません。

ペットショップの仔犬や仔猫たちが何処から来るのかは。

 

でも、何も知らなくても、あなたにはわかる筈です、決して命は物ではないと云う事は。

クリスマスに命ある者たちをプレゼントするなんて、愚かな行為は止めましょう。

クリスマスはそんな日ではありません。

あなたの愛を世界に分け与える日です。

 

クリスマスプレゼントに犬や猫を贈るのを止めて下さい。

HUGHP https://www.hug-the-brokenhearts.net/

 

 

今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。


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捨て猫を見て放っておけなかった野良犬

 

 

アメリカの研究機関が、オミクロン株コロナウイルスに、インフルエンザとよく似た遺伝子配列を発見しました。

コロナが絶滅することはないでしょうが、過去のウイルスたちのように弱毒化して共存することで、

収束の方向に進む可能性を言う学者もいます。

又一方、ウイルスは変異を繰り返す存在ですから、強毒化して更なる脅威となる怖れもあります。

いずれにしても今私達のできることは、気を緩めずにルールを守り、節制して暮らすことでしょう。

本当に、世界を席巻するこのコロナ騒ぎが、早く収束すると良いですね。

 

今朝の子供達です。

 

 

 

 

 

ペット日和さんより、ご紹介します。字は転載です。

捨て猫を見て放っておけなかった野良犬

https://petbiyori.com/article/20152?fbclid=IwAR0mD9gciLdvUJsNWz3OK5-Yp5zyrXvDwti79iQ_Um_hZ7E2DRJb5wROV5w

 

凍える寒さのカナダ・オンタリオ州で、路上の野良犬が保護されました。

見つけられた時、驚いたことに、この子は5匹の仔猫を抱きしめていたのでした。

連絡を受けたレスキュー『Pet and Wildlife Rescue』が犬と子猫たちを保護しました。

 

 

この野良犬は、捨てられた仔猫たちを見て、放ってはおけなかったのかもしれませんね。

自分自身が危うい身の上でありながら、この子は捨て猫達を見捨てませんでした。

心のすさむようなニュースが増えた日本ですが、私たち人間の方が犬に教えられるような気が致します。

この子たちのストーリーは、リンクよりお読みください。

 

今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。

 

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ファッション誌Elleが毛皮排除へ

 

 

 

お寒くなりました。

かあさんには憂鬱な季節の到来です。

毛皮が残酷なファッションであることは浸透しつつありますが、

日本ではまだショップや街に毛皮が溢れていて、かあさんはしばしば体調を悪くします。

日本で扱われている毛皮製品の90%以上が中国からの輸入ですが、

中国の劣悪な毛皮農場で、生きている状態で毛皮をはがされる動物たちの残虐な苦しみが、

アメリカの愛護団体の潜入動画で告発されています。

ヨーロッパでは毛皮禁止の国も多く、毛皮排除は世界の趨勢ですが、

日本はまだまだ追いついていないのが実情です。

そんな中のGood News です。

ももこ姫さんのブログよりご紹介します。青字は転載です。

 

ファッション誌Elleが毛皮排除へ 若者世代の意識も反映

NEW!

テーマ:

フォーブスジャパンからです。

 

 

ファッション誌Elleが毛皮排除へ 若者世代の意識も反映

12/3(金) 12:00配信

世界45の国・地域で発行されているファッション誌エル(Elle)が、毛皮を取り上げた記事やコンテンツの掲載を中止する方針を明らかにした。 アニマルウェルフェア(動物福祉)の向上を目指すとともに、若い世代を中心に毛皮を「ファッショナブルではない」と感じる人が増えている消費者意識の変化にも対応する。

 

 仏AFP通信によると、同国のメディア大手ラガルデール(Lagardere)傘下の月刊誌であるエルは、誌面とオンラインコンテンツの双方で、記事と広告での毛皮の取り扱いをやめる。すでに13エディション(版)で中止しており、来年1月には新たに20カ国・地域版がそれに加わる。2023年1月には、全面的に廃止する方針だ。

 

