フィリオとショコラのちいさなおうち -10ページ目

置き去りにされた動物たち

 

2020-09-23 13:49:42

置き去りにされた動物たち

テーマ:動物達への想い

 

 

 

フィリオは耳がほとんど聞こえなくなり、白内障も歳なりに進んできました。

車の音が聞こえにくいので、大好きなお散歩も、交通量の多い道はカートに乗せることが増えました。

住み慣れた家の中では、彼は特に不自由がないように見えますが、実は不便をしているのはかあさんです。

特に躾をしたわけでもないのですが、彼には毎日たくさん話しかけ、たくさん言い聞かせて暮らしてきました。

そのお蔭か、彼はかあさんの言うことは大概は理解してくれて、かあさんのお願いに沿ってくれるので、

私達はなんの不便もなかったのです。

耳が聞こえにくくなったとたん、かあさんの遠隔操作が効かなくなりました。

もしかして、聞こえないふり?と疑いましたが、本当に聞こえていないようです。

でも、耳が遠くなって良いこともあります。

あんなに怖かった雷がへっちゃらになりましたし、雑音がないので、とても深く眠ります。

(チッコは漏れますけど・・・)

年を取るということは少し不便ではありますが、悲しい事ではありません。

もともと優しい子がますます優しく穏やかになり、日溜まりの茶飲み友達のように、私達は暮らしています。

 

 

 

ショコラは左目が全く見えませんし、右目の白内障も進んできました。

耳は聞こえていますが、声帯をつぶされていますので、声は出せません。

老人性の難聴がもっと進めば、見えない、聞こえない、話せないの三重苦です。

ヘレンケラーみたい。

でも、この方も、穏やかに優しい日々を暮らしています。

撫でてもらえれば嬉しく、美味しいものが貰えれば嬉しい日々、

何ごとも憂えず、これ以上のことを何も求めずに。

 

君たちは、えらいねえ!

 

 

 

犬達にとって、家族である事はとても重要。

もしあなたが、彼らをあなたの家庭に招き入れ、

家族のように愛することが出来ないのなら、

犬を飼うべきではない。

訳:フィーママ

映像は  iHeartDogs.com

さんよりお借りしました。

 

 

 

 

 

FBより、Animal Rights Center   

さんの投稿記事をご紹介します。字は転載です。

犬と猫に対する動物取扱業への飼養基準は、今回大幅に改善され、とても嬉しく思いますが、

それ以外の畜産動物や、動物園やサーカスなどに居る動物たちへの飼養基準は、

見直しの予定がないそうです。どうぞ、彼らにも救いの手を。

 

 

コンクリートの床、彼女はホコリとチリをかき集めて、自分の体にかけていました。
On the concrete floor, she was gathering dust and dirt, and showering with it.
彼女は47年一人。 She's been alone for 47 years. 🇬🇧👇
社会性のある動物に、その社会性を発揮させないことは拷問です。

この虐待が解決できないのは飼養基準がないからです。

 

#置き去りにされた動物たち

今の動物取扱業の規制では、このような異常行動すら改善させることができませんでした。
「第一種動物取扱業者が遵守すべき動物の管理の方法等の細目」をそのまま飼養基準にコピペでは、

このような虐待をなくすことができません。
環境省は犬猫以外の飼養基準は後回しにするそうです。

同じように救えなかった、または救いたくても救えない犬猫以外の動物たちの状況を知っていたら、

#置き去りにされた動物たち のタグを付けてSNSで発信してください。
https://arcj.org/…/ent…/2020-compassionate-for-animals-week/

It is torture to prohibit social animals from exercising their sociability.

This abuse cannot be resolved because no rearing standards exist.
#AnimalsLeftBehind

Current regulations on the animal handling industry have not been able to improve even such abnormal behavior.
This kind of abuse cannot be eliminated by simply copying & pasting the "details of animal management methods to be complied with by first-class animal handlers".
The Ministry of the Environment says that rearing standards other than dogs and cats will be postponed.

If you know of situations of animals other than dogs and cats who could not be saved,

 even if you wanted to save them, please post on social media with the tag #AnimalsLeftBehind.

