幸せな犬とみじめな犬の間にあるライン | フィリオとショコラのちいさなおうち

幸せな犬とみじめな犬の間にあるライン

動物病院で隣り合わせた方に、ギョッとするお話を伺いました。

その方のご近所に、ウエスティを番犬として外で繋ぎ飼いされているおうちがあって、

この酷暑の夏も豪雨の日も放置されたままだったそうです。

ちょっと待って、ウエスティは外飼いには適さない犬種でしょう。

いくら元狩猟犬といえ、今は小型の愛玩犬です。

皮膚アレルギーの犬種遺伝病があって、フィリオなどちょっと濡れただけで皮膚炎になります。

「元気いっぱいでワンワン吠え続けるので、飼い主は本気蹴りや平手打ちで黙らせるのだけれど、

上手く逃げて大事には至らないのよ」と、隣席の方は笑いながら話されましたが、これも笑えません。

「あんまり元気で病院には行ったことがないらしいわ」・・・えぇー、フィラリアの薬はどうしているのでしょう。

もし外飼いでフィラリア予防をしなかったら、陽性になるのは目に見えています。

「もしかしたら虐待かもしれないから、保健所に電話されて適正飼育かどうか指導して貰って下さい。

あなたのお名前は伏せて貰えますから。」

かあさんはやっとその方の住所を聞き出して、最寄の保健所を教えましたが、さてどうなりましたことやら。

いろいろな方がおられ、いろいろな飼い方をされておられるのですね。

かあさんには虐待と思われる扱いですが、その子は飼い主さんにとても懐いているのだそうです。

 

 

    

 

 

 

 

 

「私に何の関係があるというのだ」さんのブログより、

かあさんが胸打たれた記事をご紹介するシリーズの、第3弾です。

かあさんの個人的好みを、勝手にシリーズと称しています。

いつも転載させて頂きありがとうございます。青字は転載です。

 

幸せな犬とみじめな犬の間にあるライン

http://catsanddogs75.blog136.fc2.com/blog-entry-723.html

 

単なるファッションの好みで殺される。
食べるかもしれない食事のために殺される。
狩りのスリルを味わうためだけに殺される。
劣悪環境で繁殖させられ、店で売られ、虐待され、捨てられる。
商品の実験のために焼かれ、目も見えなくなる

 

 

私の涙を一番早く受け止めてくれた耳だった

 

 

シェルターから動物を一匹引き取ると二匹救ったことになる。
引き取った動物と 今度その場所に新しく入ってくるもう一匹の動物と。
すごくて楽しい

 

 

動物虐待を見るにつけ、なんで誰かが何かやらないんだと思っていたけど、その誰かってオレだったんだよな

 

 

幸せな犬とみじめな犬の間には細いラインがある。
それを鎖と呼ぶ。
犬を家の中にいれたくないとしたら、あなたは本当は犬が欲しい人ではないのであろう

 

 

 

今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。


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