 同誌のシニアバイスプレジデント兼インターナショナルディレクターのバレリア・ベソロ・ロピズはロイターに対し、ファッション業界、高級品業界にとって最も重要なターゲットである若年層、特にZ世代にとって、毛皮はもはや「時代遅れで、ファッショナブルではなくなっていると考えられる」とコメント。

 

 また、ウェブサイトに毎月およそ1億人がアクセスする同誌がこうした方針を打ち出すことは、動物福祉に対する意識をさらに高めると同時に、持続可能な選択肢に対するニーズを引き上げることにも役立つとの見方を示している。

 

多方面に影響

 

 誌面からの毛皮の排除に向け、ラガルデールと協力してきた動物愛護団体の米国人道協会はこのエル誌の決定について、「ファッション業界のあらゆる部門に影響を与えることになるだろう」「非常に大きなことだ」と述べている。同誌と協力したいブランドはいずれも、毛皮に代わる新たなものを探すことになるためだ。

 

 すでにグッチプラダカナダグースなどの大手ブランド、米サックス・フィフス・アベニューなどの高級百貨店チェーンなど、一部は毛皮の使用を中止している。だが、パリ、ミラノ、ニューヨークで開催されるファッションウィークなど、大規模イベントでは使用が継続されている。

 

 高い意識を持つ消費者が増加していることもあり、毛皮の人気は徐々に失われてきた。毛皮のために殺処分されたミンクは昨年、米農務省(USDA)が統計を取り始めた1975年以来、最も少ない約140万匹にまで減少している。

 

このような動きもニコニコキラキラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。

 


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あなたを愛し続けてきたのですから。

 

 

 

 

かあさんの心に残った写真をご紹介します。

 

写真は For Animals. さんよりお借りしました。 稚拙な訳はフィーママです。

 

天使は、あなたの人生に突然現れる。

いろんな違った姿をして。

 

(かあさんの天使も、その都度違った姿をしていました。

バブバブの声だったり、ランドセルのカタカタゆれる音だったり。

でも今は、白色と茶色の、二つの毛玉の姿をしています。)

 

 

私の心電図

 

 

 

私は、私の犬生の全てで、あなたを愛し続けてきました。

どうぞ、年老いたからといって、私を捨てないでください。

この肉体から離れて魂が天に昇るまで、

どうぞ、私をあなたの傍に置いてください。

 

 

今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。

 


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あなたには、今この私が、見えているの?

 

 

 

南アフリカから始まったオミクロン株ウィルスは、じわじわと世界中に拡大の方向で、

人々を恐怖に陥らせています。

日本は鎖国のような水際作戦で感染者の流入を抑え、ワクチンや治療薬の確保に力を注いでいます。

それは勿論安心材料であるのですが、かあさんはこうも思います。

お金持ちの先進国がワクチンや治療薬を買い占め、アフリカのような貧しい国に行き渡らないとしたら、

それは命に対して公平であるとは言えません。

医療が脆弱でワクチン接種率も低い国を援けなければ、ひいては自分たちの身に降りかかります。

世界は繋がっていて、ウイルスは相手を選ばないのですから。

又人道的な目的でなく、優位のため政治目的で援助する国もあるかもしれません。(?)

例えば、ワクチンを買ったらその5%は寄付するルールを作るとか、

国連のような国際機関が取りまとめて公平に分配するとか、何か方法がないものでしょうかね?

 

お寒くなりました。

寒さに羽を膨らませたふくら雀が、散歩道の枯れ草を啄んでいました。

山に食べ物がないのかなと思いながら、足音を忍ばせて歩く今朝の散歩です。

 

 

自分のベッドにオネショしたので、妹のところに移動したフィリオ爺さん。

 

眠っていると思ったら、上目遣いで観察しているショコラ婆さん。

 

子供達は、この頃朝ご飯を食べなくなりました。

カリカリが見えなくなるほど鶏そぼろを振りかけたのに、

その手には乗らない、鶏は飽きた、もっとおいしいものを頂戴と

見向きもしません。

いいよ、ラップしておいて又夜も出すんだからね!