 

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犬の聖歌

 

 

2017-09-22 12:46:15

犬の聖歌

テーマ:ブログ

 

 

『ザ 水道屋別館』 さんの投稿をご紹介します。青字は転載です。

 

『ザ 水道屋別館』さんが写真をシェアしました。

《《9/20-9/26は 全国動物愛護週間です》》

過去にこちらで書いたものですが あらためて、掲載しました。

 

犬を迎える時期、きっかけはどうであれ、

ひとたび貴方を貴方達家族を 「家族」と犬が認識したら・・・

彼らにとって貴方はもちろん、
貴方が共に暮らす家族は「自分の全て、全世界だ」 そんな風に犬達は考えます。

仔犬から迎えても、成犬を迎えても、10歳を超えたハイシニアを迎えても

共に暮らす時間が長くても短くても 彼らにとって 「あなたが全て」です。

秋以降になると、やはりペットを迎えたい気持ちが高まるようです。

どこから迎えたとしても 犬達が寄せる忠誠・信義に応えて欲しい・・・

犬の愛に嘘は無い

26日まで全国動物愛護週間です!

 

 

『ザ 水道屋別館』

 「犬の聖歌」ーー作者不詳

『愛情をかけて育てた我が子も深い親の愛を すっかり忘れてしまうかもしれない。
あなたが心から信頼してる最も身近な愛する人も その忠節を 翻すかもしれない。

富はいつか失われるかもしれない。
最も必要とする時に、あなたの手にあるとは限らない。
名声はたった一つの思慮に欠けた行為によって 瞬時に地に堕ちてしまうこともあるでしょう。

成功に輝いてるときは、ひざまずいて敬ってくれたものが
失敗の暗雲があなたの頭上をくもらせた途端に豹変し、悪意の石つぶてを投げつけるかもしれない。

こんな利己的な世の中で決して貴方を裏切らず 恩知らずでも不誠実でもない絶対不変の唯一の友は

「あなたの犬なのです」』

 

それでも迷子にしますか?
それでも寒い冬に外で飼い続けますか?

 

 

 

今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。

 


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神様もそうだと思う

 

 

 

2020-09-21 13:44:53

神様もそうだと思う

テーマ:犬たちへの思い

 

 

 

とうさんは、ベッドルームと廊下をつなぐドアの、わずか15cmの段差がきつくなった子供達の為に、

まず階段を2種類作ってくれましたが、どちらも何故か却下され、

諦めずに今度はスロープを制作してくれました。

さて、今回は使って貰えるかどうか?

失敗

大成功

 

初めはスロープの前で逡巡する子供達。

     

 

便利さがわかり、跳ぶように、行ったり来たりするフィリオ。

     

 

まだ疑って、エンスト中のショコラ

 

おかげさまで大成功。

今では、二頭ともラクラク行ったり来たりをしております。

とうさん、ありがとう!

 

 

 

 

新郎は、結婚式に最高の相棒を得ました。

素晴らしい結婚式写真の一枚です。

訳:フィーママ

映像は  iHeartDogs.com

よりお借りしました。

 

 

 

 

 

「私に何の関係があるというのだ」さんのブログよりご紹介します。字は転載です。

お変わりなくいらっしゃいますか?いつも転載させていただき、ありがとうございます。

 

今日の虹の橋はいつもと違う。寒くて曇っている。
新しく来た犬はとまどっていた。
しかし長くいる動物たちは今日の日が何だか知っている。
誰かが橋にやってくる日なのだ。
仲間や飼い主を待っている動物たちは今日を待ちわびて
橋が見渡せる場所に並んで待っている。

まもなく年取った犬がやってくるのが見えた。
うつむき、尻尾も垂れている。
待っていた動物たちは彼のストーリーがすぐわかった。
何度も何度も起こっているからだ。

年取った犬はゆっくり近づいてきた。
心身とも傷ついているのは明らかだ。
虹の橋にくると若さと健康を取り戻し生き生きとするのだが、この犬は元気になる様子がない。

橋のたもとにきた老犬はあちら側にいる動物たちを見て、
自分も橋を渡り切れば、幸せになると信じていた。
ああ、しかし橋を渡ろうとするとエンジェルからさえぎられるのだ。

「ごめんね、あなたはここを渡れないの。
ここは飼い主といつか会える動物たちだけが渡ることができるの」

どこにも行くところがない老犬は 橋の前にある広場に眼を向けた。
そこには自分と同じような よろよろした動物たちが集まっている。
彼らは横たわり、虹の橋を見つめているだけだった。

新しく来た犬は何が起こっているのかわからなかった。
そこで長くいる動物に聞くと、

「あの犬は保護犬なんだよ。
毛が擦り切れ、目もかすんだ老犬になったときにやっと保護された。
残念なことにとうとう最後まで新しい飼い主が見つからず、
保護をした人たちに見送られて地上から去っていった。
虹の橋を渡るときに一緒に歩いてくれる家族がいないんだ」

