こんにちは。weedy77です。
今期は久しぶりに複数のアニメを見ています。
今現在はほとんどだいたい5話まで進んでいるかな。
その中から「俺だけレベルアップな件」についてご紹介。
原作云々を除いたマイナスレビューも、プラスレビューも気持ちはわからんではないので、総合してはなかなか評価されないアニメな気がします。
自分は継続視聴するであろうけど、リアルでは人様におすすめしないなあという感想しかないアニメへの複雑な気持ちを成仏させるために、ブログに残しておきます。
我ながらなかなかひねくれています。
この話は原作で日本がチンケな悪役になっていること、名指しでどうしようもない民族と呼ばれていることでも有名で、各所でレビューが酷いことになっていますが、漫画版は日本向けにアレンジしてから公開されており、まあ内容自体はそこまで酷いことにはなっていません。どこの国もヒーローは自分の国から出したいですしネ。悪役は架空の国にしとくと良いぞ、とは思いますけど。
ジャンルはバトルモノ。現代世界にモンスターのいる異空間【ゲート】が登場し、同時に人類も対抗する能力を持つもの【ハンター】が現れ、という展開。その力を得たもののの極めて弱く、普通の人よりは多少丈夫、という程度の主人公がゲート(異空間)の中のダンジョンで死にかけ、【ハンター】ではありえない戦えば戦うほど強くなるレベルアップ能力を得て強くなっていく、というもの。
ストーリー自体に深みはあまりありません。キャラクターの過去を掘り下げたり関係性の変化を楽しむような話ではないです。
なぜレベルアップ能力を得たのか、そもそもゲートとはモンスターとは何なのかという世界の謎に挑んでいく過程で、主人公が死と隣り合わせの戦いに身を投じて圧倒的に強くなる、戦闘のスピード感を楽しむような漫画です。
そういう意味ではどこかで見たような漫画/アニメという評価も嘘ではないですね。
アニメ自体は漫画版に忠実です。最初3話はテンポの悪さを感じてしまい、漫画中盤における爽快感のようなものはありません。主人公の弱さに対する絶望感を印象づけるための演出に終始しています。
ダンジョンの中がメインなので薄暗いシーンが多く、ここで脱落した人は多いかも。
5話の主人公の見た目が突然変わるのは漫画通りなんですが、声も渋めに変わってしまうので漫画版でもあったそんなあっさり周りが受け入れるの!?という違和感がマシマシになっています。
なんかもうちょっとやり方はなかったのかなあ。
自分は漫画版はそれなりに楽しく読んだだけに、悪い部分が濃縮されて感じるアニメは本当にもったいない。
そんなにボロくそ言われるほどのアニメでもないのですが、褒めるところもあまりなく。
別に目新しさだけが良いアニメの条件ではないのですが、今のところ人間模様も動きがないからなあ。