 

 

おまけ:今日もとうさん制作中

 

 

 

 

写真は

Westies United - Murphy and Dakota's Page

よりお借りしました。

 

 

「弥生、スコットランドはエジンバラ発!」さんのブログよりご紹介します。

いつも転載させて頂きまして、ありがとうございます。青・緑字は転載です。

カテゴリ:保健所の動物のこと

あなたには、今この私が、見えているの?

https://scotyakko.exblog.jp/22192012/

 

Can you see me now....
わたしのことが見えているの …

 

 

My paws are bleeding..
私の肉球からは血が流れ …
My skin in red raw...
私の皮膚は赤くただれて …
You didn't pay my Vet Bills
あなたは、私の動物病院での治療費を払わなかった

You kicked me out the door...
あなたは、私をドアから放り出した …

My 5th day of hunger
おなかを空かせた5日目の日 
Walking the cold streets all alone...
独りぼっちで、凍える街を歩いてた …
I'm one of a million strays who no longer have a home..
私は、家というものを失った百万頭もの野良犬のうちの、1犬 …

What did I do wrong???
私の、なにが悪かったの???
Why push me away??
なぜ、私を押し出したの??
Why break my heart??
どうして、私のことを裏切るの??
And make me a stray...
そして、どうして私を、野良犬にさせたの …

Was my food to expensive...
私のご飯は、高価だったのだろうか …
My toys cost to much...
私の玩具は、高過ぎたのだろうか …
You turned to hating me
While I showered you with love...
私が、あなたに愛情をふりそそいでいる間に あなたは、私を憎むようになった

I protected your children...
私は、あなたの子供たちを守り …
I kept them from harm...
彼らがケガをしないように心がけ …
When your babies were crying I raised the alarm....
あなたの赤ちゃんたちが泣くと、私は、あなたにそれを伝えた …

I stayed by your side...
私は、あなたの傍に居つづけた …
I gave you my heart...
私は、私の真心を、あなたに捧げた …
And I meant nothing to you
なのに、あなたにとって私は、なんの意味も持たなかった

It was lies from the start...
はじめっから、嘘ばかりだった …

Take a guess where I am now since you threw me away...
あなたが私を捨ててから、今、私が何処にいるかわかるだろうか …
Stuck in the pound I'm on my last day....
収容所に閉じ込められたまま、今日が私の最期の日 …

Who will want me??
誰が、私なんかを欲しいと思うだろうか??
I'm not a cute puppy no more
私はもう、可愛らしい仔犬ではない
When I leave my prison cell
it won't be through my new homes front door...
私がこの独房を出るとき、新しいおうちのドアをくぐるのではないだろう …
I will be dragged to my death
私は、死へと連れられて行くのだ

I will struggle and cry...
私は、抵抗して、泣き叫ぶだろう …
As I deserve a chance but I will soon die....
ひとつの希望を願うのに、私は、もうすぐ死ぬだろう …

Can you see me now?????
あなたには、今この私のことが見えるだろうか?????

(ある詩の英文を、私なりに訳させて頂きました)    

 

 

 

今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。


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人間はいつ?

2018・12・4の拙ブログより抜粋します。

 

2018-12-04 11:48:23

危険な犬種

テーマ:犬たちへの思い

おにいちゃんの背中とソファの間の狭い空間に潜り込んだショコラですが、

じりじり、ぐいぐい前進して、すっぽりと嵌まりました。

そしてそっと顎を乗せて、すっかり寛ぎの態勢となりました。

 

フィリオとショコラ、

あなた達はどうしてそんなに、仲良しなの?

 

 

 

 

 

 

 

いいとも、ここで眠っていいよ、

ただし、今夜だけだよ。

・・・それから毎夜、寄り添い続けた2頭は・・・

 

訳:フィーママ

写真は

Westies United - Murphy and Dakota's Page

よりお借りしました。

ショコラの場合は、今以上大きくはなりませんから安心ですが・・・

 

 

「私に何の関係があるというのだ」さんのブログよりご紹介します。

いつも転載させて頂きまして、ありがとうございます。字は転載です。

カテゴリ:動物達の詩集

危険な犬種

http://catsanddogs75.blog136.fc2.com/

 

 

70年代はドーベルマン
80年代はジャーマン・シェパード
90年代はロットワイラー
今はピットブルが責められている。

で、人間が責められるのはいつ?