「じゃあこの動物たちはどうなるの?」
彼がこの答えを聞く前に、突然暗雲が切れ、どんよりした空気が爽やかになった。
一人の人間がやってくるのが見えた。
その人は年取って傷ついた動物たちに金の光を与え、
動物たちはみんな若く健康になった、一番良かったときのように。


「見ててごらん」

元気になった動物たちが 彼の後ろについて虹の橋を一緒に渡っていくではないか。

"「何が起こったの?」

あの人は地上で動物たちを保護していた人だよ。
あの人に家族を見つけてもらた保護動物たちは 家族のだれかが来ると虹の橋を一緒に渡れるんだ。

そして彼には天国で最後の救助の仕事が待っている。
地上で家族を見つけられなかった動物たちを連れて虹の橋を渡ること」

「僕は動物を保護する人は好きだ」と犬は言った。
「神様もそうだと思うよ」が答えだった。


作者不明
オリジナル英語
 
 

 

今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。

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子豚を育てる保護犬

 

2017-09-20 12:30:27

子豚を育てる保護犬

テーマ:犬達への想い

 

萩の花が咲きました。

もうすぐ秋のお彼岸ですね。

空が高く鱗雲が流れ、日暮れが早くなって、お散歩が楽しい季節になりました。

 

 

アリスの会スタッフブログさんより、写真をお借りしました。

https://ameblo.jp/alis1993/

 

アトラス 2017年9月17日永眠

 

 

FBより、 Petfun さんの投稿をシェアします。青字は転載です。
この美しい物語は、犬が信じられないほど心優しい動物であることを改めて証明しています。
8頭の衰弱した子豚のお世話をするのは、迷子犬として保護されたボクサー犬http://petfun.jp/dogs/34102/

このボクサー犬は、彼女自身が彷徨っていた子であったにかかわらず、強い愛情で子豚を育てました。

彼女は母乳まで出たのです。

異種の動物達がこんなに愛し合えるのに、人類は何故、異人種間の抗争を起こすのでしょうか?

記事の内容は上記リンクをご覧ください。

– 出典 – boredpanda

 

今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。

 


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幸せな犬とみじめな犬の間にあるライン

 

 

2018-09-19 13:37:18

幸せな犬とみじめな犬の間にあるライン

テーマ:犬たちへの思い

 

動物病院で隣り合わせた方に、ギョッとするお話を伺いました。

その方のご近所に、ウエスティを番犬として外で繋ぎ飼いされているおうちがあって、

この酷暑の夏も豪雨の日も放置されたままだったそうです。

ちょっと待って、ウエスティは外飼いには適さない犬種でしょう。

いくら元狩猟犬といえ、今は小型の愛玩犬です。

皮膚アレルギーの犬種遺伝病があって、フィリオなどちょっと濡れただけで皮膚炎になります。

「元気いっぱいでワンワン吠え続けるので、飼い主は本気蹴りや平手打ちで黙らせるのだけれど、

上手く逃げて大事には至らないのよ」と、隣席の方は笑いながら話されましたが、これも笑えません。

「あんまり元気で病院には行ったことがないらしいわ」・・・えぇー、フィラリアの薬はどうしているのでしょう。

もし外飼いでフィラリア予防をしなかったら、陽性になるのは目に見えています。

「もしかしたら虐待かもしれないから、保健所に電話されて適正飼育かどうか指導して貰って下さい。

あなたのお名前は伏せて貰えますから。」

かあさんはやっとその方の住所を聞き出して、最寄の保健所を教えましたが、さてどうなりましたことやら。

いろいろな方がおられ、いろいろな飼い方をされておられるのですね。

かあさんには虐待と思われる扱いですが、その子は飼い主さんにとても懐いているのだそうです。

 

 

    

 

 

 

 

 

「私に何の関係があるというのだ」さんのブログより、

かあさんが胸打たれた記事をご紹介するシリーズの、第3弾です。

かあさんの個人的好みを、勝手にシリーズと称しています。

いつも転載させて頂きありがとうございます。青字は転載です。

 

幸せな犬とみじめな犬の間にあるライン

http://catsanddogs75.blog136.fc2.com/blog-entry-723.html

 

