おはようございます、ninaです!
昨日の「血の気が引いた子連れ外食」の記事もたくさん読んでいただき、ありがとうございました
思わぬもので、アレルギーが発症。
何があっても、冷静に対処できる母でありたいと改めて思いました。
さて、昨日の続きです。
うどん屋さんで、ミニーナがアレルギー症状を発症した件。
五平餅を食べた5分後、
小さな咳→ひどい咳→
子ども用にもらっていた取り皿(お椀タイプ)に、丸2杯分を吐き戻し。
吐いて落ち着いてはいましたが、
念の為、常に持ち歩いている「抗アレルギー薬」を飲ませました。
原因は、おそらく、五平餅に入っていたクルミ。
ミニーナは、乳アレルギーだし、
負荷試験の際に、他のアレルギーもチェックしていたので、
今回の嘔吐では、すぐにアレルギーを疑いました。
でも、
「アレルギー=ひどい発疹が出る、やたらに痒がる、呼吸困難、急に意識がなくなる」という認識でいると、
鼻水、くしゃみ、咳、頭痛、腹痛、嘔吐など、風邪症状に似たものや、
なんとなく元気がなくなったりするだけの症状は、
意外と見逃しがちかもしれません。
子どもがあえて違和感を訴えないような、
親が少しあれ?と思う程度の、些細な反応だけの場合もあります。
特に、子どものアレルギーを疑っていなかった場合に、
上記の反応が出たら、
「あんなにたくさん食べるから…」と食べ過ぎのせいにするか、
「なんか、体調悪かったのかな?!」と
一過性のものとして、見過ごしてしまうかもしれない、と思い、記事に残しました。
アレルギーを自覚していなかったり、初めて食べるものには、誰にでもアレルギーが出る可能性があることを無視して、
親がいない間やひとりでいる間に、小さな子どもが、知らずにアレルギー源になるものを
大量摂取してしまった時のことを考えるとゾッとしました。
過剰にみなさんの不安を煽りたいわけではなく、
こういうこともあるので、頭の片隅に「親がアレルギーを疑う意識」を少しでも持っていたら、
軽度ですんだり、早めに負荷試験等で克服したりして、子どもが苦しい思いをしなくてもすむな、と思います。
以下は、ナッツアレルギーについて、知ったことのメモです。
これまでは、乳アレルギーほど、ナッツのアレルギーについて重要視していなかった反省点を踏まえ、
覚えておこうと思いました。
興味のある方は、ぜひ頭の片隅に入れておいてください。
自分の子どもがアレルギーではなかったとしても、
大人として、お子さんのお友だちや家族・友人のお子さんと接する際に
知っておくといい知識ではないかなと、思います。
▼近所にあるアレルギー対応のパン屋さんのおかげで
ミニーナも美味しいパンが食べられます!感謝。
今、ナッツのアレルギーが爆増していて、
令和3年度の消費者庁のアレルギー調査によると、
鶏卵・牛乳・小麦に次いで、ナッツは、4番目に多い品目になりました。
ナッツ類アレルギーの内訳は、クルミが約60%、カシューナッツが20%、アーモンドが5%です。
(ピーナッツは、意外と低くてナッツの中でもかなり下位でした。)
クルミのアレルギー症例数が増えたことで、食品表示基準が改正され、
特定原材料にクルミが追加されることになりました。
(2025年4月1日からの完全施行なので、2年間は経過措置期間となり、
完全表示されるわけではないので、パッケージの裏等でしっかりチェックが必要です。)
年齢別の新規発症の食物アレルギーの調査によると、
ナッツ類の発症は、3~6歳が第1位。
特に、クルミやカシューナッツは、微量でも重い症状が出やすいそうなので、
幼い子どもに初めて食べさせる際は、特に注意して与える必要があるそうです。
・「ナッツアレルギー」というものはなく、このナッツ(例えば、クルミ)がNGなどの個別の確認が必要。
・ナッツ類は脂肪を多く含み(不飽和脂肪酸が多い)、ビタミンEも豊富だが、除去により栄養に偏りが出ることはまずない。
・ナッツは、抗原交叉反応があり、科によっては複数のナッツがNGの可能性がある。
(2つ以上のナッツアレルギーを有している子供は60.7%)
クルミ科の「クルミ」と「ペカンナッツ(ピーカンナッツ)」
ウルシ科の「カシューナッツ」と「ピスタチオ」
バラ科の「アーモンド」
カバノキ科の「ヘーゼルナッツ」
サガリバナ科の「ブラジルナッツ」
アオギリ科の「カカオ」
ヤシ科の「ココナッツ」
ナッツは、加工食品や日用品などにも幅広く使用されているので、
外見だけではわかりにくいです。(下記の引用参照)
子どもに食べさせる際や使用させる際には、十分な注意が必要ですね。
クルミ、ペカンナッツ、アーモンドはパン、グラノーラ、チョコレート、クッキー、アイスクリームや洋菓子、
餅などの和菓子、イタリア料理のソース、サラダのトッピング、ドレッシングに使用されることがあります。
アーモンドは、アーモンドパウダー(プードル)、アーモンド炒めなどの中華料理、杏仁豆腐などの食品に使用されています。
ナッツオイル、シロップは使用可能なことがあります。
ナッツは食品だけでなく、スキンケア用品やシャンプーなど幅広く使用されていますので注意が必要です。
クルミアレルギーのミニーナには、今後、
調味料としては、ドレッシング、味噌、そばつゆ、食用油(くるみオイル)に注意しようと思っています。
料理や加工品としては、入っている可能性のある、
サラダ(野菜サラダ、キャロットラペ、ポテトサラダなど)、和えもの、パスタ、きな粉に気をつけます。
五平餅は、二度と頼みません。笑
ますます、外食がしづらくなりました。。。が、
これもまた、子どもの成長の過程だと思い、楽しみます!
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