シーザー・ミラン

 

 

まったく、地球上でもっとも危険な動物は、人間です。

今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。

 


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Be Kind

 

 

 

一日の終わり、家事を終えたかあさんがやれやれと座ると、

それまでそれぞれの寝場所で眠っていた老犬達が、どっこらしょと立ち上がり、

かあさんの膝に頭を置くために、疲れた身体を引きずって来てくれます。

二つの小さな頭を撫でながら、かあさんはいつも思うのです。

この子達からこんな素晴らしい恩恵を貰えるほどのことを、自分は返せているだろうかと。

かあさんが与えられることなどほんのわずかなのに、

貰っているものは、生涯かけても返せないほどの深い愛情なのですから。

 

写真は3年前の子供達です。

若々しいでしょう?

 

 

 

 

 

「弥生、スコットランドはエジンバラ発」さんのブログより、珠玉の言葉をご紹介します。

いつも転載させて頂きまして、ありがとうございます。青・緑字は転載です。

 

すべての生き物

https://scotyakko.exblog.jp/29699929/

 

 

すべての 生き物に 親切でありたい

 

そう、生き物すべて。

虫も、クモも蜂も、みんな。

すべて。

 

 

今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。

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愛されなかったという思いを持ってこの世を出ていかなくてもよい

 

 

 

とうとう12月になりました。

年齢を重ねるとともに加速度がつくように、季節の巡るのが早くなります。

何をするわけでもないのですが、心せかれる歳の暮れです。

 

昨夜、NHK「クローズアップ現代+」を食い入るように視聴しました。

タイトル: 「タマゴが値上がり?! 広がる食の新潮流とは 」 です。

世界では、ケージフリー飼育に変換する採卵企業が増える方向です。

鶏に限らず、アニマルウエルフェアを配慮する企業は評価される仕組みがあるようで、

たとえばマクドナルドやケンタッキーのような大手が、ケージフリー鶏の採用を決めています。

勿論、このような説得力も影響力も大きい番組がアニマルウエルフェアを取り上げて下さるのは、

とてもありがたいことですが、ただその切り口に少し感じたことがあります。

 

かあさんは何年も前から平飼い卵にこだわっていましたが、まだスーパーに置いていない頃でしたから、

何度も扱ってくださるようお願いをして、売り場に並んだ時にはとても嬉しかったことを覚えています。

人間は食物連鎖の頂点にいて、畜産動物の命を頂いて暮らしています。

でも人間は大量で安価な食糧の獲得を目指して、畜産を効率優先の工場型畜産にしました。

命を商品にするとき効率を優先すると、動物に犠牲が出るのは目に見えています。

かあさんが願うのは、たとえ畜産動物とはいえ、生きている間はその命を尊重され、

それぞれの動物本来の生き方を尊重されてほしいという願いです。

社会の構造や経済はもちろん大切ですが、

まず動物たちの立場や視線から、番組を語って頂きたかったと思うのです。

 

アニマルウエルフェアの基本原則に、「5つの自由」があります。

5 Freedoms 5つの自由 5 Domains 5つの領域
Freedom from hunger and thirst
飢えや渇きからの自由
good Nutrition
良好な栄養
Freedom from discomfort
不快からの自由
comfortable Physical Environment
快適な環境
Freedom from pain, injury, or disease
痛み、怪我、病気からの自由
good Health & fitness
良好な健康とフィットネス
Freedom to express normal behavior
自然な行動をすることの自由
engaging Behavioral Interactions
積極的な行動(探索・交流・遊びなど)
Freedom from fear or distress
恐怖や苦痛からの自由
positive Mental state
良い精神状態


参考:

畜産動物 アーカイブ - アニマルライツセンター (arcj.org)

 

 

 

 