単なるファッションの好みで殺される。
食べるかもしれない食事のために殺される。
狩りのスリルを味わうためだけに殺される。
劣悪環境で繁殖させられ、店で売られ、虐待され、捨てられる。
商品の実験のために焼かれ、目も見えなくなる

 

 

私の涙を一番早く受け止めてくれた耳だった

 

 

シェルターから動物を一匹引き取ると二匹救ったことになる。
引き取った動物と 今度その場所に新しく入ってくるもう一匹の動物と。
すごくて楽しい

 

 

動物虐待を見るにつけ、なんで誰かが何かやらないんだと思っていたけど、その誰かってオレだったんだよな

 

 

幸せな犬とみじめな犬の間には細いラインがある。
それを鎖と呼ぶ。
犬を家の中にいれたくないとしたら、あなたは本当は犬が欲しい人ではないのであろう

 

 

 

今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。


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動物達の命が滑り落ちていくのを見ればよい

 

 

お蔭様でフィリオは、肝臓癌やその肺転移、余命宣告を受けたことなども、

みじんも感じさせないほど穏やかに、いつもどおりに、日々を暮らせています。

動物は、過去や未来を憂えたり、先の心配をしたりしません。

ただその日その時を受け止めて、楽しいと感じ、幸せと思い、嬉しいと感じて暮らしています。

フィリオ、君は本当に見上げた奴で、かあさんは学ことが一杯だよ。

 

病気が後押しするのか老化は急激に進み、足腰は心もとなく寝てばかりですが、

進行癌の辛い症状はまだ出ていませんので、

なんとか苦痛につかまる前に老衰を全うしてほしいと、かあさんは祈る心地です。

 

今朝の子供達です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018-09-18 12:53:42

の記事のリブログです。リブログばかりでお茶を濁しております。申し訳ございません。

動物達の命が滑り落ちていくのを見ればよい

「私に何の関係があるというのだ」さんのブログより、
先回に続き、特に胸に響いた記事をご紹介させて頂いております。再度の転載になります。

いつもありがとうございます。青字は転載です。

 

動物達の命が滑り落ちていくのを見ればよい

http://catsanddogs75.blog136.fc2.com/blog-entry-503.html

 

オリジナル・ソースがわかりませんが、
アメリカの犬猫収容所(レスキュー・センターではありません)所長からのメッセージです。
アメリカだけではなく、全世界へのメッセージとしてご紹介させてください。


シェルター内部の状況をあなたがたにお知らせし、
社会がどれだけ大きな目覚まし時計が必要か考えていただきたいと思う。

まず最初に言いたいことは、
ペットを放棄した人たちはシェルターの中に一日いて、
悲しく混乱している動物たちの命が滑り落ちていくのを見ればよいのである。

シェルター・システムに入ると、90%の犬はもはや歩いて表玄関を出ることはない。
裏から出るだけである。純血種だとしても同じだ。
飼育放棄でシェルターにつれてこられる犬、野良犬の25%は純血種である。

もっとも多い言い訳は
「引越しするのでペットを連れていけない」
本当ですか?新しい家はペットはだめなのですか?


あるいは 「犬が思ったより大きかった」
本当ですか?ジャーマン・シェパードがどのくらいの大きさだと思っていたのですか?

「世話をする時間がない」 
本当ですか?私は一日10時間から12時間働いていますが, まだ6匹の犬の世話をすることができますよ。

「このペットの新しい家をみつけるのはストレスだ。
あなたたちだと里親を見つけてくれるとわかっている。このこは良い子だから」
新しい飼い主が見つかる可能性は低い。
あなたの探すストレスは、ペットが味わうストレスに比較して何だと言うのですか。

あなたが今連れてきたペットは72時間しか時間はない。
シェルターが混んでなければ、もう少し長くいられるかもしれない。
しかし健康な犬猫に限る。くしゃみをすれば、すぐ殺戮処分。

あなたのペットは小さい混み合った檻の中で、他の動物たちの吠え声や鳴き声を聞きながら過ごす。
食べる場所、寝る場所と糞尿は同じ場所である。
恐怖と混乱の中で、あなたを呼び続ける
もしボランティアがいれば、散歩に連れていってもらえるかもしれない。
もしいなければ、えさを檻の下に突っ込まれるだけで、あとはホースで消毒液をまく人間と接するだけ。

もしあなたの犬が怖い種類の犬だったら(ピット・ブル、ロットワイヤー、マスティフなど)
あなたがシェルターを出たとたん、殺戮処分室へ連れていかれる。

もしあなたの猫が怖がりで、人懐っこくもなければ、あるいは風邪をひいていれば
(ほとんどの猫がそうである)すぐ処分される。

どんなに可愛くてもどんなに行儀がよくても、72時間以内に見つからなければ、
シェルターはすぐ満杯になり、処分される。譲渡などほとんどない。

可愛がられてきた犬でもたいていは一週間で攻撃的になる。
性格の優しい犬でもこの状況下では歯をむくようになる。

あなたのペットが幸運にもいろいろな難関を通りぬけたとしても、
ケンネル咳や気管支炎を起こしたらまたそこで殺戮処分の対象になる。
シェルターは殺戮一匹一匹につき料金が入ることになっているので、
獣医に見せてお金を使うよりは、安楽死料金の収入を得たほうがよいに決まっている。

さてここで誰も見たことのない 完璧に健康な動物を殺戮処分する麻酔の話をしよう。
あなたのペットはリードをつけられ、犬舎の外へ連れ出される。
いつもそうだが、散歩に連れていってもらえると思って嬉しそうに尻尾をふる。
「部屋」につれていかれるまでは。

そこで部屋に入るのを全力で抵抗する。死の匂いがするに違いない。
そこに残っている悲しい魂を感じるに違いない。奇妙だが、本当に一匹残らずそうなるのだ。

あなたの猫や犬はシェルターのスタッフ一人か二人がかりで押さえつけられる。
スタッフの数は動物の大きさや怖がり方によって違う。
そして麻酔係は(獣医ではない)動物の前足の血管を捜し、ピンクと呼ばれる薬を致死量投入する。
まずペットは押さえつけられたりひっぱられたりしたため、パニックになる。
足から針が飛び出して血だらけになり、

耳をつんざくような叫び声とともに暴れまわったのを何度も見たことがある。
あなたが想像しているように眠るように逝くことはない。痙攣する。あえぎ、糞尿する。

よろしいか。シェルターは従業員に給料を払わなければならない。
取締役というのもあって彼らも給料が必要である。
結果的に、経費節減を余儀なくされ、

致死量の麻酔薬を打つ前にトランキライザーを与える金など捻出できないのだ。
致死量の薬を直接血管に打ち込み、死ぬまで苦しませるだけである。
ビジネスの利益を考えなければ、もっと人道的に処分することが可能だ。
ライセンスをもった獣医を雇い、動物たちの意識をリラックスさせた上で
殺戮処分にいたらせることができる。しかしこれには金が必要である。

収容所は動物にとって正しいことをやる事が目的ではなく、自分たちに都合の良い事をやっているだけだ。
そうすれば金を作り続けることができるからね。

最後にあなたのペットの死体は他の動物たちと一緒に冷凍庫に詰まれ、ゴミ収集を待つ。
そして次は?火葬されるのか?ゴミとして処理されるのか?ペットフードになるのか?
学校の実験に使われるのか?

あなたは決してわからないであろ。頭によぎることさえないだろう。
結局たかが動物のことであり、代わりはいつだって買える。そうでしょ?

まだ鼓動する心臓を持ち合わせ、この記事を読んで涙があふれ、
写真が頭から離れない人たちがいてくれることを望む。
私はこれを毎日やっているのだ。自分の仕事を憎んでいる。
こういうことが存在していることを憎む。
そしてあなた方が何とかして変えようと、子供たちや一般の人たちに教育していこうとしない限り
これは永遠に続くということを憎む。

調べてみてください。
ペットを飼う前に あなたが関わろうとしている世界がどういうものなのか
正確に把握してください。繁殖もやめてください。
動物は使い捨てではない。

しかし今はそうなっているじゃないですか。

 

 

 

今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。


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”「蛇口」”

 

 

 

”共に生きること”

 

 

”メインプレーヤーは誰?”