「私に何の関係があるというのだ」さんのブログよりご紹介します。

かあさんも何度も経験しましたが、愛犬を失うのは塗炭の苦しみです。

文中の飼い主さんに同調してしまい、涙を禁じえません。

我が子を思う飼い主の愛は、どこまでも深いのです。

 

カテゴリ:ペットロス

愛されなかったという思いを持ってこの世を出ていかなくてもよい

http://catsanddogs75.blog136.fc2.com/blog-entry-628.html

 

この美しい遺稿文はルーの里親からです。

「お腹に大きな腫瘍ができて骨と皮になっていた老犬ルーに出会ったとき、
私は15年間の動物の世話で、そろそろ自分自身にも休憩が必要だと思っていたところでした。
正直言って私は病気の保護老犬を
死ぬまで世話をする経済的余裕があるのか、そもそも看取りたいのか、まったく自信がありませんでした。

しかしすぐに何とかしなければならないというのはわかっていましたので、
ミスター・モー・プロジェクトという団体の助けを借りて、ルーをひきとり、手術を受けさせました。
体重も増え、少しずつ元気がでてきました。

ルーはもともと走り回る活発な犬ではないので、
ぱっと見にはわからないと思いますが、本当に幸せになったと確信しています。

もうひもじい思いをしなくてもよい。

自分の糞尿の上で寝なくてもよい。
腫瘍の痛みがひどく、後ろ足をあげたまま寝るに寝れなかった夜を 過ごさなくてもよいのです。

そして何より、愛されなかったという思いを持ってこの世を出ていかなくてもよいのです。

ひきとってからのルーの人生はとてもシンプルでした。
草を食むのが好きで、時々釣った小魚。たいていは寝ていました。
気持ちの良いベッドと安全なところが 彼女にとってとても大切なものだったと思います。

しかし群を抜いて好きだったことは一緒に丸まってテレビを見ること。
私の膝の中にもぐりこみ、頭を私の胸にもたせかけ、ただ私と一緒にいること。

それだけです、それ以上は何も求めませんでした。
ガンは非常に進行が早いものでしたが、痛みをとり、幸せな最期の日々を送らせることが私の願いでした。

本当に悲しいことですが、本日、ルーは病との闘いに敗れ、虹の橋へ逝ってしまいました。
私が一生かかっても返せないほどの沢山のものを残して」

 

 

 

今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。


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忘れないで下さい、私は野良犬だったことを

 

 

 

とうさんが庭仕事をしていますので、フィリオは残されたとうさんのスリッパを抱えて、

ずーっと庭を眺めています。もう目も見えず耳も聞こえないのですが、

とうさんの居るところはよくわかっています。

 

 

アタチ、あんな寒いところにはいません。

だって、とうさんは必ず戻ってくるって知ってるもん。

にいたん、馬鹿ねえ

 

 

 

痩せっぽちの、見るもの聞くもの全てが怖い、散歩などしたこともなく、

お水を飲むことさえ知らなかったショコラは、

5年が過ぎた今、伸び伸びと明るい、懐っこい子に変身しました。

家族を愛し、家族に愛され、穏やかなお婆さん犬生を暮らしています。

あんなにおどおどして震えていたのに、今や少々威張ってもいます。

 

確かに時間はかかるでしょう。

でも、かあさんは保証します。

犬は、愛すれば必ず懐いてくれる生きものです。

どうぞ、あなたも保護犬の選択を。

 

写真は

Westies United - Murphy and Dakota's Page

よりお借りしました。

 

 

「弥生、スコットランドはエジンバラ発!」さんのブログよりご紹介します。

いつも転載させて頂きまして、ありがとうございます。字は転載です。

カテゴリ:保健所の動物のこと

忘れないで下さい、私は野良犬だったことを

https://scotyakko.exblog.jp/24687893/

 

 