 

返せといわれてもお返しできませんので

 

 

秋めいて参りました。

日中の陽射しはまだ夏のものですが、朝夕の散歩は随分涼しくなりました。

我が家の小さな庭の、小さな秋です。

 

 

お蔭様でフィリオは、困った症状も出ず、穏やかに過ごせています。

病気が後押しするのか、老化は随分進みましたけれど、

いつもと同じ優しいまなざしで、もう見えなくなった瞳で、

かあさんを見つめてくれます。

 

 

 

何人かの人達は、動物と話すやり方を理解できないんだ。

いいともさ、

動物の方は理解できるんだからね。

(訳:フィーママ)

 

映像は

Westies United - Murphy and Dakota's Page

さんよりお借りしました。

 

 

 

 

「私に何の関係があるというのだ」さんのブログよりご紹介します。

2回目か3回目になるかもしれませんが、とても心に残ったいくつかの記事の内の一つです。

そして、「ただ文章だけでも人の心に届くメッセージがある」のポリシーは、かあさんの価値観と同じです。

いつも転載させて頂きありがとうございます。青字は転載です。

 

お返しすることはできません

http://catsanddogs75.blog136.fc2.com/blog-entry-468.html

 

Yahoo UK 2014年「虐待された犬の飼い主の手紙」の記事を訳させていただきました。

2011年2月9日、あなたがキャサリン・ストリート20番地から強制退去させられた時、
置き去りにされたあなたの老犬のレッド・ピットブルは

そのまま保健所に連れて行かれ殺処分を待つことになりました。
恐ろしくやせこけ、皮膚病にかかり、出産を繰り返しぼろぼろの状態でした。
傷口から見ても帝王切開などの処置も施された様子はなく、保健所による推定年令は12歳くらいでした。
顔は不均衡にゆがみ、耳と頭にタバコの火の跡数箇所ありました。

あなた自身も追い出されるという憂き目に遭い、
ハードな時間を過ごしていたようですが改善されるよう願っています。
あなたがこの手紙を目にすることはおそらくないと思いますが、
私があなたの犬をひきとり、その犬はとても元気だということをお知らせしたかったのです。

保健所は発見場所にちなんで犬にキャシーと言う名前をつけました。
あまりの激やせぶりに動物虐待調査課にまわされ、終わり次第すぐ殺処分のリストに載せられました。
虐待の調査を受け、すぐ殺されるというのは矛盾しているようですが、

動物管理課においては日常茶飯事のことです。
レスキュー・センターは老犬が好きで キャシーの小さなゆがんだ顔が気に入った私のために

キャシーをひきとってくれ、北にある我が家に送り届けてくれました。

体重も増え、皮膚も治ってきました。
毛は輝きを取り戻し、タバコの跡も見えなくなったのですよ。
不妊去勢手術もし(生涯産み続けていたので、ホルモン異常になっておりました)
私の小さい娘や先住犬2匹ととてもうまくやっています。

キャシーは水泳が好きだということもわかりました。
ボールや棒をとりにいくのも大好きです。
もしキャシーが2011年の段階で12歳であれば、今は15歳のはずです。
しかし長い散歩をし、泳ぎ、くたくたになるまで海辺でボールをとってくるキャシーの姿を見るにつけ、

本当に15歳なのかと考えます。

キャシーの犬種はあまり人気がありませんが、ピットブルが嫌いな人たちでさえも、
喜んで尻尾をふるキャシーを見ると立ち止まって頭をなでてくれます。
ピットブルの大使ですね

太陽の光を浴びながら寝るのがお気に入りです。
散歩や水泳が本当に好きなので、一歩一歩踏み出すそのたびに尻尾を振るのでおかしくてたまりません。

これを書いている私の横でキャシーは鼻をならしながら寝ています。
あなたの犬は本当にすごい犬です。皆から愛されています。
この3年間彼女といることでどれだけ幸せをもらったことでしょう。
あなたがこの手紙をもし目にするようなことがあれば、彼女の年を教えてください。

そして前はどんな名前で呼ばれていたかも。

近々小さい腫瘍を取り除くために乳房手術をする予定なので、無事に終わるように祈ってください。
残念なことに不妊去勢手術をしていなかったり、あまりに多く出産させると乳癌になりやすいのです。
キャシーの腫瘍は乳癌です。けれど心配しないでください。
獣医が早期の段階で見つけてくれたので 

キャシーはこれからも長い間私たちと一緒に 幸せな日々を送ることができると思っています。
キャシーは本当に本当に良い子です。

追伸
返せといわれてもお返しできませんので

 

 

                         yahoo uk news
                         写真もそこから転載

動物への虐待防止をアピールする手段として 残酷な映像や画像を見せる方法があります。
それはそれで効果的だと思いますが、私は「勘弁してください」派です。
それ関連のFBやツィッターを開くたびに心が消耗していくので
最近は足が遠いのてしまう私を弱虫だと笑ってください。
ただ文章だけでも人の心に届くメッセージがあること
そしてそれはそれはポジティブな力を与えてくれるのです。

 

 

今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。


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