いま、わたしはあなたのもとにやって来ました
なにもかもが変な感じで、わたしは居心地がよくありません

もしも、わたしが新しいバスケットで眠らなくても
いらいらしないでください
昨日、わたしは枯れた草の上で眠ったんです

もしも、わたしが食べ物をひと呑みで食べたとしても
怖がらないでください
昨日、わたしは生きるために、そうしなくてはならなかったんです

もしも、わたしが家の中でオシッコをしても
怒らないでください
昨日、そんなことはどうでも良かったんです

もしも、わたしが愛情にあふれるあなたの手を怖がっても
悲しまないでください
昨日、誰かの愛撫なんて、それはもう珍しいことだったんです

わたしのことは、忍耐強くみてください
それは、あなたの世界だけれど まだ、わたしの世界ではないんです

もしも
わたしが、あなたを信じたならば
わたしは、わたしの最高のおくりもの、わたしの心を、あなたにあげます


どうか 忘れないでいて
わたしは、野良犬だったということを


(英文を、私なりに訳させて頂きました)
追加するべく言葉は … 見つかりません。   

 

 

時間は必要ですが、忍耐は必ず実ることを、かあさんは知っています。

今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。

 


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飼い主による放棄

2018/11/28の拙ブログを、のりとはさみで手抜きです。

いつも申し訳ないと思っておりますが、よろしかったらお目を汚して下さいませ。

 

2018-11-28 12:34:42

飼い主による放棄

テーマ:犬たちへの思い

愛読書 「犬はあなたをこう見ている」 最新の動物行動学でわかる犬の心理・ジョン・ブラッドショー著 に、

こんな興味深い実験が書いてありました。

7~9歳の雑種の犬8頭は、生後8週間からずっとそれぞれ兄弟でペアになって、犬舎で暮らしていましたが、

いずれも人間によく慣れており、一人の世話係がずっと面倒を見てきたので、

その人物は一般の家庭における「飼い主」の立場でした。

各ペアを4時間別々に離しても、残された片割れは行動にほとんど変わりがなかったけれど、

犬達を一緒に知らない犬舎に移すと、彼等は動揺して、ストレスホルモンの量が50%増加しました。

彼等2頭の絆だけでは、テリトリーを離れた不安を払拭できなかったけれど、

世話係が傍に来ると、ストレスホルモン・コルチゾールの量が正常値近くに落ち着いたのでした。

これらの犬は生まれてからずっと一緒に暮らしてきたにもかかわらず、

兄弟より世話係につよい愛着を持っているかのように行動したのです。

又、彼等は慣れたテリトリーにいる安心感より、人間への愛着の方が強かったともいえます。

このように犬は飼い慣らしを通し、人間と犬の両方を社会的パートナーとして受け入れられる能力に加え、

いつでも新しい「家族」の結びつきを作れる、社会的柔軟性を持っています。

 

かあさんが申し上げたいのは、このように人間(飼い主)を深く愛する犬が、

突然見知らぬ場所に捨てられた時のショックは、如何程のものか、ということです。

犬を捨てることは、死んでもかまわないという意志ですから残酷な身勝手ですが、

むしろもっと残酷なのは、この一途で純粋な犬の愛情を裏切り、

ストレス(哀しみ、絶望、それでも待ち続ける心)のどん底に落とすことではないかと思うのです。

 

 

 

昨夜の子供達です。

 

 

ショコちゃん、いいなあ・・・と、ずりずり近づくフィリオ。

 

かくして、平和に夜は更けました。

 

 

写真は

Westies United - Murphy and Dakota's Page

さんよりお借りしました。

 

 

「弥生、スコットランドはエジンバラ発!」さんのブログよりご紹介します。

いつも転載させて頂きまして、ありがとうございます。字は転載です。

カテゴリ:保健所の動物のこと

飼い主による放棄

https://scotyakko.exblog.jp/24793771/

 

 

 あなたの犬は
 愛情深い家族にアダプトされるとでも 思いましたか?


 今一度、考えてください

 そんなチャンスは、100に1つです
 それでも、あなたは あなたの犬が、安楽死のリストに並ぶのを好ましく思いますか?
(英文を私なりに訳させて頂きました)

これは多分、合衆国での言葉です。
日本では、安楽死ではありません。
日本は今もなお、ガスによる集団、窒息死の強制です。    

 

 

 

 

 

今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。